最近読んだ本 “真夏の方程式”
最近、”真夏の方程式”を読んでみました。
こちらの小説は、あのガリレオこと湯川准教授が難関な事件を解決していくという東野圭吾さんのヒットシリーズの最新本です。頭脳明晰なガリレオが飛び抜けた推理力をもって、ひとつひとつ地道に謎を解いていくという流れで物語が進行していきますが、物語の根底には、このシリーズ共通したテーマにあっている「献身」と「切ないこどの愛」が根底に流れていて、事件の動機もそういった人間のセンシティブな感情だということに次第に気が付いていくといった展開が絶妙だと思います。今回は、夏に終わりに向けた海岸近くの町が舞台なので、この時期に読むにはタイミング的にもバッチリかと思います。
ガリレオシリーズの長編としては、”聖女の救済”や映画化された”容疑者Xの献身”も発刊されていますので、秋の夜長にはオススメですよ。あ、それから、東野圭吾さんの最新作”マスカレード・ホテル”ももうすぐリリースです。こちらはPOOHも予約済です。