この手のブログ記事は、例年だと年末にまとめて公開する感じだったのですが、ここ上半期だけで、世の中は怒濤の如く目まぐるしい変化を呈してきたこともあり、年末に1本のブログ記事だけでは個人的に消化し切れないと思い、あくまで個人的な気持ちのはけ口を目的にこのブログ記事を書いています。この記事は思ったことをつらつら書いたスタイルなので、細かく後で見直したりはしていないため誤字や表現がよろしくない箇所があると思います。ちなみに、皆さんと意見を交わしたいという意図は全くありませんので、ま、こんな意見もあるんだなあ、という気持ちでスルーしていただければ幸いです。仮にSNSで炎上させようと思っても、ブログを書いている本人は巷のSNSの記事は一切読んでいないのであしからず。ブログ記事にコメントを書いても、たぶん削除してしまうと思いますので、予めご理解下さい。
確か、昨年末のブログ記事でも同じような内容を話しただけど、日本国内の報道 (主にテレビかなあ?)の内容って、無責任で身勝手なことを言いっ放しのSNSと同じレベルになっちゃっているなあと常々感じています。まあ、百歩譲って、平日の昼間に放送しているワイドショーはその程度でもいいかもしれませんが、NHKをはじめ報道番組だという体で放送しているコンテンツは早急に配信しているコンテンツのクォリティを見直すべきかと思います。正直言ってひどいレベルですよ。
そもそも、あるべき報道番組とは、公平平等な立場で事実のみを正確に伝えることは勿論のこと、いまの日本国民にとって進むべき方向性を忖度なしに示唆し、国民が最優先に考えるべき内容に気付きを与えることがミッションだと思っています。(そのいうことを吟味する目的でコメンテーターとか識者が登場するはずなんですが…) もっと分かりやすく言えば、報道デスクの人格、報道に携わるチームの意志や品格などを背景にした骨太の内容を視聴者に伝えることが大切だと思います。
にも係わらず、最近の報道は、さも自分たちが正義の番人の如く、事件の責任者をあぶり出して鉄槌を下す!というスタンスで報道の内容を操作していますよね。こういう内容にすれば視聴率が上がるはず、という視点で、日本国民の気持ちを煽っているだけだと思います。混とんとしている世界情勢のなかで、いままさに日本という国が一枚岩で強くならなくてはならない時に、国民だれひとり気にしていない政治資金問題などをさぞ選挙の争点 (政治資金問題は国民が最優先に考える問題ではなくて政治家サイドの課題)のように報道を必要以上に繰り返したり、一国の総理大臣を選挙結果の責任の所在だと決めつけたりしています。確かに、いろいろな党が国民の生活に直結するような政策を議論することは悪いことではないですが、財源なき政策を進めても、数年後には国民の負担になって返ってくる、一見聴こえの良い政策ですが、本当に中長期的な視点で政治をしようとしているのかどうか? これは余談ですが、わが家が通っている美容室の美容師さんが「参議院選挙の投票にいった若者に、どういう意図で投票したの?」って訊ねたら「まあ、何となくかなあ…」という調子だったそうです。選挙に投票できる年齢を下げたのも、ここ最近、選挙結果が荒れてしまっている大きな原因のひとつなのかも? 韓国のように、若者の徴兵制を導入することで国家とのアイデンティティを認識してもらうという取り組みが必要かも、1週間ぐらいの期間でもいいので。
何となくですが、、投票行動の分析で有権者の関心事のランキングがおかしくない?というところも最近気になります。新しい有権者層が加わり、選挙の雑音になっているSNS上での無責任な発言数などが急増したことで、これまで積み重ねてきた世論調査とか電話でのアンケート結果って、実態を表せていないのでは?と思わざるを得ません。つまり、世の中の状況の急激な変化に、報道機関の調査が追いついていないことが、結果、ミスリードな報道内容に直結している、という疑念も否定できませんよね。
政治だけではなく、例えばフジテレビのコンプライアンス問題だって、そもそも、ただの芸能人と局の人間の無責任な行動を会社のトップが責任をとったり、CMという収入源を奪い去るような報道を長期間行うことだっておかしな話です。問題を起こした当時、トップの人間が関与していたのであればともかく、後から報告を聞いたトップがコンプライアンスの責任をとるなんて、普通の会社ではありえない振るまいですよね。今回のようなケースでは、コンプライアンスの担当役員が責任をとればいいレベルだと思います。加えて、CMを控えている企業だって、他社のコンプライアンスを批判するほど、健全な経営をしているとは思えないですしね。ま、お互い様なレベルで格好付けているだけだと思います。
そんな一般常識さえ分からない人たちが報道をしているなんて、考えただけで寒気がします。また、最近起こった花火大会の事故にしても、そもそも国民が事故の原因まで事細かく知るべきだと言わんばかりのスタンスで報道をしていることもおかしい。そもそも花火大会の主催者、関係者の人たちは万難を排してトラブルが起きないようにしていた念入りに準備を重ねた結果の出来事なんですから、原因や責任をいつまでも追求する報道なんて不要。そういった過度な報道の結果、いくつかの花火大会は中止を余儀なくされ、大損害を被ることになったはずです。そもそも、花火大会とは、鎮魂の祈りをするための行事なんですから、興味本位で行事に支障をきたすような報道は慎むべきです。このような無責任な報道にいくらでも事案を思い出すわけで、伊東市の市長の話だって、気が済むまで当事者どおしがケンカをすればいいだけの井戸端レベルの話題。そんなくだらない話を公共の電波で報道するなんて品位を疑います。少なくとも有権者の総意で市長になったわけなので、議会や報道がどうこう言う話ではないはず、そうじゃないと思うんだったら、議員を辞職して再選挙でだれが正しいのか有権者の判断を仰いだうえで行動すべき。報道について言えば、そんな時間があるんだったら、ガザ地区やウクライナの現地取材をすべきなのに…
どうか、報道機関の皆さん、いまいちど、いまの日本にとって本当に必要な報道とはどうよう内容なのか、立ち止まって考えてみて下さい。
全世界の事情に詳しいわけじゃないけど、個人的に海外旅行した国での体験をもとにすると、ホテルに大きなテレビは設置してあるけど、日本のようにCM収入などを原資にしてドラマを無料で流している国って随分と減ったように感じます。(日本だけなのかも?) 海外のテレビで観れるコンテンツの多くは、CNNやBBCなどの24時間報道番組 (これらはホテルが視聴料を負担しているのかも)か、自分が契約しているストリーミング作品をツーリストのIDでログインして視聴するスタイルになっていますよね。これまでは、企業からのCM料でコンテンツを制作していましたが、CM料が企業の収益に直結しているかは謎なので、テレビ局とのCM契約は先細り、だったら視聴率に連動したコンテンツをテレビ局自身が制作し配信するというトレンドこそが放送局の収益に寄与するというベクトルが世界の主流なのでは。おそらく、日本国内も遅かれ早かれ、こうしたトレンドが浸透してくるはずですよね。いくつかのテレビ局は、CMと連動したテレビ番組としてだけではなく、ストリーミング会社にもコンテンツを販売し始めています。”全領域異常解決室“とか”ホットスポット“って、オリジナリティ度が高くて完成版も高い、こういう作品をワールドワイドにどんどんストリーミングで配信するといいかも。一方で企業自身の宣伝チャンネルはユーチューブ?ぐらいになってしまい、幅広い年齢層へのマーケティングは困難になるでしょうけどね。
テレビ局ネタの続きで言えば、ビルの上に設置している広告パネルって随分減ったと思いませんか? それと、ビルの外壁に取り付けていた店名のパネルも減りましたよね。広告パネルなどは減った背景としては、企業の収入減、気象変動によるリスク対策、広告のチャンネルの変化などが考えられます。個人的には、都市の景観を改善する意味でも、広告パネルなどは減らしていく方が良いと思います。でも、これって東京あるあるなのかもしれませんが、剥がされた広告パネルの後釜に、インプラントの歯科病院のインチキっぽい広告が乱立する現状は何とかしてほしいなあと、ドライブしている時に常々感じています。あの点の広告って、院長の顔が全面に写っているので、何だか鬱陶しい感じしませんか?
この話題はとりわけ海外旅行や海外出張などで国産のエアラインを利用する場合を前提にしています。ここ数年、ロシア上空の飛行ルートが危険ということで、ヨーロッパ便を中心に12時間とか14時間という長時間フライトを余儀なくされています。そんななか、最近、困っているのは機内のエンターテインメントサービスが目に余るほどに後退していること。昔は、海外便に搭乗すると、封切り前の映画を何本も楽しめたんですが、ここ数年はコスト削減やストリーミングサービスの普及などを背景に、シート前方のスクリーンで楽しめる作品が激減しています。長時間のフライトで、こういったサービス低下は乗客にとって大打撃。”Severance at 30,000 Feet: Award-Winning Apple Originals Now Playing on United“のように、国産のエアラインも抜本的な対策に乗り出さないと他社との差別化に出遅れることになるかも?
つい最近、ふと気が付いたことがあります。そう言えば、今年に入って、WebブラウザのURL入力欄にGoogle検索するキーワードを入力していないんですよね。そうなんですよ、今年に入ってからは、ChatGPTと会話しながらプログラミング作業をしたりする時間が増え、その合間にちょっとした疑問や調べモノをChatGPTに聞いてみる、というスタイルになっていました完全に移行してしまいました。
これまでは、Google検索に限らず、ヒットした検索結果をひとつひとつチェックしながら使えそうな情報を選別するというやり方でしたが、ChatGPTの場合は、多少ミスることもあるけど、大抵の場合は役に立ち答えを一瞬で生成してくれるので、その威力はGoogle検索を軽く凌駕しているレベルだと思います。また、最近、アップデートしたChatGPT 5では、少し考える時間が長くなったけど、ちょっと待った櫂があるほど回答のクォリティが断然向上しています。POOHの場合は、Xcodeと相性抜群のChatGPTを愛用していますが、プログラムの完成度がケタ違い凄くなりました。自分ひとりで、Google検索しながら試行錯誤を繰り返していた日々が、いまとなっては懐かしいほどです。
恐らく、AIの進化はこれからも爆発的に進んでいくはずです。わが家では、有料のChatGPT Plusを契約していますが、月額 3千円で、これだけ優秀なアシスタントを雇えるんですから、まったくもって安い契約金額だと思います。言い過ぎかもしれませんが、人生のレベル?が数段高まった感じがしています。生活レベルが数段豊かになったって言った方がいいかも。
今年になっても、コロナに感染して死亡している人たちがいるって知ってましたか? これから秋に向かっているなかで、コロナに限らず、風邪などへの対策を欠かさないように心がけるのは、大人として当然に姿勢だと思います。
でも、実際には、公共の場で、大きなクシャミを人の顔に向かってしたり、マスクもしていないので咳き込む人たちが思いの外多いと思いませんか?これが個人的な偏見があるかもしれませんが、そういう人たちの多くは、昭和を生きたおじさんたち、そしてインバウンドなアジアの人たちではないでしょうか? とにかく、公共の場では、もっと衛生面に配慮した行動を心がけてほしいなあと、ここ最近思っています。
この話題は一言だけ、ここ最近の日本国内の株価水準って実態を明らかに逸脱していますよね。いまや、マシンで動く高度なプログラムと爆走のネットワークが株取引を支配しているので、日本経済の実態が根拠というよりは、世界情勢の変化をネタにしたマネーゲームの結果ということなのかも?もっとも、機械やプログラムで取引を行う以上、実態経済にフォーカスするよりは、いろいろな経済指標や様々な取引の傾向分析などが取引の判断材料になっているわけだから、実際の国民生活での感覚とはかい離した株価指数が目立つようになってしまったのは仕方がないことなのかも。そんなマネーゲームのなかでは、株取引の板も人間の目では判別が付かないレベルで変化するようになっているはずなので、いち個人が対等に取引できるはずもありません。いずれにしても、一般の個人投資家が生活の合間にやる取引ではなくなってしまったので、わが家では株とは一切係わりがありません。いまはね。
嘗て政権を主導した過去がある立憲民主党 (その当時は党名が少し違っていたかも?)が、その終盤に党内の覇権争うに明け暮れた末に、国民の信頼を完全に失うことになったことを覚えている人いますか?
現在の総理大臣は、外見的にも魅力を感じないし、地味なキャラだし、友だちも少ないので党内での力もない、という印象ばかりが先行している感があるけど、いままさにやるべきこと、例えば関税障壁問題やコメ騒動などにはタイムリーに対応し、完璧ではないけど成果も出しているので、歴代の総理のなかでは仕事をやっている方なんじゃないかなあ。確かに、人物像としての華がないけど、それが原因で選挙に負けたわけじゃないですよね。選挙に勝てない理由は自民党そのものの体質や組織票の希薄化などにあるんじゃなかな? ま、一度、党を解散して新党として出直さないと選挙対策的には効果が期待できないレベルの問題なのかも?
健全な政治のイメージって、確実な多数派による政権運営のもとで、強烈な野党が圧力団体となって政権運用を辛辣に批判し、正すべきことは声を上げて主張する、というイメージですよね。現在の日本の場合は、有象無象な野党が国民受けする政策を前面に打ち出し、自身の人気取りをしているだけ。その結果、政治がなかなか前に進まないので、結果が思うように出てこない。その結果、自民党の人気ばかりが下がっていく、という負の連鎖に陥っているんだと思います。強い日本に返り咲くには、まずは強い政権で政を前に進めていけないと、日本の将来は明るくならないと思います。(そういう基本的構造を若者たちは理解していない気がするなあ) 日本国民が態度を改めるべきは、方向性を誤っている報道やフェイクが蔓延するSNSと、政治あるいは選挙と切り離して、本来正しいベクトルや対応すべき優先課題は何なのか、将来の日本のために直結する政策は何なのかを真剣に考え、行動すべきタイミングに来ているだと思います。まずは、その一歩として、選挙規制の一環として、SNSでの選挙活動は禁止、というところからかなあ。若い有権者が正しい投票行動ができるように、環境整備を早急に進めていくことがマストだと思います。日本の法制度って、法律の改正デスクの上で頑張っても、その改正内容を正しく運用できるインフラ整備には無関心なんですよね。
多数野党が主張しているように、仮に最優先事項が物価高対策の一環で税金を免除するのであれば、その財源として、だれも口にしていない奥の手がありますよ。それは、JRのリニア計画の一時凍結です。そもそも、この計画、一体いくらかかっているのか、国民はだれも知らないと思います。でも、確実に未実施分の予算は残っているはずです。仮に、この計画を進めたとしても、東京と名古屋の小牧辺りまでのルートまでしか開通しないんですよね。東京と名古屋の小牧間の夢のリニアって、だれが利用したいと思いますか? 何かあるとすぐに運転見合わせになる在来の新幹線や、ちっと遠回り感はあるけどセントレア空港を利用すれば、現実の世界では必要十分なはず。そんなだれも利用しないだろう夢のリニアに無駄な税金を投入するぐらいだったら、計画を一時凍結して、リニアのお金を国民に分配した方が現実的なのでは? (数万円ばらまいても効果はないし、10%ぐらい税金を免除しても現在の物価高には追いつかないと思いますけど。) 加えて、大規模な自然破壊も食い止めることができるので、一石二鳥だと思います。
正直なところ、現状の物価高を国の政策と言わんばかりに進めるのは、大いなる筋違い、勘違いだと思います。そもそも、物価高の原因を作っているのは、ロシアのウクライナ侵攻が発端なんだし、過度な気象変動で農作物が思うように収穫できないからですよね。一時的に国民にお金を配ったところで、小額の救済金で生活が安定するわけでもなく、来年以降も同じことを論点として野党が騒ぎ、次第に国の予算が枯渇、その結果、国民生活や行政などの質が低下、といった悪循環が待ちかまえているに違いありません。なので、国が物価高対策と称してお金を配る作戦は、実際のところ何の効果も期待でないでしょう。そういった事実を、冒頭で触れた報道機関が真面目に国民に対して説明する、といった取り組みが喫緊の課題なんだと思います。そろそろ目を覚ませ! 愚かな報道の皆さん。
物価高を本当に対策したいのであれば、もっと積極的な外交政策でロシアの暴挙に圧力をかけるか、真剣な気象変動対策に舵を切った方が国の政治としては正しい方向性だと思います。ただ、すぐには結果は出ませんが、何もしないよりは未来の日本のためにはなるはず…
日本人がひ弱な民族になってしまった最大の原因は、頑張って一番にならなくても、みんな平等に努力をしたことを評価することを良しとする、日本の教育なんだと思います。本来、一番でなくても惜しみなく努力を続けることこそが評価に値することなのに、どんな子供も平等で、具体的な優劣を付ける評定をしないなんて絶対におかしな教育だと思いませんか? そもそもそんな価値観は世界では通用しませんよね。
そんな子供たちが大人になるにつれ、努力をしなくても良いという価値観だけではなくて、自分の失敗は人のせいという発想が育ってしまいました。勿論、過度で行きすぎた指導方法は良くないという前提ですが、少し注意されただけでパワハラだセクハラだと上司や組織に矛先を向けていく。そんな風潮では、日本の産業や企業は世界で闘えません。加えて、日本のそうした風土に肌が合わない人たちは、海外に出ていってしまう。恐らく、そんな積み重ねの結果、日産やホンダなどの自動車メーカーがいつのまにか販売力を失い、業績を落としていった要因のひとつなのかもしれませんね。ちょっと逸脱した意見かもしれませんが、SNS上で他人を無責任に中傷したり貶めたりする傾向が強くなってきた、ひとつの要因かのかもしれません。自分は悪くない、自分の居心地が悪くなったのは他人のせい、という発想はとても危険だと思いませんか? ちなみに、こうした状況を作ったもうひとつの原因は、甘ちゃんな教育を受けた子供の親たちが、モンスターペアレント化したことなのかも?
既に遅いかもしれませんが、まずは教育のあり方から真剣に見直す時期に来ているような気がしてなりません。もっと日本人は強くなっていくべきです。そうじゃないと、近い将来、アジア圏で経済成長率の順位が二ケタの位置まで転落してもおかしくないですよね。(既に1位じゃないけど…)
実はこの話、さきほど登場した美容師さんも同じような事を話していました。その美容師さんは、実際にふたりのお子さんが小学生なんだそうです。
たまにテレビのCMを見ると、スマホの性能を宣伝するのに撮った写真から余計なシーンを消したり、そこになかったオブジェクトを追加する場面を目にすることがありますよね。AIの優れた機能を手軽に、という乗りは分からないでもないけど、撮った写真を実際とは異なる内容に加工するっていう機能って、現実の生活のなかで必須な機能じゃないですよね? むしろ、写真をねつ造するって、遊びの範囲を逸脱しやすく危険な行いなんじゃないの? ある意味、犯罪に発展しそうなAIの活用法なのでは? そうした生身の人間への悪影響を如何に回避すべきなのかという点にも真剣に取り組んでいるので、アップル社のAI戦略が計画どおり進んでいないとい噂もあります。個人的には、AI技術の実装に関しては、暴走とも思えるようなスピード感よりも安全な利用に着目した丁寧な開発をしてくれた方がありがたいです。
個人的な思いとしては、人が生活するうえで足りない知識や経験などを正確なデータをベースにしてAIで補完したり、スマホ内の機能をもっと簡単に活用することで生活の助けになるようなAI機能をスマホに実装する、っていう方向性でAIを活用する機能を、スマホなど、製品の差別化として実装し、それらを宣伝すべきなんじゃないのかな?
地方ではあまり話題にならないので、国としても無関心なのかもしれませんが、都内を車で走っていると、電動キックボードとか自転車の走行を怖く感じませんか? 車道を走行する移動手段なのに、そもそも安全に係わる基本ルールがまったくないこと、そしてペンキで道路に走行レーンを描いているだけの行政、そういった基本的なインフラ整備ができていないことが、車との共存ができていない理由だと思います。加えて、路駐を全く取り締まることをしない警察機関には大きな原因があると思います。最近、歩道での自転車走行に関しては一定の法整備はしたものの、肝心な車道でのルール作りはしないまま。海外を旅行していると、ロンドンなどは自転車専用レーンと専用の信号機が整備されています。そこまでではないにしても、多くの国が自転車専用のレーンを長距離に渡り整備しています。それと、主に自転車に乗っている人たちの多くが濃いめの服装、もっと言うと黒を基調にした服装をしているケースが散見されます。夜間、都内を走っていても自転車の存在に気付かない、これは危険だと思います。やはり海外で定着している蛍光色の安全ベストの着用を義務化すべきだと思います。本当に危険な状況ですよ。一度、議員の人たちは、夜間に限らず、都内を自転車で走ってみると、その怖さに即気付くはずですよ。
嘗ては大人気だったスターウォーズとマーベル、そしてDCコミックなどの作品に共通するテーマは、だれが悪でだれが正義、そして正義サイドが必ず勝つ!という盲目の勧善懲悪な世界。どのシリーズも原作があるので、いつまでもヒーローや正義の使者像を引きずってきた作品なわけですが、そんなストーリーや、ばか単純なスタンスに、世界はそろそろ飽きてきたし、そんなスタンスが必ずしも正しいなんて感じなくなってきました。なので、いつまでも過去の栄光にしがみついているディズニーワールドの作品にハラハラドキドキを感じなくなってきましたよね。
その対局にある作品が、スタートレックや宇宙探査艦オーヴィル。こちらサイドの作品では、未知の世界を探検し、理解できない文化や異質な思想などの理解に努め、平和を求める種族に対しては連邦への加盟を促し、多様性を許容しながら、多くの知識や文明、文化を共有していく。でも、それだけじゃあ作品として面白くないので、クリンゴン、ボーグ、ゴーンなどの宿敵は現れるものの、そういった脅威になる文明を叩きつぶすのではなく、時間をかけて理解し合い、連邦の一員にまで関係を改善していく。世の中から戦争、争い、そして飢餓や不平等などをなくしていく努力こそが如何に必要なのかを、SFというかたちで語っているんだと思っています。そこに学びや哲学があるからこそ、これらの作品には重みがあり、人々は熱狂的なファンになっていく、そんな感じなんだと思います。
なぜ、いまさら、空想のSF作品の話をしたかと言うと、まさに現在の国際情勢は、スタートレックや宇宙探査艦オーヴィル側に舵を切っていかないと、暗黒の歴史が誕生してしまうのでは、という危機感から、この話題を取り上げました。パイク船長がカーク船長に「敵も見方もそう変わらないんだよ、それを忘れずに指揮をとれ。」と。
ここ数年に起こっている自然災害の規模や脅威や時間とともに高まっていることが実感できるレベルにまでなってきたことを、人類はそれが深刻な状況であることを理解し、世界規模で地球温暖化を遅らせる手段や対策を講じていくべきタイミングになっているんだと思います。
なにより深刻なのは、地球温暖化への対策を大国であるアメリカがその努力を放棄して、地球を蝕んでいる産業の育成に目を向け始めているという事実です。毎年、目を背けたくなるような大災害が起こっているなかで、大国であるアメリカをはじめ、ロシア、中国、EUなどが地球規模の事業を手を組んで進めていかなくては、近い将来、人類も嘗ての恐竜のような運命を迎える結果になってしまうではないですかね?
最後の話題はやはりアメリカ関連かなあ。
バイデン政権による4年間があまりに地味過ぎて、その反動で犯罪者でもある人物が大統領に返り咲いたアメリカ。大声で、あることないことを主張するのを是とする文化なので、だれもが想定していなかった流れになってしまったことは否定できませんが、それにしてもアメリカ人って、わが家であるアメリの事情に無関心で、かつ世界情勢に疎いですよね。
嘗て、先住民を片隅に追いやって多くの開拓民が移住し、アフリカなどから無知で力のない黒人を奴隷として労働力にしてきたのは、間違いなくアメリカの歴史であり、いまの白人たちのルーツですよね。その後、多少の改善はあったものの、人種差別は残り、白人はデスクでビジネスを考える優秀な種族、黒人やアジアをはじめとする移民は単なる労働力として扱ってきました。それが事実であり、否定できない歴史の歩みだったはず。
汗をかくことなく頭でお金を稼ぐことに馴れてしまったアメリカで、実際にアメリカを支えてきたのは、長年に渡り蔑んできた黒人や少数民族、移民たちの絶え間ない努力。その結果、白人よりも知恵が付き、想像を超えた蓄えもでき、隣人だった白人よりも良い生活をし始めたり、世界に散らばって中国や韓国、インドなどで、白人には真似ができない安価で品質の良い生産力を身に付けていきました。
そんな現実を変えて、嘗ての白人社会を復活しなくては!と立ち上がったのが、共和党であり、トランプなわけです。昨年の大統領選挙では、迫害を受けてきた黒人や少数民族、移民たちもまんなと騙され、一部の無知な人たちはいまだトランプが救世主だと信じ込んでいます。つまり、無知な人たちに大声で扇動して、アメリカが不幸になったのは、他国や民主党の責任だと信じさせてしまったわけです。その結果として他国や白人以外の人種を排除する方向に舵を切り始めて、アメリカ第一主義 (正確には白人第一主義と言うべきかも?)を掲げる政権を誕生させてしまったのが、現在のアメリカの姿なんだと思います。しかも、そうした白人たちの脅威になりかねない大学の将来のエリート、つまり本来の姿を理解している層を排除しはじめる始末。これはアルマゲドンそのもので、嘗てのナチズムそのものなのではないでしょうか? (悲しいことですが、人類のDNAには他者と敵対することで子孫を繁栄させるとする思想が埋め込まれているのかもね。)
こうした状況を更に悪化させているのは、アメリカの三権分立が全く機能していないことです。米連邦高裁がトランプ政権のむちゃくちゃな大統領令をことごとく指示しているので、政権はやりたい放題。これには開いた口が塞がりませんよね。
アメリカが真に栄光を復活させる唯一の方法は、関税でアメリカ国内の産業を保護することではなく、品質や高くクォリティの良い製品を作れるような産業革命を進めることです。そのためには白人の頭脳だけではなく、現在虐げられている黒人や移民たちの貴重な労働力と知恵が不可欠です。界規模で製品を製造しているアップルやボーイング 787を世に出した嘗てのボーイング社、先進技術を見事に製品化したテスラやスペースXなどの成功は、多様性を受け入れて良い製品を共同で製造できたこと。余談ですが、イーロンマスク氏は南アフリカ共和国出身なので、アメリカ人的な白人っていうわけじゃない。そのことにアメリカ人は一日も早く気付き、トランプ政権を永遠に叩きつぶし、大いなる軌道修正をしていかないと、アメリカは衰退の一途を辿ることになると思います。そのためには、偉大な指導者の出現が不可欠かもね。
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