IRKit – iPhone,iPadを使って外出先からエアコン等の家電を操作できる学習リモコン (2)

先日、アマゾンさんで購入した“IRKit – iPhone,iPadを使って外出先からエアコン等の家電を操作できる学習リモコン”をちょっとだけ触ってみたのでTALK。
ちょっとだけっていうのは、App Storeで公開されているお試し用のiPhoneアプリを使って、セットアップと基本の動作確認をした段階です。
ちなみに、この製品の基本的な使い方は、
“こちらのページ”に掲載されている動画をチェックしてみると、おおまかなところを理解できるかと思います。
で、肝心な自作アプリ開発のネタとしては、
この製品と同じWi-Fi環境下でIRKitを介してリモコンを学習したり、リモコンに向けてIR信号を送信する仕掛けとして、
“IRKit iOS SDK”や”IRKit Device HTTP API”が用意されているので、まずはそのあたりから、いろいろと試してみようかと思っています。
でも、本当にやりたいのは、外出先から自宅のエアコンの操作をしたいので、最終的には”IRKit Internet HTTP API”を活用してみたいと思っています。
あ、いきなり話しがテクニカルな方向にいっちゃいました。話しをお試しの状況レポートに戻します。

まずは、本体のサイズと置き場から。

IRKIt本体の大きさは、写真のとおり、かなり小さいので、サイズ的には置き場所に問題なさそうな感じがします。但し、以下の条件を満たす場所を捜す必要があるようです。
まずが、IRKitからエアコンやテレビ等の家電製品に対してリモコン操作をするので、対象の家電製品にリモコン用の赤外線信号が届く場所である必要があります。
それから本体の電源も要注意です。IRKIt本体には電源ケーブルの類が同封されていませんので、別途、USBマイクロBケーブルを自分で用意しなければなりません。ということは、IRKit本体～USBケーブル～USBのオス端子を接続して電源をIRKitに供給するPC等が近くになければなりません。でも、リビングにPCっていうのも変なので、POOHは、”USB充電器(ACアダプタ) ”をUSBケーブルと合わせて準備しました。このような接続であれば、USBケーブルの長さが届く場所ということで、置き場の制限がかなり緩和されます。

続いて、App Storeから専用のリモコンアプリをダウンロードします。

ダウンロードしたアプリを起動したら、ガイダンスに従ってセットアップを進めていきます。
最初に、下図のようにモールス通信を使って、IRKit本体と使用するiPhoneを連動させます。

ちなみに、POOHの場合は、この方法で連動できなかったので、”モールス通信から先に進めない？”という表示の内容にしたがって、IRKitに内蔵されているWi-Fiサーバに接続することで連動を無事に完了させました。

この後は、リモコンの学習になります。

学習し終えた操作内容は、アイコンボタンで登録できます。ちなみに、カメラロールに保存してある写真をベースにアイコンを作る機能もあったりします。これ、便利ですよね。

今回は、自宅に設置しているDAIKIN製のエアコン、東芝製のテレビ、そして先日購入したルンバを登録してみました。
ルンバのステーション位置の都合で、今回はルンバの確認できていませんが、エアコンとテレビは問題なくiPhoneからリモコン操作できました。

一度、IRKitのセットアップを完了させてしまえば、別のiPhoneにインストールしたiOSアプリでIRKit本体は自動的に検索できました。ただ、現バージョンのiOSアプリだと、iPhone毎にリモコンの赤外線を学習させなければならないので、そのあたりは自作のiOSアプリでの課題かも。
ということで、IRKitの超基本的な動作確認は無事に完了。さてっと、実際にどんな自作iOSアプリを作ろうかな。

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