最近読んだ本 “妖魔夜行 闇への第一歩”
最近、”妖魔夜行 闇への第一歩”を読んでみました。
こちらの本は、”MM9”や”MM9―invasion―”等のシリーズでPOOH的にとってもハマっている作家さん”山本 弘”さんの最新作になります。
先日TALKした”地球移動作戦 (上)”と”地球移動作戦 (下)”に続けて読んでみた次第。
こちらは、解説を読むと、同名のリバイバル作品になっているようですが、発刊当時のテーストは大切にしつつ、山本氏の持ち味を活かして、現代仕様に大幅リニューアルした内容みたいです。で、肝心なストーリーですが、とってもシャイでアニオタ、でも実はとってもHな女の子が、生まれて初めて恋をした男の子が何と妖怪。で、しかも、想像もしていなかったトラブルに遭遇して、何と自分自身も妖怪になってしまうっていう内容です。今回の作品は、新たな妖怪少女の誕生までを描いた内容なんですが、これがとにかく面白かったッス。いやー、思っていた以上に面白かったです。主人公の女の子の挙動も、いま風の感じで楽しいし、年頃の女の子らしさもとってもラブリー。そんな主人公が妖怪になることをチョイスするっていうあたりが、ハチャメチャなんですけど、とっても愛らしかったりもします。あ、それと、なぜ、妖怪が存在するのか?っていうあたりも、なかなか面白い考察をしていますよ。こちらの作品は、恐らく、シリーズものになっていくと思われます。全く新しい妖怪モノです。これ、最高に面白いですよ、オススメです。