う〜さぶい

11月も半ばに差し掛かってくると、冬らしくなってくるものですね。でも、昨年も、この頃、こんなに寒かったかな？気候的にも、こんなに温度が下がってくると乾燥もあってか、咳込んでいる人が周囲に目立ちはじめたような気がします。こんな時に風邪をひくと長引きそうだから気を付けなくちゃ。

ところで、静岡の実家の方は、昨日の段階で、家具やら何やらを全面的に撤去完了です。なぜ、撤去したかたと言うと、家のなかが埃やら何やらで、人が安心して暮らせる状態ではなくなっていたことが判明したからです。なぜ、そんな状態になってしまったかと言うと、老いた者にとって体が思うように動かなくなってくると、結局は掃除とか整理、整頓とかといった普段の生活が継続できなくなり、そうした状況が数年続くと、本人を含め、不衛生な生活環境になってしまう。これって、実際に見てみなと判りづらいと思いますが、年老いた肉親が一人暮らしをしている、っていうことは、特別なケアをしない限り、少なからず同じような状況になっている可能性が高いんじゃないかな？って思います。そんな光景を目の当たりにすると、生活空間をクリーンにするという目的で、一旦全てを撤去してリセットするしか方法がないんです。これが現実ということを、今回思い知りました。ふう。

そんなわけで、一旦、家のなかをリセットできたので、今後は安心して生活できるような空間を再建することになります。ちなみに、リセットするためにも、かなりのコストがかかるのも事実。家の外見をそのままに、中身だけを綺麗さっぱり撤去するって、想像以上のお金がかかります。その理由は、業者の方も、昔のように無造作に廃材や不要品を捨てるわけにはいかず、ひとつひとつ分別したり、食品の場合は中身を出したりと、もの凄い手間がかかるから。もし、こういった作業を、自分でやろうと思ったら、自分の生活を相当犠牲にしなくちゃ不可能だし、それが遠隔地になればなるほど無理、という結論になるはず。ですので、それなりの備えをしておかないと、相続などを含めてスムーズに実現できない、っていうことを念頭に置いておくと良いかもです。