13インチMacBook Air (16GB メモリ/512GB SSD) スペースグレイ 資金繰り〜セットアップ
“13インチMacBook Air – スペースグレイを注文しました”
“新しいマックを注文する時、macOS環境のSSDストレージ容量って最低限でどのぐらい必要なの?“の続きです。
(1) MacBook Airに乗り換えたを購入した理由とは
宿泊を伴う旅行には、MacBook Proを持っていくことが多かったのですが、とにかく重いので、何とか荷造りの軽量化をしたいと、ここ数年思っていました。
軽量化だけを狙うのなら、”iPad Pro“辺りへの乗り換えもありかなあ?と考えたのですが、旅の日程が比較的長期になる海外旅行などの場合、旅先で撮影した写真のチェックやブログ記事の執筆なども行うためキーボードとトラックパッドはマストアイテムなので、ソコソコのパワーがあるコンパクトなMacBook系モデルのリリースを期待していたところでした。(ちなみに、iPad Proをデスクトップ並みにBTOしてみる、価格面でMacBook Airとあまり変わらなくなってしまうので、そうなると使い慣れているノートPCの方が個人的には好きかも。)
で、今回、個人的にも好感度の高いMacBook Airがリニューアル、ということで、迷うことなく、MacBook Proからのスイッチを決めた次第です。
(2) 資金繰り
新しい製品を購入するタイミングは、自宅にあるガジェット類を一時的に断捨離する良い機会だと思っています。そんなわけで、今回は、先日買い替えたApple Watchで利用した下取りプログラムと、これまで2年近く愛用してきたMacBook Proの売却することで、新しいMacBook Airの購入資金作りを行いました。
(a) Apple GiveBack 下取りプログラム
先日購入した”Apple Watch Series 4(GPS + Cellularモデル)“の流れで利用した”Apple GiveBack 下取りプログラム“を通じて得た24,000円 の”Apple Store ギフトカード“をMacBook Airの購入資金に充当しようと思っていたのですが、不覚にも注文時に失念してしまいました。ということで、別の機会に利用することに。
(b) ソフマップ買取
続いて、手元にあった2016年バージョンの13インチ MacBook Proを買い取りサービスに出して、MacBook Air本体の購入資金の足しにすることにしました。
手始めに、”Apple GiveBack 下取りプログラム“で見積もったところ、下取り金額は75,000円 (当時)でした。こちらのプログラムの場合、BTOで増設したメモリ容量やSSD容量は査定金額で考慮されないので個人的にはイマイチ納得できず。
というわけで、過去の利用回数が最も多い”ソフマップ“の買い取りサービスで買取金額の見積もりを個別でお願いしてみることにしました。(本年11月以降、買取アプリ”ラクウル“に移行してしまったため、Web画面などで個別見積もりが可能なのかどうかは未確認です。)
個別見積もりの結果、BTOの内容を反映した高額な査定金額でしたので、迷うことなく買い取りサービスに出すことにしました。
ちなみに、こちらは”ラクウル“の画面です。このアプリを利用すると買い取りサービスの手続きはかなり楽になるのですが、一方で画面遷移のなかで、個別に連絡できるような備考欄がないので、個別見積もりをお願いした実績などをコメントすることはできません。ですので、今回はWeb画面を通じて買い取りサービスの申し込みを行いました。(この辺りの状況は随時改善されていく可能性はあるかも。)
というわけで、2年以上愛用してきたMacBook Proは、資金調達のため、買い取りサービスに出しました。ちなみに、買取金額は査定金額通りの満額でした。
※ 旧機種の売却に関しては、先日のTALK “やっぱり新しいMac miniを注文しちゃいました!(ハードオフのオファー買取を活用)“で紹介したように、ハードオフのオファー買取サービスを試してみる価値もありそうです。
(3) 今回購入したMacBook Airはこんな感じ
今回購入したMacBook Airのスペックはこんな感じです。アップルストアでBTOできる範囲は少なく、メモリ、SSD、そしてキーボードとなっています。
自分自身の使い方を想定して、メモリは16GB、キーボードはUS配列と、ここまではいつも通りの選択、但し今回想定外に迷ったのがSSDの容量です。
スペック上、SSDの最大容量が1.5TBなので、当然、1TBという選択肢があるはずと思い込んでいたのですが、512GBの次が何と1.5TBという選択肢しかなく、しばし呆然モード。しかも、1.5TBだとMacBook Airの金額が30万円を超えてしまうので、仕方なく512GBを選択した次第です。とは言え、旅先で撮影した写真をバックアップしておこうとすると、実際には1TBは欲しいので、残りのおよそ500GBの容量をどのように確保するのかが課題になってしまいました。
(4) ここは外付けのストレージが不可欠ということで
残りの500GB相当のストレージは、一瞬クラウドサービスもありかなあ?と思ったのですが、とりわけ海外だと日本国内並みのネット環境は期待できないので却下。ま、そうなると外付けのストレージしか選択肢がないので、出来るだけ軽量コンパクトで、お値段的にもリーズナブルな製品を探してみることにしました。
候補にあがった製品は次の通りです。
“Samsung SSD USB3.1 Gen2 TYPE-C 540MB/s MU-PA500B サムスン T5 500GB“。
“SanDisk 外付SSD 500GB エクストリーム ポータブル 読出し速度 最大550MB/秒 USB3.1 Gen2対応“。
“G-Technology HGST G-DRIVE mobile USB 3.0 v3 1000GB – Silve 0G06071AZ“。
いずれも、インタネットはイマドキのUSB-Cで、上の2つがSSDタイプになります。コスパ的にはG-Technologyの1TBディスクも魅力的なのですが、今回は兎にも角にも軽量コンパクトが条件なので、高速化も期待できるSSD製品を選ぶことにしました。
ただ、欲を言えば、もう一声、価格が安くならないかなあと思い、ネットで調べた結果、送料込みでも米国のアマゾンがかなりお買い得というで、今回は、”Samsung T5 Portable SSD – 500GB – USB 3.1 External SSD (MU-PA500B/AM)“を購入しました。
USB A to C変換ケーブルとUSB C to C変換ケーブルが付属しています。
左側のiPhone 6sと比べてもコンパクトで良いサイズ感です。
macOS用の暗号化ユーティリティも同封されています。
macOS環境用のフォーマットした後、USB C to C変換ケーブルでマック本体に接続し、データの読み書き速度を”AmorphousDiskMark“を使って測定しておくことにしました。測定結果を見てみると、あれれ?想定していたほどの速度は出ませんねえ。
試しに、先日のTALK”新しいマックを注文する時、macOS環境のSSDストレージ容量って最低限でどのぐらい必要なの?“で紹介した”ELUTENG USB Type C接続 2.5インチ HDD SSD ケース SATA to USB3.1 GEN-1 HDDケース 外付けHDD USB3.0とUSB-Cケーブル付き ポータブル ポータブルドライブ Thunderbolt3も対応“に付属のUSB C to C変換ケーブルに繋ぎ変えて再測定してみたところ、期待通りの速度を確認できました。
というわけで、電源供給用のケーブルとしても使え、最大480Mbpsのデータ転送も可能という“Amazonベーシック USBタイプC – USBタイプC 2.0ケーブル 15cm ブラック“を別途購入してみました。
あれ?これまでの最低速度!んんん、これは一体何が原因なのか?ちなみに、SSD本体を替えて測定してみましたが、数値的にはほぼ同じような結果でした。
使用するケーブルに依存することは測定の結果で推測できるものの、ケーブル自体のスペックを見ただけでは違いが分かりません。
(5) 基本的なセットアップ周りを完了
さて、ようやく本題です。開封周りのレビューはもう飽きた頃なので割愛します。
今回は、”Time Machine“は使わず、クリーンインストールでセットアップを行いました。
結果的に、クリーンインストールをして良かったと思ったポイントは2点。
クリーンインストールでアプリやらファイルなどをインストールした方が、移行アシスタントで”Time Machine”から復元するより、内蔵SSDストレージの消費量が少なく済んだ感じがします。勿論、同じ条件で両方を試したわけではありませんが、想定していたよりも内蔵SSDストレージの容量にゆとりが出来たので、そう感じた次第です。今回は、旧機種よりも内蔵SSDストレージ容量が減ったこともあって、不要なアプリやファイルはインストールしなかったことも、容量を確保できた要因のひとつかもしれませんね。
それと、クリーンインストールで1点1点アプリをインストールしたり、Webサービスのログイン認証をチェックしたりすることで、期限切れで無効になっているパスワードやパスワードの再設定が必須のサイトも確認できたので、セキュリティ面でも良い機会だったと思います。
普通にインストールしている場面では気になりませんでしたが、”Dropbox“に保存している大量のデータをMacBook Airに同期する作業を行っている最中は、ソコソコ大きなファンの音が聞こえ、キーボード付近が熱くなっていました。
その他、バタフライ構造のキーボードは個人的にはとても相性の良さを感じたのと、Touch IDも実装してくれて正解!といった感じです。勿論、ディスプレイが美しくなった点も好印象です。
それと、コンセントのアダプタのサイズがコンパクトになったことも嬉しい変化のひとつです。左側がMacBook Pro、右側がMacBook Airのアダプタです。随分、サイズが違いますよね。これまで、旅行のパッキングの際、悩まされていた案件のひとつが、これで解決!です。
(6) 課題はいくつか残った感じだけど…
(a) USB-Cポート数と周辺機器との関係
これまで愛用していた”MacBook Pro“は、Thunderbolt 3(USB-C)
でも、今回の”MacBook Air”はThunderbolt 3(USB-C)
ですので、PD給電専用のUSB-Cポートを実装している”USB C ハブ NOVOO USB3.0 PD ポートTypeC アダプター HDMI SD MicroSD USB3.0 高速ポート*2 MacBook2016 MacBook Pro/ChromeBook対応 (グレー)“という製品を、アマゾンのタイムセールで購入してみました。
これで周辺機器周りも解決!と思いつつ、MacBook Airに接続しようとしたところ、Thunderbolt 3(USB-C)
良さそうな製品が見つかるまでの間は、これまで愛用してきたAUKEY社製のハブを使う羽目になってしまいました。こちらのハブもコンパクトで悪くはないのですが、PD給電をサポートしていないので、実際に周辺機器をUSBで接続すると、SDカードを読み込んでくれない症状が出たりするので、いまひとつ安定感のある運用ができないこともあって、長期の旅行に行く前までに何とかしたいなあ、と思っています。
ちなみに、USB 3.0で”Samsung SSD USB3.1 Gen2 TYPE-C 540MB/s MU-PA500B サムスン T5 500GB“を接続した状態で計測した速度は次の通りです。
(b) ケースはどうしようかなあ?
下手なハードケースでMacBook Air自体の美しさを損ねる恐れがあるので、ここは無名?の製品に飛び付くのは止めて、まずは無難な”Amazonベーシック ノートパソコン ケース スリーブ 13.3インチ ネイビー“で、当面の間、しのぐことにしました。
縦横のサイズ感はピッタリ。本命のケースが発売されるまでの一時しのぎとしては、これで十分だと思います。
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