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厚木飛行場のスポッティングに賑やかさが戻ってきましたね

公開済み 2015年12月10日 · 更新済み 2015年12月9日

“厚木飛行場”は、アメリカ海軍と海上自衛隊が共同で利用している軍事専用空港です。
それなら、さぞ沢山の軍用機をスポッティングできるはずと思って行ってみると、海上自衛隊の軍用機だけが離発着している時もあったりします。その理由は、アメリカ海軍と言っても、”空母 USSドナルド・レーガン”の艦載機が駐機している飛行場だからです。例えば、レーガンが西太平洋をパトロール航海している期間や他国との合同訓練などを実施している間は、艦載機も空母とともに日本を離れるので、その間は、主に海上自衛隊が利用しているというわけです。ちなみに、アメリカ海軍と海兵隊に関しては、今後2年間のうちに岩国基地に移転が予定されているので、こちらの飛行場でF/A-18などを観れるのも、残り僅かかも？一方で、日本に配備する空母を2隻にするという動きもあるようなので、この先、どうなるんでしょうね？

今年の10月1日に母港の横須賀に入港した後、レーガンは１0月15日から12月3日まで日本を離れていたので、その間は、かなり寂しい飛行場でした。もっとも、近隣の住民にとっては静かな日常を過ごせたわけですから、この飛行場は寂しいぐらいの方が良いのかもしれませんね。
そんなわけで、レーガンが入港する直前に、艦載機が厚木に戻ってきたので、それ以降、嘗ての賑わいが戻ってきた次第です。晴れた平日は、朝から、スポッティングする人たちが沢山出没します。POOHは、真っ青な秋天に恵まれた12月1日に、こちらの飛行場でスポッティングを楽しんできました。

スポッティングした場所は、いつもの通り、”大和ゆとりの森”です。こちらの場所は、北風の日ですと、離陸機のタキシングと離陸時のアフターバーナー、そして頭上を飛ぶ着陸機を眺めることができます。ただ、午前中はまだしも、午後になると完全に逆光になるので、写真撮影をメインにしている人たちの多くは、お目当てがない限り、午後には撤収してしまいます。それと、冬は北風の日が多いわけですが、こちらのスポットは、滑走路の南側になるため、北風を正面に受けながらスポッティングすることになります。とりわけ飛行場の場合は、滑走路の前後に遮る高い構造物がないので、かなり強烈な北風に吹き付けてきます。ですので、しっかりと防寒の準備をしておかないと、10分もしないうちに寒くて、その場にいられないことが多いので、くれぐれも体調を崩さぬよう気を付けて下さいまし。

当日撮影した写真は、”FlyTeamのチャッピー・シミズマイページ”(チャッピー・シミズは、POOHのハンドルネームです)で公開していますので、興味がありましたら、そちらをご覧下さい。

海上自衛隊。