梅雨入り間近の沖縄で那覇空港と嘉手納飛行場をスポッティング (2) “1日目の嘉手納飛行場”
この日の午前中、雨のなか、“那覇空港”でスポッティングした後は、午後から曇りになるという天気予報を頼りに、“嘉手納飛行場”に向かいました。
今回もスポッティングした場所は、“道の駅かでな”です。とりわけ天候が安定しない日は、屋根がある展望台は心強いスポッティング・ポイントだったりします。
確かに、午後は雨が上がり、曇天のもと、スポッティング開始。そう言えば、前回、こちらに来た時は、アラスカからの外来機、ラプラー”F-22A“やアグレッサー部隊”F-16C“で大盛り上がりだったんですが、今回は、目玉になるような外来機もなく、とっても落ち着いた感じの展望台でした。ただ、時折り訪れる中国人観光客は、メチャメチャ煩くて、戦闘機の騒音より、中国人観光客の大声で飛び交う無意味な会話の騒音を測定した方が良いのでは?と密かに思いつつ、正直、鬱陶しい思いをしておりました。(喋るのは兎も角としても、カメラを構えている前に、無神経に割り込むのは止めてくれないかな!!)
撮影した写真は、”FlyTeamのチャッピー・シミズ マイページ”(チャッピー・シミズは、POOHのハンドルネームです)で公開していますので、興味がありましたら、そちらをご覧下さい。
まずは大型機から。
時々、”那覇基地“の”T-4“がローアプローチするんですよね。
こちらが、嘉手納基地所属の”F-15C/D“。
説明が前後してしまいましたが、嘉手納飛行場の滑走路は2本あって、この日は北風でしたので、RWY05L/Rの滑走路運用でした。上の写真のように、大きめにF-15C/Dを撮影できるパターンは、RWY05Lから離陸してくれる場合。逆に南風でしたら、RWY23Rから離陸してくれる機体ということになります。どちらも、展望台に近い側の滑走路ということになります。先日まで、奥側のRWY05R/23Lの滑走路辺りを工事していたので、どの機体もRWY05L/23Rを利用していたため、どんな機体でも大きめに撮影できたんですが、既に滑走路面の工事は終わっていたため、必ずしも期待通りの滑走路を使ってくれるわけではありません。
ですので、下の写真のように、RWY05RにローアプローチするF-15C/Dですと、同じ望遠レンズでも、こんなに小さくなってしまいます。ちなみに、今回、両日とも、RWY05Lから離陸してくれたF-15C/Dはごく僅かで、大半がRWY05Rという残念な状況でした。勿論、ドデカイ望遠レンズを使えば、そんな悩みもないわけですが、さすがに展望台とは言っても、沖縄の代表的な観光スポットですので、大きなレンズはメチャメチャ迷惑。ま、そこは常識的なサイズのレンズを使い、周囲に迷惑をかけないように、後は運を天に任せて撮影する他はないと思っています。非常識なサイズのレンズを、こういった場所で使う場合は、ハブに注意しながら”安保の丘“するか、あるいはいずれかのEND付近で、車と基地のセキュリティにビクビクしながら撮影することを是非オススメします。(勿論、報道関係の皆さんは例外、っていうことだと思いますが…)
こちらは、今回宿泊した”ヒルトン沖縄北谷リゾート“のお部屋から撮影したバージョンです。こんなにマンションに近いルートを飛行するとは、相応の防音対策はしていても、かなり厳しい状況なんだと思います。しかも、これが離陸の場合ですと、騒音もさることながら、危険度も相当高いはずだと思われます。(厚木基地周辺住民の人たちも、この状況に比べれば…)
こちらは、POOHが作ったアプリ”空港ファン AirportFun”を現地で動作確認した際のサンプルです。ご参考までに。
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