アグレッサー部隊と夜間訓練を観に小松基地に行ってきたぞ (3) “小松基地 スポッティング その2 夜間訓練”
“小松基地”のスポッティング後半のTALKです。
こちらのTALKでは、”F-15J“を運用する小松基地の”第303飛行隊“と”第306飛行隊“、そして夜間訓練の様子にフォーカスしてご紹介します。
写真の紹介に入る前に、夜間訓練について、今回経験した範囲でTALKしておきます。ただ、数少ない経験値なので、あくまで参考程度とお考え下さいまし。そうは言っても、こういった情報は、現地に行ってみないとなかなか伝わってこない内容ですので、POOHのようなツーリストにとっては、無いよりあった方が良い情報かと思います。
小松基地で実施する夜間訓練の予定スケジュールは、”小松基地のホームページ“で確認できます。ですので、ツーリストの場合は、まず、こちらの情報を確認したうえで、旅行の日程を調整することになります。
ただ、予定表の赤丸の日に必ず実施、というわけでもありません。あくまでも素人の想像の範囲ですが、実施の可否を左右する一番の要素は天候ではないかと思います。というのも、今回、スポッティングした二日間の天候ですが、初日は薄日が差すコンディションながら視程は悪くなく、結果、18時過ぎから、両飛行隊のF-15Jが12機、夜間訓練に参加していました。(T-4や小松救難隊も夜間訓練に参加していました。)
一方、翌日の天候は雨が降ったり止んだりの安定しないコンディション。ただ、夕刻には、雲は厚かったものの、水平線に沿って綺麗な夕焼けを見ることができたので、てっきり夜間訓練を実施すると思っていましたが、結果は訓練なし。
整備中のF-15J以外、次々にハンガーデッキに格納されていき、何とも切ない感じでした。実は、この日、東京に戻るJAL機のウィンドウは雨の水滴が沢山付いていたので、恐らく、上空のコンディションが悪かったものと思われます。恐らく、気象データや、その直前に訓練していたパイロットの報告などを加味して、いくら地上のコンディションが良くても、上空の様子が良くなければ夜間訓練は中止、といった流れなのかもしれませんね。しかも、前日、それなりの数のF-15Jが夜間訓練を行なっていましたので、もしかすると、前日から気象の変化を先読みしていたのかもしれません。勿論、雨の日でも夜間訓練を実施する日はあるんだと思いますが、ツーリストが旅行の予定を調整する際は、出来るだけ天気予報をこまめにチェックしておくことが吉なような気がします。つまり、出来るだけ夜間訓練が見れるチャンスを増やしたい場合は、例えば、”JALの先得“みたいな航空券は不向き、ということです。
あ、それから、どの飛行場でもそうですが、外来機を見つけるのも、こういった基地をスポッティングする時の楽しみ方のひとつかと思います。
例えば、
で、こちらは、”入間基地” “中部航空方面隊司令部支援飛行隊“の”T-4“。
それでは、ここから本題。今回の二日間で、夜間訓練を含め、飛んだF-15Jの総数は、初日が44機、二日目が13機でした。ちなみに、二日目は途中、お寿司ランチに出掛けてしまったため、正確な数字ではないんですが、お昼を挟んで雨模様だったので、飛んでも数は少なかったはず。ま、飛行隊が2つなので、訓練がある日は、以前に比べ、飛ぶ頻度が明らかに多くなっている感じがします。
撮影した写真は、”FlyTeamのチャッピー・シミズ マイページ”(チャッピー・シミズは、POOHのハンドルネームです)で公開していますので、興味がありましたら、そちらをご覧下さい。
まずは、日中の”第303飛行隊“から。
夜間訓練で上がった時の様子。この日は18時15分過ぎから、夜間訓練に伴う離陸が始まりました。この日の日没は19時過ぎだったので、まだ少し明るいうちに離陸して、陽が落ちた後に帰還といったパターンでした。
離陸から1 時間ほどで帰還。
そして、”第306飛行隊“。
アラートハンガーの交代の儀。
タイミングによっては、こんな青空の時もあったんですよね。
夜間訓練で上がった時の様子。この日は18時45分過ぎから、夜間訓練に伴う離陸が始まりました。周囲もいい感じに暗くなり、しかも303飛行隊に比べて、ちょっとヤンチャ度が高めの306飛行隊は、がんがんアフターバーナーを吹かして離陸。ま、派手なら良いというわけじゃないけど、観ている側からすると、絵的に戦闘機っぱいシーンが撮れてテンションが上がりっ放し。
で、やはり1時間ぐらいで帰還。でも、離陸が遅かった分、周囲は真っ暗で帰還時のシーンをまともに撮れないのが残念。この時間になると、基地サイドに明るい光源がないので、もっと明るいレンズじゃないとキツイです。ちなみに、空港の展望デッキは20時でクローズなので、係りの人から何度も撤収の催促がありました。遅くまでスミマセンでした。
こちらは、POOHが作ったアプリ”空港ファン AirportFun”を現地で動作確認した際のサンプルです。ご参考までに。
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