iPhone X 256GB スペースグレイを発売日当日に入手、そしてセットアップ

iPhone X “ 256GB スペースグレイを発売日当日に購入できました!!

今回は、オンラインで予約しようとしても、恐らく、ネットが繋がりにくく、思うように手続きができないだろうなあ、ということで、リアルなドコモショップで予約してきました。そんなわけで、早々11月1日に、発売日に用意できる旨、ドコモショップから連絡をもらうことができました。想定通りだなあ。

で、開封レビューについては、ユーチューバーさんたちの内容の薄い動画(どいつもこいつも開封動画っていう風潮はそろそろ止めませんか?高額な製品をいち早く買ったことを自慢する動画で稼ぐなんて虚しくないですか?もっと生産性が高い仕事をしてお金を稼いで下さいな、ユーチューバーさんたち!?)を見てくただくとして、今回のTALKでは、iPhone Xをセットアップするに当たり、個人的に悩んだことや、工夫してみたことなどをご紹介しようと思います。

 

(1) iPhone 7 PlusからiPhone Xへの移行作業

(a) Suicaを削除->追加を忘れずに

詳しいことは、”こちら“を参照してもらうとして、機種変更をする時は、これまで使っていたSuicaを一旦サーバに退避し、iPhone Xに切り替えた後、退避したSuicaを追加する、といった手順が必要です。ちなみに、これまで使っていたiPhoneで、iCloudからログアウトすれば、Suicaの情報が自動的に削除されるそうです。

クレジットカードのデータは、Suicaのように旧端末のデータを削除しなくても、Apple Payの情報と設定内容はiCloudでバックアップされているので、同じApple IDを使う前提なら、iPhone X上のWalletアプリで、クレジットカードを追加すれば良いとのことです。

個人的に、ちょっと悩んだ点は、iPhone 7 Plusと同期しているApple Watchで使っているSuicaは、機種変更に伴い、どうすれば良いのか、というところです。この点に触れているネット情報が見当たらなかったのですが、Apple Watchに登録しているSuicaは、Apple Watch上で削除できるので、Apple Watch上のSuicaの情報は、iPhoneの機種変更には左右されないのかなあ?と言う解釈で、何も対応しませんでした。

でも、結果的には、何もしない戦術では、Suicaの移行はできませんでした。その辺りの状況は、”(2) Apple Watchは自動的に移行できないみたい”の項をご覧下さい。

 

(b) 復元はiOS 11のクイックスタートを利用してみる

詳しいことは、”以前の iOS デバイスから新しい iPhone、iPad、iPod touch にコンテンツを転送する“を参照してもらうとして、iOS 11から、クイックスタートという移行方法が登場したので、折角の機会なので、試してみることにしました。ちなみに、万が一のことを考えて、これまで使っていたiPhone 7 Plusのバックアップを、iTunesとiCloud両方に保存しておきました。

クイックスタートによる移行作業は、Apple Watchのペアリングと同じ要領でスタートします。2台のiPhoneを左右に置くと、現在使っているiPhoneの画面に、”新しいiPhoneを設定”というパネルが表示されるので、”続く”ボタンをタップすると、

iPhone Xの画面に、例のモヤモヤ模様が現れるので、この模様を、現在使っているiPhoneのカメラで捉えれば、iPhone Xに、これまで使ってきた設定内容が転送されるという段取りです。

ここで、注意しておく点としては、iPhone X側にSIMカードを付け替えておかないと、iPhone Xのアクティベーションが実行されません。

iPhone Xに、これまで使っていたSIMカードを装填すると、アクティベートがスタートします。

実際の復元処理が開始される直前に、移行元のiPhoneの最新の設定内容を、iCloud上にバックアップしてから行うかを問われます。基本は、iCloud上のバックアップ内容を最新にしておいた方が良いので、”復元する前にバックアップをアップデート”項目をタップします。ちなみに、iCloud上のバックアップデータを使った復元を行う場合は、作業を始める前に、直近のバックアップを済ませておいた方が、復元時間の節約になるのでオススメです。

途中割愛しますが、POOHの場合は、Apple Watchを使っているので、iPhone XでApple Watchを引き継げるかのようなガイダンス画面が表示されますが、”続ける”ボタンをタップしても、結果的には、引き継げませんでした。その辺りの状況は、”(2) Apple Watchは自動的に移行できないみたい”の項をご覧下さい。それにしても、このガイダンス画面、どんな意味があったんだろう?

これで、基本的な設定情報の移行は完了しました。この後は、これまで使っていたiOSアプリのダウンロードが始まります。

 

(2) Apple Watchは自動的に移行できないみたい

今回のiPhone機種変更で、一番厄介だったのが、Apple Watchの移行です。結論から言うと、Apple Watchの移行は手動が基本、というか無難みたいです。

恐らく正しいだろうと思う移行手順は、これまで使っていたiPhone(Apple Watchとペアリング済みのモノ)上の”Watch”アプリで、一旦、ペアリングを解除しておき、iPhone Xへの移行が終わったタイミングで、ペアリングを再実行。ペアリングする過程で、iCloud上に保存されていたApple Watchの基本設定を復元する、といった流れが正解なような感じがします。

ただ、POOHの場合は、ペアリングを解除せずに、iPhoneの移行を行ったことが良くなかったのか、バックアップデータを使った復元がうまくできなかったので、新しいApple Watchとして設定し直しました。

それと、Suicaの件ですが、Apple Watchとは言え、iPhoneと同様、一旦、Apple Watch上のSuicaを削除し、iPhone Xが使えるようになったら、追加し直すという流れが正しかったようです。

ですが、POOHの場合は、一旦、Apple Watchをリセットしたことで、結局は、Suicaを削除できた感じです。そんなわけで、iPhone X上の”Suica”アプリで、”Suicaカードを取り込み”を実行して、自動的に削除されであろうSuicaをiPhone X上に追加した後、

iPhone X上の”Watch”アプリの”WalletとApple Pay”項目で、Suicaカードを、iPhone Xに追加する、といった手順で復活させました。

それと、Apple Watchのモバイル通信の設定については、特段、何もすることなく、新しく設定し直したApple Watchで、モバイル通信がちゃんと有効になっていました。

 

(3) iPhone SEをSIMフリーに変更しました

今回、iPhone Xを購入したことを契機に、これまで使っていたiPhone 7 Plusを女房に譲り、女房が使っていたiPhone SE(docomo)をSIMフリーに変更することにしました。

詳しいことは、”SIMロック解除の手続き“を参照してもらうとして、iPhone SEの発売日は2016年3月なので、”2015年5月以降に発売された機種の手続き“に掲載されている内容に沿って、ロック解除のやり方をチェックします。ロック解除に関しては、いろいろな条件があるものの、”My docomo”の”ドコモオンライン手続き”ページにある”SIMロック解除”メニューで手続きをすれば、無料でロック解除ができます。

今回、ドコモショップで店員さんに聞いたところ、SIMロック解除に関しては、通信キャリア的には何も処理せずに、ネットを介して、アップルに解除の処理を依頼するスタイルになっているそうです。しかも、SIMロック解除では、端末(iPhone)のシリアル番号などのデータをチェックしたうえで処理を行うので、理屈の上では、SIMMカードはなくても良さそうですが、アップル的に、アクティベートする時の条件で、SIMカードがマストなのかも?ということでした。

で、今回は、ちょっと時間がなく、SIMロック解除の操作までは行き着かなかったので、SIMロック解除とSIMカード周りについては、後日、続きのTALKをしようと思っています。

 

(4) 取り敢えずなアクセサリーはこんな感じで用意しました

毎回のことですが、取り敢えず的な対応として、以下の専用ケースと液晶保護フィルムを購入しました。

Anker KARAPAX GlassGuard iPhone X用 強化ガラス液晶保護フィルム【3D Touch対応 / 硬度9H / 飛散防止】

この保護ケースをチョイスした理由は、やはりメーカーの信頼度、そして何よりも、フィルムを貼りやすそうだったからです。勿論、ケース同様、いざという時に、液晶画面を守ってくれそうなスペックという理由も大きな要素ですけどねえ。それと、アップル社のアクセサリー・ガイドライン(“Accessory Design Guidelines for Apple Devices“)でも指示されている通り、iPhone X前面上部にあるセンサーハウジングを覆わない設計になっているところも、iPhone Xとの親和性があって安心です。

この製品には、フィルムを貼りやすくするためのオレンジ色のガイドが同封されています。確かに、ガイドがあると位置決めはしやすくなるので便利なのですが、フィルム貼りに慣れている人にとっては、なくても問題ないレベルの工夫だと思います。フィルム自体は、とても透明感があって、貼っていることが分からないぐらい綺麗な感じです。勿論、3Dタッチを含め、ジェスチャー操作にも支障はありません。肝心な強度に関しては、実際のところ、どうなんでしょうねえ。

 

【Spigen】iPhone X ケース, [ 米軍MIL規格取得 Qi 充電 対応 落下 衝撃 吸収 ] ウルトラ・ハイブリッド アイフォン X 用 耐衝撃 カバー (iPhone X, マット・ブラック)

このケースを選んだ理由は、こちらのメーカーの製品だったら、これまでハズレがなかったから。それと、何よりiPhone Xをしっかり保護したかったからです。これまで愛用してきたiPhone 7 Plusは、うっかりして、2回程、落としてしまった経験があるのですが、その時も、同社製のケースを使っていたお陰で助かりました。というわけで、個人的には、薄さよりは、いざという時に頼りになりそうなケースを選んでいます。

実際、かなりガッシリとした印象のカバーですが、かと言って、サイズ感的には、思っていたほど、大きくもなく、バランスが良いケースだと思います。ま、当面は、このケースを使い、巷に、いろいろな製品が出た頃、改めて、良さそうなケースを物色したいと思っています。(既に良さそうなケースを注文済みなのですが、手元に届くのが12月の予定なので、後日TALKする予定です。)

POOH的には、Apple Payの恩恵もあって、iPhoneとカード類をいっしょに持ち歩く機会が随分と減ったので、恐らく購入することはないだろうなあ、と思っていますが、手帳タイプのケースをお探しだったら、

PORTER Air Jacket for iPhone X

BookBook for iPhone X“辺りがオススメかなあ、と思います。

細かいことですが、ケースの透明部分には、両面に保護フィルムが貼ってあるので、ケースを使用する前に剥がす必要があるのですが、剥がす作業が意外と面倒でした。

 

(5) Qiワイヤレス充電器も折角なので

iPhone 8から、iPhoneでも、Qiワイヤレス充電を行えるようになりました。とは言っても、従来通り、Lightningケーブルでも充電できますし、そもそも、来年発売予定の”AirPower”まで待てば、個人的にも理想的な充電環境を実現できるので、このタイミングで、無理やりワイヤレス充電器を買わなくて良いわけですが、実は、iOSデバイス周りの動向が、ワイヤレスの方向に着実に向かっているので、今回、その流れに乗ろうかなあ、ということで、お試し感覚で、Qiワイヤレス充電器を揃えてみました。

ちなみに、なぜ、ワイヤレスに着目しているのかと言うと、その理由は大きく2点あります。1点目は、最新のiTunesアプリでは、これまでマック上で管理していたiOSアプリを、個々のiOSデバイスで個々に一元管理する方式に大きく変わったこと。2点目は、iOSアプリの開発を行うXcodeで、”connect via network”というデバッグ方式(Lightningケーブルでマックと接続する必要がなくなりました。)を選択できるようになったこと、が大きなポイントだと思っています。

つまり、これまで、普通に使ってきたUSB仕様の充電方式は、事、アップルに関しては、いずれ近いうちに廃止の方向にあるのでは?という個人的な読みがあり、iPhone Xの購入を契機に、出来るところから、ワイヤレス環境に移行していき、厄介なUSBケーブルの本数を少しづつ減らしていこうと思っています。

そんな思いもあって、今回、購入したQiワイヤレス充電は、アマゾンで一番人気のこれ。

 

それと、メチャメチャ安かったので、もし使えたら旅行先で活用しようかなあ、と思って買っておいたこれも、今回、試してみました。

まずは、”Qi 急速 ワイヤレス充電器 NANAMI Quick Charge 2.0 二つのコイル ワイヤレスチャージャー 置くだけ充電 Galaxy Note8/S8/S8 Plus/ S7/S7 Edge/Note 5/S6 Edge Plus/ iPhone 8 / iPhone 8 Plus / iPhone X/他Qi対応機種 USB付属 qi 充電器“。

この製品に関しては、縦置きでも、

横置きでも、問題なくワイヤレス充電ができました。勿論、今回買ったケースをiPhone Xに装着した状態でも、問題なく充電が可能です。それと、このワイヤレス充電器は、iPhone Xを立てておける形状なので、机の上の占有面積もミニマムにできて良いと思います。

ちなみに、充電時間については、個人的に経験値がないので、この製品の充電時間が早いのか遅いのかは、現時点では分かりかねます。個人的な印象としては、ま、普通なのなあ?といった感じなんですよねえ。

 

続いて、”FUSHITON スマホ QIワイヤレス充電器 QI(チー)規格無接点充電器 無線充電器 置くだけ充電できる(USB供給)超薄い 超軽量で持ち運びに便利 USBケーブル付き (black)“。

こちらは、予想に反して、ケースを装着した状態でも、ちゃんとワイヤレス充電ができました。ただ、 入力電圧/電流 5V/2A、出力電圧/電流 5V/1Aというスペックなので、充電時間は相応に掛かるでしょうし、製品ケースが安価なプラスチック製なので、耐久性には不安はありそうです。とは言え、お値段がお値段なので、旅行先に持っていって、使い込んだうえで、もし壊せたら、それはそれでご苦労様、といった感覚で使ってみれば良いかなあ、と思っています。

 

(6) なぜか得体の知れないエラーメッセージが頻繁に表示されるんだけど

復元が完了し、iPhone Xを使い始めたところ、”現在このアイテムは購入できません このアイテムは更新中です。しばらくしてからもう一度お試し下さい。”というメッセージが、頻繁に表示されるようになってしまいました。

で、いろいろと調べてみたところ、何らかの理由で、iCloudを使った復元が完了していないというステータスのままだと、このエラーメッセージが頻繁に表示されるみたいです。というわけで、なぜか復元が終了していないようでしたので、復元を終了してみました。その後、エラーメッセージは表示されなくなった感じなのですが、本当に、これが正しい対処方法なんだろか?んんん、いまひとつ、釈然としないなあ。

 

(7) AirPodsのペアリングは復元で引き継げたみたいね

AirPodsのペアリングに関しては、クイックスタートで復元したからなのか、何もしないでも、ちゃんとペアリングが成立していました。Apple Watchも、こんな感じで、移行できたら良かったんですよねえ。

まずは、発売当日にセットアップが完了したところまで、ということで、新しいiPhone XについてTALKをしてみました。また、気が付いたことなどがあれば、随時、TALKしていきたいと思っています。今回のTALKは、こんなところで。

 

 

 

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tomohiko

長年に渡りMacintosh向けの自作アプリを作り続けているPOOHです。最近はiPhone,iPad向けアプリ開発にも挑戦中。グルメ、旅行、露天風呂、写真、サイクリング、映画、STAR TREKが大好き。レトロでSFなおもちゃを大量にコレクション。プレーリードッグと同居中。

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