前回トラブった”Time Machin問題“の後は、順調に”UGREEN NASync“が運用できていたのですが、深夜にデスクで作業をしていたら、”UGREEN NASync“のフロントにあるLEDが赤色に!! 何が起きたんだろうと思い、NASyncのログを確認してみたところ、想定外にリブートがかかっていることが分かりました。なかには、システムのアップデートなどで意図的にリブートしてケースはあるので、勿論すべてが異常というわけではありません。

NASync
続いて、通知センターの記録を確認してみると、以下のようなメッセージが数件リストアップされていました。
システムサービス
電源やその他の理由でデバイスが異常にシャットダウンした場合、デバイスが損傷したりデータが失われたりする可能性があります。データの安全を守るために、良好な使用習慣を維持してください。

NASync
前回のように、早速、サポートに問い合わせてみたところ、最初の回答が即戻ってきました。相変わらず、サポートの対応が早いです。
問題の原因をより正確に特定するため、お手数ですが UGREEN NAS の診断情報およびシステムログ のご提供をお願いいたします。以下の手順で取得可能です:
メインメニューより 「サポート」 に移動してください。
「お問い合わせ」 を選択し、「補助ツール」 に進んでください。
「ワンクリック生成」 をクリックし、診断ファイルを生成してください。
ファイルをダウンロードし、こちらにご共有ください。
(操作手順は添付の「Log Steps.jpg」もご参考ください。)また、念のため UPS(無停電電源装置) をNASに接続して、電源供給に起因する問題がないかご確認いただくこともおすすめいたします。
ログ分析結果については、新たな情報が確認でき次第、順次ご連絡いたします。
指示通りに詳細の診断情報とシステムログを返信。
ご提供いただきました資料を基に、ご自身で増設したメモリ”CT16G48C40S5.M8A1 DDR5/4800MHz”が使用されていることが確認されました。
また、ご使用のメモリの型番は弊社製品との互換性が確認されておらず、過去の事例においても多数のお客様より、自動再起動が発生するとの報告をいただいております。
お手数でございますが、NASの電源を切り、ご自身で増設したメモリを取り外し、デフォルトのシステムメモリのみでテストして、問題が再発するかどうかを確認してください。なお、安定した動作を確保するためには、弊社の動作確認済みメモリのご使用を強く推奨いたします。
https://nas.ugreen.jp/pages/compatibility
トラブルの原因はメモリだったようです。マックユーザ的には、ここ何年もメモリの相性問題に悩まされることはなかったので、この手のトラブルがいまだに存在するなんて思ってもみなかった展開でした。
今後、リブートの頻度があまりに多ければ、もともとNASyncに実装されていた8GBのメモリに戻そうと思います。ちなみに、互換リストに掲載されているメモリはどれも高額なので、現状のメモリ使用率からすると、敢えて高額な出費をするほどのことはないだろうという結論です。
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