“Pebble watch“と言っても、あ!懐かしいなあ!!と思っていくれる人はそう多くないと思います。
遡ること、2012年にKickstarterで登場したのが最初で、メチャメチャざっくり言うと、アップルウォッチよりも2年ほど前に世の中に出たデジタルウォッチです。発売当時は、新しいもの大好き人間たちがこぞって購入、自作のアプリを開発、公開して盛り上がっていました。
とは言え、世の中がアップルウォッチにシフトしたこともあって一旦は姿を消しましたが、2025年までの間、Pebble OSは買収を経て生き残り、つい最近、元の開発者が晴れて再販にこぎ着けて、という経緯があります。
そんなわけで、ガジェット好きなPOOHも、レトロなデジタルウィッチをもう一度腕に着けたくなったので、オリジナルのデザインを踏襲した”Pebble 2 Duo”を購入した次第です。

外見の仕様で新しくなったのは、USB-C仕様のクレードル。

iPhoneを母艦にして、Bluetooth接続でメンテナンスをしたり、ネットワーク接続でデータを受信できたりします。ま、そんなわけで、アップルウォッチを究極にシンプル化したガジェットと思えば良いかと思います。
セットアップやメンテナンスは、専用のiOSアプリで行います。iPhoneとのペアリングはとってもスムースに行えました。

Pebble

Pebble
ファームウェアのアップデートも通知が来るのでタイムリーに行えます。

Pebble
時計の文字盤をお好みで変えられます。ただ、天気予報データなどを扱う文字盤の一部は、アプリ内で使っているAPIが古かったりするので実際には使えない文字盤もあります。いくつか試してみて、使える文字盤を探すのも、結構楽しかったりします。文字盤はオリジナルバージョンを開発する手段も公開されているので、時間が出来たらトライしてみようと思います。こうしてPebbleの基本仕様を説明してみると、やはり2年後に発売されたアップルウォッチのプロトタイプ感を実感できますね。ま、恐らくですが、アップルウォッチを開発する過程で、Pebbleの基本仕様を参考にしたのは間違いないかもしれませんね。
それと、Pebbleはとっても軽いので、カジュアルな街歩きの時とかで、使いたくなるウィッチだと思います。ま、アップルウォッチって、相応に重いので、たまには軽い感触を味わうのも味変ができて良いと思います。
ただ1点だけ注意しておきたいことは、現時点では.バイリンガル仕様にはなっていないので、通知のテキストに日本語が入っているとうまく表示されません。ざっと、使ってみた範囲で気になったのはそのぐらいかなあ。

Pebble



コメント