iPad活用指南 紙の本を一気に電子書籍化 自炊代行サービスに依頼してみました (2)
先日のTALKで触れた電子書籍化ですが、予定通り、自炊代行をお願いした”Bookry”さんからPDF化が完了したよ、っていうメールを頂きました。
メールの指示にしたがって、ネット上のサーバから出来上がったPDFをダウンロードする手順なんですけど、今回はOCR処理をしてもらったので、オリジナルのPDFと合わせて、OCR処理が完了したPDFの2種類をダウンロードすることになります。
POOHの場合は、OCR処理をしたPDF、つまり電子書籍をiPad上のiBooksで閲覧することを想定していましたので、iTunesの”ブック”にドラッグ&ドロップ操作でまずは登録。
続いて、iTunes上のiPad画面のブックで、iPad側に転送するPDFを選択しておきます。ここまでの操作を完了すれば、後は、次回、iPadとマック間で同期処理が実行されるタイミングで、選択したPDFがiPad側にシンクロされます。
で、シンクロが完了すると、
ってな具合に、iBooksの本棚には、本物っぱい書籍の表紙がざざっと並びます。いい感じ。こんな具合にコレクションで電子書籍を整理しておけば、見つけたい本も迷わず探し出すことができるはずだし、見た目もいいしね。
試しに、一冊分だけ電子書籍化された内容の出来栄えをチェックしてみました。まずは表紙。とっても綺麗な仕上がりです。
続いて、コンテンツ。
文字は勿論のこと、文章中のキャプチャ画面やソースコード・サンプル等も、識別率がとっても良くて、PDF化の出来栄えに大いに満足です。次に、OCR処理した成果をチェックするためにコンテンツの検索を実行してみました。
こりゃいいな!!キーワード検索が出来るっていうことだけでも、電子書籍化した付加価値を十分に感じることができます。だって、これが普通の紙の本だったら、見つけたコンテンツにたどり着くまでに、何冊も何回もページをめくらなくちゃならないわけで、それを考えると、やっぱり読み終えた後の電子書籍化はとっても実用的。
以上がiPad上で電子書籍を管理する方法ですが、一方のマック上でどんな管理方法があるんでしょう?POOHの場合は、先日リリースされた”iDocument Lite – Oscar Wu“>iDocument Lite”を通じてストックする方法で電子書籍を管理しています。
さて、今回、初めて自炊代行を利用した電子書籍化にチャレンジしてみたわけですが、POOH的はPDF化の水準もとっても満足したし、電子書籍化の意義も再認識することができました。今後は20冊読み終える都度、その単位で電子書籍化していくつもりです。いやー、PDFの自炊代行って、とってもいいね。