2年に一度開催されるアジア最大の航空ショー SINGAPORE AIRSHOW 2016 (2) “Crowne Plaza Changi Airport” “Singapore Changi Airport”

今回、“SINGAPORE AIRSHOW 2016”の期間中に滞在した”Crowne Plaza Changi Airport”について触れておきたいと思います。
このTALKはダイジェスト版ですので、詳しいレビューは”こちら”をご覧下さい。

その前に、チャンギ国際空港のアウトラインを、下の地図で説明します。

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チャンギ国際空港の滑走路は3本あるのですが、民間航空機が実際に使用しているのは、RWY02L/20RとRWY02C/20Cの2本なんだそうです。その日の風向きによって滑走路の運用は変わりますが、今回のシンガポール滞在中は、殆ど、RWY02LとRWY02Cの運用で、主にRWY02Lが着陸機、RWY02Cが離陸機用の滑走路として運用していました。ちなみに、日中はほぼ3分間隔ぐらいで離発着が滑走路を利用し、深夜でも10分間隔ぐらいで離発着を繰り返しているという、まさに24時間空港です。

で、今回宿泊したホテルはターミナル3に直結していて、位置的には両方の滑走路の真ん中にあるという何とも便利な立地状況だったりします。下の写真は空港の管制塔なんですが、管制塔の向こう側にあるのがターミナル2で、その向こう側にRWY02C/20Cがあります。

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ですので、離陸機は遠目にしか観えないですが、RWY02Lへの着陸機は場所によってホテルの廊下や部屋などから観ることができます。実は、このホテルをチョイスした2つ目の理由がそこなんです。

今回利用した部屋からは、RWY02Lが目の前に見えました。

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しかも、ターミナル3に設置された”エアバスA380“専用のスポットに面しているので、日本の空港では殆ど観ることのできないA380を嫌になるほどスポッティングすることができました。ほんの一例ですが、A380の写真をご紹介しておきます。ちなみに、”シンガポール航空“はA380を昨年時点で19機保有していて、更に5機発注済みなんだそうです。日本に目を向けると、ANAさんがA380を3機発注した(発注させられた?)わけですが、こうした超大型航空機をシンガポール航空のようにフル稼働できるのかどうか、見通しの明るい経営戦略を明確に描けているんだろうか?仮に、羽田にA380が離発着するようになった場合、空港サイドの諸々の準備は万全なのか?ここ数年、中型機が主流だった日本にとって、超大型航空機の運営って、かなりハードルが高そうですよね。今度はANAが赤字で上場危うしっていうことのないよう、国交省サイドも万全なバックアップをしていかないと、重荷だけを背負うことになり兼ねませんよね。

当日撮影した写真は、”FlyTeamのチャッピー・シミズ マイページ”(チャッピー・シミズは、POOHのハンドルネームです)で公開していますので、興味がありましたら、そちらをご覧下さい。

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深夜も、入れ代わり立ち代わり、A380がスポットを利用していました。

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深夜の管制塔もフル稼働、管制塔も綺麗ですよね。

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短めの動画で恐縮ですが、ホテルの部屋からiPhoneで撮影した滑走路の様子を掲載しておきます。ご参考まで。

あ、話が前後しちゃいましたが、今回、宿泊したお部屋はこんな感じでした。

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トイレがウォシュレットじゃなかったのが、唯一残念でした。

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こちらは、POOHが作ったアプリ”歩数で健康簿 WalkExercise”を現地で動作確認した際のサンプルです。ご参考までに。

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ホームページ”THE POOH FILES”にも是非お立ち寄り下さい。

tomohiko

長年に渡りMacintosh向けの自作アプリを作り続けているPOOHです。最近はiPhone,iPad向けアプリ開発にも挑戦中。グルメ、旅行、露天風呂、写真、サイクリング、映画、STAR TREKが大好き。レトロでSFなおもちゃを大量にコレクション。プレーリードッグと同居中。

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