最近、”本気ではじめるiPhoneアプリ作り Xcode 9.x+Swift 4.x対応 (「ヤフー黒帯」シリーズ”を読んでみました
最近、”本気ではじめるiPhoneアプリ作り Xcode 9.x+Swift 4.x対応 (「ヤフー黒帯」シリーズ“を読んでみました。
この本は、ヤフーの黒帯開発者がiOSアプリ開発の基本テクニックを伝授、というキャチフレーズが目を引きます。実は、ひとつ前のバージョンも読んだんですが、今回は、Swift 4対応にアップデートということで、改めて読んでみた次第です。
Swift文法の基本から始まって、iOSアプリ開発には必須の画面レイアウトに関する指南、という流れになっているので、確かに、他の本にはない部分にも着目した良本だと思います。更に、データ保管、サウンドとアニメーション、そして通信、と、これらも開発時には知っておきたい内容ばかりなので、理解しておいて損がないテクニックを解説してくれています。ただ、この本に限らず、文字が多すぎる点は気になりました。この辺りは、エディターさん泣かせなところかとは思うのですが、文字で丁寧に分かり易く説明しようと思うと、とにかく文字数が多くなってしまい、あれ、どの辺りの説明をしてくれているんだかなあ?と感じてしまうこともしばしば。扱うテーマ自体が説明すべてポイントが多いのか、はたまた図式が少ないのか、という思いがしながら読み進めました。ま、プログラミングに関する書籍なので、文字数が多くなってしまうのは仕方のないところだとは思うのですが、この本の前に読んだ”絶対に挫折しないiPhoneアプリ開発「超」入門 増補第6版【Swift 4 & iOS 11】完全対応(Informatics&IDEA)”がとても読みやすかっただけに、もうちょっと工夫できなかったのかなあ、という感じです。さりとて、内容自体は、丁寧な解説で、ツボも押さえていると思いますので、中級者ぐたいの方にオススメしたい一冊です。
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