Homekitアクセサリを外出先からリモートコントロールする方法をまとめておきますね
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“Koogeekスマートコンセント HomeKit 遠隔操作 電力を監視 1800W AC120V 米国の規制 ホワイト”
“ルートアール 30灯 USB LED バーライト 拡散カバータイプ 昼光色 RL-BAR30DD”
“ダイソンのPure Hot + CoolをGoogle AssistantとHomeKitでリモコン操作できるようにしてみました“の続きです。
ここまで、何回かスマートホームあるいはホームオートメーションについてTALKしてきましたが、TALKのなかで、”外出先からリモートコントロールする”という内容をサクッと書いていましたので、今回のTALKでは、アップルの”HomeKit“でリモートコントロールする方法にフォーカスした説明をしておこうと思います。
なお、アップルのサポートページ”HomeKit アクセサリを自動化してリモートからアクセスする“でも解説していますので、合わせてご覧下さい。
(1) 外出先からリモートコントロールするためにはホームハブが必要です
外出先からリモートコントロールするために必須なデバイスは、”Apple TV“または”iPad“のいずれかです。我が家では、リビングルームに”Apple TV 4K“を設置して、普段は、夫婦それぞれのお気に入りの作品を”Netflix“で楽しんでいます。一方、”iPad”という選択肢もあるわけですが、”iPad”の場合は自宅から持ち出す可能性があるガジェットなので、やっぱり常時設置してある”Apple TV“の方が適している気がします。ちなみに、我が家には、”iPad mini 4“があるのですが、ホームハブにはできませんでした。つまり、”iPad”とは言っても、”mini”以外ということみたいですね。
それから、”Apple TV“、”iPad“いずれにしても、スマート家電を接続しているネットワークと同じネットワークに接続しておく必要があります。我が家の場合は、将来の4K作品の再生を想定して、”Apple TV 4K“は、インターネットルーターに有線LAN接続しています。一方、スマートコンセント等は、同じネットワーク下でWiFi接続しています。
“Apple TV“がホームハブとして、ちゃんと動作していることを確認する方法は、”Apple TV“の”設定”アプリで、
“アカウント”-> “iCloud”とドリルダウンしていき、iOSアプリ”ホーム”をインストールしてある”iPhone” (iOSデバイス)と同じApple IDで”Apple TV”もログイン済みであることと、”HOMEKIT”欄で、”マイホーム” (デフォルトではこの名称になります。)が”接続済”になっていることを確認します。POOHの場合は、特段、何もしなくても、ちゃんと”接続済”になっていました。やっぱり、アップルさんって、こういうところが素敵ですよねえ。
(2) iPhone (iOSデバイス)の設定内容をチェックしましょう
iOSアプリ”ホーム”をインストールしてある”iPhone” (iOSデバイス)上で、”設定”アプリのアカウント欄をタップして下さい。
最初に、自分が使う”iPhone” (iOSデバイス)と”Apple TV”が同じApple IDでログインしていることを確認します。下のリストに”Apple TV”が表示されていれば大丈夫です。
続いて、”iCloud”欄をタップした後、””ホーム”が有効、”キーチェーン”がオンになっていることを確認しつつ、
“キーチェーン”をタップして、”iCloudキーチェーン”が有効になっていることも確認して下さい。
“iCloud”画面に戻り、一番下までスクロールしていき、”位置情報を共有”欄をタップし、
“位置情報を共有”が有効になっていることと、”共有元”が現在使ってい”iPhone” (iOSデバイス)に設定されていることを確認して下さい。もし、違うiOSデバイスが表示されていたら、同欄をタップして、適切なiOSデバイスを選択して下さい。
以上で、”iPhone” (iOSデバイス)側の基本設定は完了です。
(3) iOSアプリ”ホーム”を使ってみましょう
iOSアプリ”ホーム”をタップして、左上のロケーションアイコンをタップして下さい。
先程、”Apple TV“の”設定”アプリでチェックした”HOMEKIT”欄に表示されていた名前と同じだということと、”ホームハブ”欄の”Apple TV”が”接続中”になっていることを確認して下さい。
ここで、”iPhone” (iOSデバイス)のWiFi接続を一時的にオフにして、キャリアのデータ通信を通して、iOSアプリ”ホーム”に登録してある家電等の電源をオンオフしてみて下さい。正しく動作することを確認できればOKです。ちゃんとWiFi接続に戻しておきましょうね。
このように、外出先で自宅に設置してある家電やガジェットをリモートコントロールできるのは、一般に広く普及している製品のなかでも、アップルの”HomeKit“だけだと思います。勿論、ホーム監視カメラのように、特的の目的にフォーカスした製品でしたらインストール越しにコントロールできるものが多いですが、汎用性と多様性を兼ね備えた製品という意味では、はやり、アップルの”HomeKit“に勝るものは見当たりません。
(4) HomeKitのオートメーション機能が素晴らしい!
巷で流行っているスマートスピーカーは確かに便利だなあと思いますが、最大の欠点は、宅内だけでしか機能しないことと、とにかく喋らないと何もやってくれない、ということだと思います。個人的には、こういったスマートスピーカーって、本当の意味でスマートホームを実現するガジェットとはなりえないと考えています。ま、あくまでも、手軽にAI技術を楽しめるガジェットっていう位置づけですよねえ。
個人的な経験値のなかで言うと、例えば、”Google Home“って、喋るだけで、今日の天気が分かるので、わざわざアプリやWebブラウザを開かなくても良い、というメリットはありますが、在宅中に、自宅にある家電を、わざわざ喋ってコントロールするニーズって、どれだけあるの?って思ってしまいます。確かに、特殊な状況下では、あるべき機能だと思いますが、普段の普通の生活のなかでは、ちょっと手を伸ばせば、家電や照明のスイッチをオンオフできるので、それで十分だと思いませんか?
こういうことを言うと、スマートスピーカーって音楽も楽しめますよね!と言われそうですが、現時点で販売されているスマートスピーカーって、どれもオーディオ製品として中途半端なスペックですよねえ。POOHだったら、音楽を聴くなら、それなりにクォリティの高いオーディオ系スピーカーを使います。そういう意味で、アップルの”HomePod“は、ストリーミングで上質な音楽体験を実現するガジェットになりそうなので、他のスマートスピーカーとは格が違う製品になりそうですよねえ。勿論、ホームハブとしても機能するでしょうしね。
余談の方が長くなっちゃいましたが、他社のスマートスピーカーでは出来ない外出先からのリモートコントロールに加えて、”HomeKit“では、”オートメーション”というインテリジェントな機能が利用できるという点でも、他社製品に勝っていると思います。
現状の”オートメーション”機能では、予め決めた時間になると、自動的に家電等をコントロールすることもできますが、個人的には、ロケーションサービスを活用した”オートメーション”機能が、ホームオートメーション的にあるべき機能のひとつだと思っています。
具体的には、”iPhone” (iOSデバイス)を持って外出した際、自宅との距離の変化に応じて、予め決めた動作をリモートコントロールできる、という機能になります。
例えば、自宅に近づくと、”Google Home”、ライト、電源タップの電源が自動的にオンになる、という感じです。これが、普通のスマートスピーカーだったら、玄関を入って、スマートスピーカーの近くまで移動したところで喋る、という何とも情けないアクションになってしまいますよねえ。
ここで、”誰かが”という表現が気になるわけですが、誰かとは、”iPhone” (iOSデバイス)の”設定”アプリの”位置情報を共有”画面で設定しておいた”iPhone” (iOSデバイス)のことです。つまり、POOHの場合だったら、誰かとは、iPhone XあるいはApple Watchを携帯している自分自身、ということになります。
以前、とある家電量販店で4Kテレビを見ていた時、店員さんが、「最近のテレビは”Netflix”や”Youtube”も観れるので、”Apple TV“なんて要らないですよね。」と言っていましたが、スマートホームやホームオートメーションを手軽に実現したければ、画面でしかコンテンツを楽しめないテレビじゃなくて、”Apple TV“がマストアイテムだと、個人的には思っています。そういう意味では、新しいテレビは当面要らないかも。
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