Raspberry Piで航空機のADS-Bを受信してみました “macOS環境でADS-B信号のフィードにトライ” (3)
“Raspberry Piで航空機のADS-Bを受信してみました “NooElec R820T SDR & DVB-T MESDR Mini dump1090” (1)”
“Raspberry Piで航空機のADS-Bを受信してみました “IPアドレス固定化 ラズパイ環境整備 NTP RealVNC” (2)“の続きです。
(1) macOS環境でADS-B信号の受信に再チャレンジ
前回、macOS環境で”dump1090″のインストールに失敗してしまったので、気持ち的に釈然としないモードだったので、再チャレンジしてみました。
ただ、なぜか、ネット上で、同じような状況に陥ってしまったケースが見つからなかったので、今年1月に公開されたサイトの記事”Monitoring aircraft via ADS-B on OS X“を参考に、インストールを試みてみた次第です。
で、前回と何が違うのかと言うと、”dump1090″の派生パッケージとして、現在もアップデートを継続している”dump1090-mutability Debian/Raspbian packages“がベースになっているインストール手順なので、状況が好転する可能性あり、と思ったわけです。
で、早速、手順通り、実行したところ、いきなり、”GitHub“が認証できる公開鍵がない!というエラーが発生してしまいました。
いままで、何度もGitHubを使っていたのに、なぜ、このタイミングなの?!って、苛立ちを覚えたけど、ま、この機会にちゃんと公開鍵を設定したおこうかなあ、と思い直し、ネットで調べつつ、公開鍵の発行手続きを行いました。(この辺りは、長くなるので割愛しますが、ネット検索でカバーできるはず。)
で、何とか発行手続きを終え、
GitHubの設定画面に発行済の公開鍵を設定。ふう。
で、続きを実行…
でも、やっぱり前回同様、”x86_64″アーキテクチャに適合するシンボルが見つからなかったのでNG、というエラーが発生してしまいました。
んんん、残念!!
でも、こういう状況に対するズバリなトラブルシューティング例がネットでヒットしないので、自力ではこれ以上無理かも。
(2) Flightradar 24 Feeder / Decorder MacOSX / generic / 1.0.18.8を試してみる
コマンド系のハードルの高さにちょっとメゲたので、マックっぽいソリューションということで、”Share data with Flightradar24“からダウンロードできるmacOS版のフィーダーアプリを試してみることにしました。ちなみに、ベータ版です。
このアプリを最初に起動するタイミングで、”FR24 Decorder/Feeder”へのサインアップ用の質問に答えていくウィザードがターミナル内で実行されます。
“sharing key”と”radar id”の発行が無事完了すれば、アプリを使って、航空機のADS-B信号をフィードすることができるはずなんですが…
”Show Log File”項目を選択すると、アプリの実行状況をモニターできます。
“Show Web Status”項目で、フィード状況を可視化できるんですが、半日ぐらい動かしてみたんだけど、”Aircraft Tracked”数はゼロのまま。
(3) 次なる挑戦はCocoa1090かなあ
これまでのところ、連敗続きなわけですが、このままじゃあ収まりが悪いので、再チャレンジしたいんですが、先日、取得した”FR24“のsharing keyの有効期限が気になるので、まずはRaspberry Piの方を優先することします。
で、macOSバージョンの続きは、”Mode S (ADS-B) aircraft transponder decoder for Mac OS X“からダウンロードできる”Cocoa1090″を試してみたいと思っています。ただ、”NooElec R820T SDR & DVB-T MESDR Mini“が1個しかないので、両方のプラットフォームでやりくりするのも何なので、現在、2個目の”NooElec R820T SDR & DVB-T MESDR Mini“を米国アマゾンに注文中です。そんなわけで、モノが届いた後、改めて、この続きをヤッてみようと思っています。お楽しみに!
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