Canon 1D Mark 4 Err20 エラーが発生認め撮影できません、って言われてもね…
中秋の名月の翌日がスーパームーンだったので、先日、”ヤフオク”で落札した”Canon 1D Mark 4”を持って、”羽田空港”のA滑走路(RWY 16R)から離陸する航空機とスーパームーンを絡めやすいポイントに繰り出しました。
カメラの位置、フォーカス、設定、すべて準備万端ということで、いざ、シャッターを押したところ、
というエラー表示が液晶画面に!!
この後は、何度、電源スイッチを入れなおしても回復せず、ただただ、スーパームーンに見事に絡んだ航空機を眺めていた次第。トホホ。
こうなってしまうと自力ではどうしようもないので、翌日、東銀座にある”キャノンサービスセンター”に持ち込み修理を依頼しました。
当初は修理に2週間ぐらいかかり、今回のような症状だと、最悪、オーバーホールに近い分解修理になります、っていうことでドキドキしながら修理の完了を待っていました。
で、予定よりも1週間ぐらい早く修理が完了したので、サービスセンターに引取りに行ってきました。ちなみに、自宅への送付(900円)も可能なんですが、POOHの場合は電車賃の方が安かったので、引き取りをチョイスしました。
で、修理の結果は、幸運?にも前板ユニットの交換だけで済みました。
でもね、そのユニットの代金だけでも、
でした。いやー、コンパクトカメラを1台買えちゃうお値段ですよね。部品代に技術料と点検・清掃費を加えると、な、なんと4万円也(キャノンフォトサークル入会の場合)。
ま、嘗てのフラグシップモデルなので、部品代と工賃が半端ないです。
でもね、今回、思ったのは、Canon 1D Mark 4(2009年12月発売)のように、中古の精密機器をオークションで落札した場合、いくら美品とは言え、それなりの使用期間を経た後に手元に渡ってくるので、やっぱり故障する確率が高くなるのも、ある意味、必然かもっていうこと。
ですので、中古の精密機器を落札、あるいは購入する場合は、以下のポイントを念頭にアクションを起こした方が良さそうです。
・美品はマストとしても、修理が可能な製品なのかどうか事前にチェックする。キャノン製品の場合は、”こちら”で確認できます。
・修理実績があればあったでOKかも。修理の内容と時期によっては、故障する前に直してあるので、自分の手元に来た後、故障する確率が下がかもしれませんし、修理実勢が最近の場合は保証期間が残っているので安心感があります。実際、POOHは中古の1D Mark4を2台所有しているんですが、うち、1台が修理保証期間内の実績があり、結果的に同様の症状が再発したので、修理代金が無料でした。後、中古のカメラを店頭で購入する場合は、そのお店でどれだけ保証してくれるのか確認要だと思います。
・中古のカメラだけを撮影現場に持参するは避けた方が良い。やはり新品で購入したカメラとセットで撮影に臨んだ方がいいですね。
・中古のカメラを購入する前に、メーカーのサポート体制をチェックしておきたいです。キャノンさんの場合は、”キャノンフォトサークル”に入会すれば、1年間、修理代金が20%オフになります。今回の修理でも、入会していたので出費をおさえることができました。なにせ、高額の出費になりますので。
こちらは、POOHが作ったアプリ”オークション AuctionAuditor”を現地で動作確認した際のサンプルです。ご参考までに。
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