以前は電子工作にハマっていた時期があって、その時はラズパイをいじり倒して遊んでいました。その後は”FlightRadar 24“や”Flight Aware“の航空機トラッキングを24時間稼働したり、”Homebridge“でホームアシスタントのフォローなどをしていました。
そんななか、今年も年末の大掃除 兼 断捨離の季節がやってきたので、家にあるガジェットを総点検する機会がありました。で、気付いたのが古いラズパイで稼働しっぱなしにしてたので、そろそろ動作環境を含めて見直そうということになった次第です。
まずはラズパイ本体をRaspberry Pi 3 Model BからRaspberry Pi 4にリプレース、勿論、OSも最新版にアップデート (実はここが落とし穴でした)
ちなみに、OSや基本設定などは”Raspberry Pi Imager“で超簡単にセットアップできるようになっていました。そうそう昔はコンソール作業で苦労しました。

Imager
FlightRadar 24のFeedアプリは”こちら“のページからImageファイルをダウンロードして”Raspberry Pi Imager“でインストールするだけ。但し、WiFi設定はダウンロードページに書いてある通り、インストール後にファイルの中身を書き換える必要があります。
Flight AwareのFeedアプリも”こちら“のページからImageファイルをダウンロードしてインストールする方式になっています。
実は、今回のラズパイ環境の入れ替え作業で、1台のラズパイにFlightRadar 24とFlight AwareのFeedアプリを同居させる作業にトライしてみました。ChatGPTも、そんなの簡単にできるよ!と言ってくれたので、朝から作業を始めてみたら、これがなかなか難易度が高く、結論を言うと、何とかFlightRadar 24のFeedアプリは手作業でセットアップできたものの、Flight Awareの方は惨敗でした。うまく行かなかった理由は、ラズパイ側のOSが最新過ぎて、各社のライブラリのソースコードではインストール時にエラーになってしまう。それと、Flight Awareに関しては、そもそもImageファイルの提供のみをサポートするようになっていたことです。皆さんも、手作業は労多くして実りが少ないので、Imageファイルで対応するようにして下さい。セットアップ自体は30分ぐらいで完了します。

Screenshot
なんやかんや、想定外に時間がかかってしまいましたが、何とか、FlightRadar 24のFeedアプリを2台のラズパイで運行を再稼働させることができました。なぜ、2台なのか? FlightRadar 24の場合は、Feedデータの収集に協力することで、利用できるサービスが格段に多くなるので、仮に1台が止まってしまっても、Feedデータの収集処理は継続させたいからです。一方、Flight Awareの方は恩恵が殆どなさそうなので、これを機会にFeedデータの収集処理は行わないことにしました。ま、これも断捨離の一環かな?
さて、ラズパイ 2台を常時稼働させる場合、やはり熱問題や埃対策でケースでの運用はした方が良いので、出来るだけ安価だけど良さそうなケースを探してみました。こういうアイテムを探すなら”AllExpress“。1台あたり 991円、2台購入すれば送料無料でした。
アマゾンで販売している”こちら“の製品と同じだと思われます。

AllExpress
1週間ほどで商品が到着、オール金属製で熱伝導性に優れている感じで夏場でもファンは不要かもしれません。

作りも精密で、2台購入しましたが、どちらも隙間なくぴっちりとラズパイを収納できました。

ちなみに、Raspberry Pi 3 Model B、Raspberry Pi Zero W、ラズパイ専用カメラ それぞれ3台のセットで、メルカリで売却完了です。

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