宮地島 伊良部大橋 開通記念ウォーキング大会に参加してきたよ (6) “宮古空港 撮影ポイント”
航空ファンの間では殆ど話題にならない“宮古空港”ですが、考えてみれば“宮古島”って夕陽がとっても綺麗なので、夕陽と絡めた航空機の写真が撮れないものかと、時間を作って、空港の周りを調べてみました。
まず、全体の位置関係です。宮古空港の滑走路は1本で、北向き方向がRunway 04、逆方向がRunway 22となります。
基本、空港の周辺はさとうきび畑に囲まれている感じですが、Runway 22サイドは78号線の道路になるので、あまり自由に撮影できるスポットはないようです。もし、撮影できるスポットがあれば、夕陽が南西方向に沈んでいくので、夕陽との直球で絡めたいなら、Runway 22の右側から撮影できればいいんですけどね。
下図の星印が今回撮影したポイントになるんですが、いずれもさとうきび畑に隣接しています。とは言え、さとうきび畑には入れませんし、仮に入れてもらっても、空港のフェンスがかなり背が高いので、どうしてもフェンス近くで高めの脚立が必要になります。ただ、空港周辺の小道は、ショットカットする脇道になっているようで、想像した以上の交通量でしたので、安全に注意する必要があると思います。
上空から眺めると、こんな感じです。季節にもよるそうですが、この時期は伊良部島方面に夕陽が沈みますので、本来なら、Runway 22方向から撮影した方がいいことが分かります。
全体像はこんな感じです。
こちらは、Runway 04 ENDです。フェンスの向こう側が滑走路です。
海方向の風景です。周りはさとうきび畑です。こちらのポイントは、車を停めやすいということもあってか、現地の人たちが飛行機の離発着を観に来ていました。
このタイミングでは、Runway 22の運用でしたので、着陸機は遠目から進入してきます。機体が”ボーイング737”ということもあって、300mmを使って撮影してみましたが、かなり辛いです。
こちらは、Runway 04左側の小高い丘からの眺めです。
300mmを使って撮影してみました。
Runway 04の運用に変わっていましたので、離陸機のタキシングはいい感じですが、離陸の瞬間はやはり遠目。
風向きが微妙な場合だと、離陸機の運用はフレキシブルなのか、それとも小型機だと風向きがより重要なのかは分かりませんが、RAC機はRunway 04の運用で離陸していました。
Runway 04の運用で離陸してくれれば、夕陽の方角に向かってくるので、
空のコンディションが良かれば、かなりベストなショットを撮影できるかもしれませんね。
こちらが、Runway 04左サイドのさとうきび畑付近です。
ちょうど、空港ターミナルが正面に見える場所で脚立の利用です。
Runway 22の運用下での着陸機です。
着陸機は、Runway 04 ENDでくるりと回転してから、ターミナルのスポットに進んでいきます。
この直後、陽は落ちてしまった後でしたが、Runway 04の運用に切り替わりました。いやー、目まぐるしい運用です。そうなんです。滑走路の運用がかなりのタイミングで変わりますので、面倒でもエアバンドがあると良いと思います。それと、空港HPの”タイムテーブル”は全てのフライトをカバーしていないようです。もし、ベストショットを逃したくないなら、空港会社毎に詳しいフライトスケジュールを事前にメモっておいた方が良いと思います。ただ、離発着、特に着陸機の時間は決してタイムテーブル通りにはなりませんので、そういう意味でもエアバンドはマストかも。
航空機そのものは小ぶりなので迫力は物足りなさがありますが、とにかく夕陽がとっても綺麗なので、もし運が良ければ、無愛想な建造物が周りにない環境のなかで、夕陽に溶け込んでいく美しい航空機の姿をファインダーで捉えることができるかもしれない、というワクワク感があると思います。ま、毎年、1~2回ぐらいしか行けない場所なので、チャンスは少ないですが、宮古島に遊びにいく楽しみがひとつ増えた感じです。
POOHが作ったアプリ”毎年カレンダ (EveryYear)”を現地で動作確認した際のサンプルです。ご参考までに。
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