Apple Watch Series 3(GPS + Cellularモデル)とApple TV 4K(32GB)が届きました!! (3)

Apple Watch Series 3(GPS + Cellularモデル)とApple TV 4K(32GB)が届きました!!
Apple Watch Series 3(GPS + Cellularモデル)とApple TV 4K(32GB)が届きました!! (2)
9月から配信開始になったNETFLIXの”スター・トレック: ディスカバリー”を何で観るか! “Fire TV Stick”編”の続きです。

 

ここまで、”Apple Watch Series 3″について触れてきたので、今回は、”Apple TV 4K”についてTALKします。

 

<“Apple TV 4K”って本当に必要なの?>

いきなりですが、まずは、”Apple TV 4K”って、本当に必要なデバイスなのか?という点について、先日、自宅のテレビを買い換えようと思い、行ってきた家電量販店での出来事をベースに、お話しておこうと思います。

我が家のリビングルームにあるテレビは、嘗て、エコポイントという制度があった時に購入したハイビジョンテレビです。ま、これはこれで、まだまだ現役で使えるのですが、世の中的には4K時代で、数年後にはオリンピックということで、買い替えを視野に、家電量販店の店員さんと、いろいろ話しをしてきました。

余談ですが、もしいま買うなら、”ソニー SONY 55V型 有機EL テレビ OLED ブラビア KJ-55A1 4K対応 (2017年モデル)“だね、というところまで話しが進んだところで、ちょっとした拍子に、”Apple TV 4K”の話題になり、店員さん曰く、「最近の4Kテレビを買えば、”Apple TV 4K”は要らないんじゃないですか?」という指摘。確かに、採用しているOSは各社異なるものの、どの4Kテレビでも、”NETFLIX“、”YouTube“、”amozon ビデオ“等の4K作品を、テレビだけで観れる時代なんですよねえ。

もし、あなたが”Android“ユーザだったら、これで話しは終わるところですが、”macOS“、”iPhone“、”iPad“ユーザだったら、”Apple TV 4K”の導入を検討する意義があります。その辺りは、今回のTALKで、追々、説明していきます。

あ、それと、POOHのように、いま風の4Kテレビを持っていないユーザにとっては、”Apple TV”を検討する価値がありますし、”Apple TV”って、ストリーミング系のエンターテイメントを楽しむだけのデバイスではないので、普通のテレビでは実現できない様々な付加価値についても、目を向けるべきかと思います。

 

<早速、セットアップしてみましょう>

パッケージの中身は、アップルらしく、至ってシンプルです。”Apple TV 4K”本体、電源ケーブル、リモコン、リモコンを充電するためのLightingケーブルという内容です。

“Apple TV 4K”本体のインターネットもシンプルです。電源口、HDMI、そしてギガビットイーサネットです。”Apple TV 4K”を物理的にセットアップする際、足りないものは、HDMIケーブルです。HDMIケーブルは、”Apple TV 4K”の設置環境によって、その長さが異なるので、パッケージには同封されていないんだと思います。

“Apple TV 4K”の設置とケーブリングが終わったら、”Apple TV 4K”の電源ケーブルをコンセントに差し込みます。

ちなみに、POOHの場合、将来、4Kでストリーミング系エンターテイメントを楽しむことも考慮して、インターネット・ルーターに、有線LANのケーブルで直接接続してあります。勿論、”Apple TV 4K”単独でも無線LANでインターネットと接続はできるのですが、4K作品をストリーミングする場合は、無線LANではスムースな再生が難しいみたいです。ですので、我が家では、敢えて、有線LAN接続です。

しばらくすると、手元にあるiOSデバイス、例えば、iPhoneを”Apple TV 4K”に近づけて、っていう指示がテレビに表示されます。指示通りにすると、何と、iPhone上に”設定”画面が現れるので、”設定”ボタンをタップするだけで設定作業が自動的にスタートします。

ペアリング用の認証です。

後は、iPhoneに保存されている情報を使って、サクサクと”Apple TV 4K”に必要な設定を行ってくれます。ユーザは、ただ、見ているだけです。

設定完了です。

 

<iOS11になったらApple TVとiOSデバイスがもっと親密な関係に…>

iOS11“の”コントロールセンター”をカスタマイズすると、”コントロールセンター”からでも、”Apple TV”をリモコン操作することができます。

“Apple TV”をタップすると、近くにある”Apple TV”を自動的に検出してくれるので、選択-> 認証(初回のみ)という手順で、

物理的な純正リモコンと同様の操作をすることができるようになります。

“コントロールセンター”から操作できる”Apple TV”は、単独で配布されているiOSアプリ”Remote”と同様の操作を行うことができますし、

テキスト入力をする場面でも、純正のリモコンより、入力操作は格段に簡単だったりします。

実際に、純正のリモコンと使い比べてみると、一目瞭然ですが、”iPhone”を使って、”Apple TV”を操作した方が使い勝手が良い感じがします。ま、普段から、日常で使い慣れているガジェットですからねえ、当然と言えば、当然なのかもしれませんね。ま、この点に関しては、市販の”4Kテレビ”には真似の出来ないポイントのひとつだと思います。

 

<AirPlayで自宅のエンターテイメント度をアップできる!>

“Apple TV”と言えば、”AirPlay”の存在を忘れてはいけません。

macOSであれば、”iTunes”で、コンテンツのストリーミング再生を、”Apple TV”を接続しているテレビで楽しめますし、

マックの画面をミラーリングすることも簡単にできます。

勿論、iOSデバイス、例えば、”iPhone”だったら、ストリーミング、ミラーリングいずれも、iOSの”コントロールセンター”で、簡単に起動することができます。

個人的には、”iPhone”にストックしている音楽や映画のコンテンツを、リビングルームのオーディオセットと大画面TVで楽しめる点が、とっても気に入っています。更に、”AirPlay 2″からは、マルチオーディオストリーミングをサポートしたり、APIも公開されているので、POOHのような個人の開発者でも、こういった分野のアプリを作ることができる時代になりました。こういったオーディオ分野におけるハブ機能に関しては、決して、まだまだオープンではない市販の4Kテレビでは難しいところかと思います。

それと、今回のTALKでは割愛しますが、”Apple TV”では、同じネットワーク上にある例えばiMac上にストックしている音楽、”iCloud”上で保存しているお気に入りの写真などにも、簡単にアクセスできるので、テレビの枠を超えたエンターテイメントを、家族揃って、リビングルームで楽しむこともできます。これも、市販の4Kテレビだけではできないことのひとつですよね。

 

<これからの本命はやっぱりHomekitかもしれませんね>

世の中、これだけ”IoT“化が浸透してくると、必然的に、自宅にも、その波が押し寄せてくることは間違いありません。

恐らく、そのうちのひとつが、ここ数年間、アップルがコツコツと進化させている”Homekit“なんだと思います。そうしたトレンドをしっかり捉えているデバイスが”Apple TV”なんですよねえ。”Apple TV”って、映画やTV番組、音楽などを楽しむだけではなくて、”HomeKit”に対応している様々なデバイスのハブの役割も担ってくれるんです。

ま、いま風に捉えるなら、Googleの”Google Home“、アマゾンの”Amazon Echo“、そして、アップルだと、”Apple TV”と”Home Pod“といった競合関係だと思いますが、今後注目したいポイントは、アップルが2つの自社製品をどのように組み合わせて、他社に対応するのか、といったところだと思います。

ちなみに、POOH的には、”HomeKit”対応デバイスのうち、どれを使ってみようかと、現在、検討中です。導入するタイミングとしては、はやり、”Home Pod”の発売のちょっとあとぐらいなのかなあ、と思っているところです。

 

<余談ですが…>

今回、”Apple TV 4K”の購入を契機に、4Kテレビの現状についても、いろいろと調べてみたわけですが、正直言って、国内で販売されている4Kテレビって、どれもてんこ盛り過ぎると思います。

まず最初に余計だなあ、と思ったのは、チューナー機能です。ま、昔のテレビだったら、テレビ局からの電波をチューナーで選択っていうのが当たり前でしたが、ケーブルテレビを契約している家庭が多くなってきた昨今では、チューナーは要らないケースの方が主流なんだと思います。なので、チューナーは、オプションで良いのではないかと思っています。

それと、やはり、テレビは、4Kのように綺麗なディスプレイと、HDMIのような外部インターフェイスがあれば十分だと思います。最近の流行りは、前述の通り、ストリーミング系のエンターテイメントを観れる機能を搭載していたり、音声でTV番組を検索したり、といった機能を搭載しますが、これだけ世の中の変化が激しいなかでは、むしろ、そういった機能は、テレビの周辺機能としておかないと、数年後に、古いスタイルのテレビになってします恐れがありますよねえ。恐らく、いま以上にリッチなコンテンツが普及するようにあると、いまの4Kテレビに搭載しているCPUやハードウェア技術では追いつかなくなる時代が、あまり遠くない将来に来るのではないかと思います。

余談ですが、テレビには、あまり余計な機能を実装しないで、画面の美しさと省エネにフォーカスした製品作りを進めてほしいなあ、と思います。かつて、シャープが家電に何でもかんでも付けちゃう方向で製品開発を進めたことがありますが、そんな製品を、いまでも有難く使っているユーザって、殆どないんじゃないのかなあ。やはり、シンプルな方が、長く愛用できるっていうことだと思います。そんなわけで、POOH的な思いとしては、”Apple TV 4K”などの周辺デバイスで、テレビを拡張する方が、本来、あるべき姿だと思う次第です。

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ホームページ”THE POOH FILES”にも是非お立ち寄り下さい。

tomohiko

長年に渡りMacintosh向けの自作アプリを作り続けているPOOHです。最近はiPhone,iPad向けアプリ開発にも挑戦中。グルメ、旅行、露天風呂、写真、サイクリング、映画、STAR TREKが大好き。レトロでSFなおもちゃを大量にコレクション。プレーリードッグと同居中。

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