ネットブック U100 Vogueをお買い上げ (7)

MSI Computer MSI Wind Netbook U100 Vogue Empire Black U100 Vogue-BKwpid-ir-2009-03-25-06-09.gif“のPOOH的な改造も大きな山場を超えたので、ちょっと視点を変えてディスプレイのクォリティを、バッファローコクヨサプライ BUFFALO 液晶保護フィルム 光沢タイプ 10/10.1インチワイド対応 BSPF03AS100wpid-97465b63613bafb36324b204b4bd6ef5.gifでレベルアップ。

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ま、とにかく光沢にすると、個人的には画面がくっきりして見やすさアップ、って気がします。勿論、液晶の保護にもなるので、モバイル的にも安心かもね。

で、今回のTALKでは、U100をマック化するにあたって、こんなところが面倒だったっていうポイントを紹介します。実際の細かい手順については、ネットで検索してみると山のように検索結果が得られるので、詳しいところはそちらをチェックして下さい。とは言え、あまりの情報量にクラクラするでしょうから、あくまでも参考までにお話しますが、インストールするOSに対する修正が最小限になる手法を選択した方が、いろいろな意味でいいのかもしれませんね。

・BIOSの最新アップデート

まず、最初に躓いたのは、U100のBIOSのアップデート。この作業がどこまで有効なのかは、いまひとつ不透明ですが、POOH的には、これを機会にチャレンジという意味でやってみました。で、何が困るかと言うと、BIOSのアップデートって、FD、つまりフロッピーが前提みたいなんです。で、でも、いまどき、FDなんて手元にはないですよね。というわけで、いろいろ調べた結果、USBメモリとFreeDOSを使ってFDの代替とするアプローチを選択しました。ちなみに、もともとFDでも出来ることみたいなので、USBメモリの容量は小さくて良いかと思いますので、捨てちゃおうかな?って思っていたものが机の奥にあれば、是非、それを活用しましょう。POOHはそうしました。後、BIOSのアップデートって、とってもキケンな作業ですので、少しでも不安があればやめるべきです。もし、やると決めたら、U100が動かなくなっても、自分の責任だっていう自覚が必要です。(最新BIOSはmsiのGlobalの方のサイトで)

・FAT32で32GB以上をフォーマット

次に時間がかかったのが、OSをインストールするために、まずはFAT32でインストール先のディスクスペースを初期化すること。なぜ時間がかかったかと言うと、そもそも、Windowsくんとしては、その名のとおり、32GB以上でフォーマットできないので、FAT32仕様で32GB以上のディスクスペースをフォーマットする手段が標準では用意されていない、っていうことなんですよ。このあたりの手順について、具体的な解説が見付からなかったので、ちょっとレビュー。

Windows XP側では、とにかくパーティションを割り当てることだけします。具体的には、”ディスクの管理”画面で、未割り当てのディスク領域をフォーマットしないでパーティションだけ作ります。こんな感じで。

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その後、窓の杜あたりで、FAT32で32GB以上をフォーマットしてくれるフリーウェアを落としてきて実行。この時、POOHは操作ミスでディスク全体を初期化しちゃいましたので、ちゃんと操作方法を理解したうえで実行して下さい。

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うまく行くと、

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OSをインストールした後には、こんな感じで、32GB以上でFAT32でフォーマットしたディスク領域がインストールするOS仕様のフォーマットで再初期化できるようになります。

・Terminalでコマンド投入

チョイスしたインストール作業の手順によっても異なるかもしれませんが、内容によっては”ターミナル (Terminal)”でコマンドを投入する場面があったりします。なかでも便利なのは、普段は見ることがないUNIX系等の不可視ファイルを、一時的に見えるようにした方が作業上都合が良い場合があります。そんな時は、ターミナルを起動して、

defaults write com.apple.Finder AppleShowAllFiles YES

と入力してエンター、その後、Finderを再起動すれば、これまで見えていなかったフォルダやファイルが見えるようになります。

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Finderの再起動は、Dock上に表示されているFinderのアイコンを”Option”キーを押しながら選択すると、こんな感じでDockメニューが表示されるので、”再度開く”を実行するだけ。

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全ての作業が終わったら、

defaults write com.apple.Finder AppleShowAllFiles NO

と入力してエンター、そしてFinderを再起動すれば、元通り見えるべきものだけが見えるようになります。

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その他、よく使うコマンドとしては、ダウンロードしたフォルダの中に移動して下さい、っていう主旨の解説があった場合に使う例えば”cd ~/desktop/xxxxx“というコマンド。

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このコマンドは、その次に入力するコマンドでわざわざフルパス、つまりコマンドファイル等の保存場所を入力しなくても、コマンド名とオプションだけで済ますことができる便利なコマンドです。で、何しろ面倒なので、上記の例にあるように、ダウンロードしたファイルはデスクトップに置いておいて、”xxxxx“部分をフォルダ名に変えれば面倒は減ります。

以上のような部分を乗り切れば、ネット上で参照できる内容に沿ってOSをインストール。

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ここまでたどりついた方は、なぜ、POOHがキーボードやら、マウスやら、16GBのSDHDカードやらを調達したのか、その理由が分かるかと思います。ま、そんな事情があったわけですね。ちなみに、キーボードとマウスは、ある一瞬しか必要がないので、もし近くにUSB仕様のものがあれば、その時だけ流用した方が経済的かも。

実際に新しいOSを使ってみると、想像以上に早いです。もしかすると、体感的にはwpid-gifbanner-2009-03-25-06-09.gifMacBook Airよりも早いかも、です。ちなみに、Windows XPについても、かなりレスポンスがいいです。とっても快適な感じがします。

ショッピング

tomohiko

長年に渡りMacintosh向けの自作アプリを作り続けているPOOHです。最近はiPhone,iPad向けアプリ開発にも挑戦中。グルメ、旅行、露天風呂、写真、サイクリング、映画、STAR TREKが大好き。レトロでSFなおもちゃを大量にコレクション。プレーリードッグと同居中。

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