最近読んだ本 “マスカレード・ホテル”
最近、”マスカレード・ホテル”を読んでみました。
こちらの本は、”真夏の方程式”や”聖女の救済”、”容疑者Xの献身”等といった作品で超有名な東野圭吾さんの最新作になります。
POOH的にハマっているガリレオ・シリーズとは違ったテーストな作品に仕上がっている反面、もちかして、新たな名コンビが誕生?と期待させてくれるストーリー展開です。本のタイトル通り、都内の高級ホテルに出入りする仮面を被ったいずれもユニークな客とのやり取りを軸に、ホテルのフロントを担当する女性スタットと、ホテルマンになりすました男性刑事が、難解な連続殺人事件を解決していくという推理小説です。ま、とにかく、様々な客をプロ意識たっぷりのフロントがてきぱきとさばいていくシーンは、かなり綿密な取材をしたはずに違いないと思わせるほどの迫力です。これだけでも、なるほどね、って関心するなか、肝心な難事件を二人の知恵と経験を活かして、少しずつ答えに近づいていく流れは絶妙といって良いかと思います。東野圭吾さんファンでなくても、間違いなく楽しめる内容だと思いますよ。これ、映画にしたら面白いだろうな。POOH的にはとってもオススメです。次回作になる予定のガリレオ・シリーズも、いまから楽しみッスね。