これまで書斎の無線LANルーターは”TP-Link“社製を使っていました。
一昨年末には、docomoのフレッツ光ルーターとの接続でインターネットが不安定になるというトラブルに遭遇、結果的にはメッシュWiFiに代表されるTP-Link独自の目玉機能の数々が全く使えなくなってしまうアクセスポイントモードに切り替えて現在に至る、といった経緯がありました。日本国内の場合、事実上ブリッジモードは使えないのに、販売ページではそれを説明せずに、実際には使えないメッシュWiFi機能などを大々的に宣伝し、アマゾンでも定番ルーターとして売り続けていることに腹が立ちます。
詳しいトラブルの内容は”TP-Link社製の無線LANルーターのインターネット接続が不安定で困っていた件の原因は二重ルーターでした (2)“をご覧下さい。その後も、インターネット接続が切れてしまったり、WiFi通信の位置情報の取得に大きな遅延が生じたりと、いらつく日々を過ごしていました。
このままだとフラストレーションが溜まる一方なので、アマゾンの新春セールで代替機種を物色した結果、”IODATA“の無線LANルーターを購入することにしました。
無線LANルーターが数あるなかで、こちらの製品を選んだ理由は以下の通りです。
安心の3大保証とファームウェアの自動アップデートというは魅力的ですね。
製品に同封の簡易マニュアルには、ハードウェア的な初期セットアップ、つまりケーブルの接続方法などは記載がありますが、ソフトウェア的なセットアップについての記述がないので、”Magical FInder”というアプリをダウンロードしてセットアップを行う必要があります。
“Magical FInder”はPC, Mac, iPhone, Android版が用意されています。今回はMac版でセットアップを行いました。
アプリを自動後、”更新”ボタンで無線LANルーターの検索を行うのですが、無線LANルーターが見つかりません。”Magical FInder”のオンラインマニュアルを読んでもアプリ画面の概要しか説明がありません。
よくよく考えてみると、Macを無線LANルーターのデフォルトのアクセスポイントに接続してからじゃないと検索できないのかも?と思い、実行してみると正解でした。こういった手順は、やはり簡易マニュアルに記載すべきだと思います。
で、詳細の設定内容の説明は、Web版の詳細ガイドで確認できます。今回はアクセスポイントのSSID名とパスワードを設定するだけですが、ちょっとした注意事項としては、画面の上段に2.4GHzと5GHzの各設定タブがあることです。タブの存在を見落とすと、2.4GHzだけ設定するという凡ミスをしてしまいそうです。
わが家はマンション住まいなので、構造的には平屋建てみたいなものですが、厚い壁に仕切られているのでWiFi信号の到達距離については毎回気になります。幸い、ルーターから最長距離に設置している2.4GHz仕様の端末も問題なく通信できています。全体的に問題なくインターネット接続ができています。まずは良かった!
細かい点ですが、TP-Link製の無線LANルーターでWiFi 6eでMacなどに接続するとセキュリティ面で条件付きというメッセージが表示されていました。今回のIODATA製の無線LANルーターではそういったメッセージが表示されないので、詳しい内容は分かりませんが、ひとまず安心!と思っています。個人的な経験の範囲ではありますが、無線LANルーターに関しては国産メーカーの製品を使っておいた方が何かと無難なのかなあと感じています。
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