Apple IDがロックされています Unlock Apple ID というメッセージが表示された時に最初にやるべきこと
タイミング的にはmacOS Sonomaを14.2にアップデートした辺りからだと思いますが、毎朝、Mac Studioを起動すると、”Unlock Apple ID”というメッセージがアップルから通知されるようになりました。
iPadOSだと、こういったメッセージが突然表示されます。
このメッセージは、”Apple ID がロックされた場合や使用できなくなった場合“で説明している通り、セキュリティ上の理由でアカウントがロックされた場合に通知されます。
定められた手順 (アップルは複数の手順を用意しているので冷静に対処すれば大丈夫)でアカウントのロック解除をすれば、アカウントのロックは解除できますが、セキュリティ上の理由でアカウントがロックされたわけなので、最低限の対処としてパスワードを変更しておくことが求められます。
ちなみに、こういったケースの場合、個人的な経験では、直前に見知らぬ場所からログインがあった旨のメールがアップルから届いたり、同じアカウントで使用しているアップル製品が全て使えなくなったりするはずですが、今回の場合は、前触れもなく通知され、かつ他のアップル製品が当時に使えなくなったりはしませんでした。加えて、常時稼働しているM3 iMacではアカウントロックの通知は表示されません。
とは言え、定められた手順通りにアカウントのロックを解除できるので、フェイクっていうわけでもなさそうです。
今回の場合は、毎朝あるいは突然、アカウントがロックされてしまう症状が多発、加えて複数回アカウントのロックを解除するとパスワードの変更が必須になるので、通常の運用に支障が出始めたので、アップルのテクニカルサポートに電話をして相談にのってもらうことにしました。
いつも通り、とても丁寧に相談に乗ってもらいました。およそ1時間半ほど、画面を共有したうえで対処方法を模索した結果、アップルのアドバイザーさんが出したアドバイスは以下の通りです。
アカウントがロックされた旨の通知があった場合は、まず始めに、Apple IDアカウントページ(https://appleid.apple.com)にサインインして、本当にアカウントがロックされているのかを確認します。
今回の場合は、アカウントがロックされた旨の通知があっても、問題なく上記ページにログインができました。つまり、実際にはアカウントがロックされていないということです。
アドバイザーさんの説明では、このようなメッセージを表示するのは”システム設定”だそうです。
実際にはアカウントがロックされていないことが確認できたら、macOSであれば”システム設定”でサインアウトした後、再起動します。
再起動すると、このような画面になるので、Apple IDでサインインします。
なお、サインアウトすると、iCloud連携のデータがローカルから削除される場合があるので、再びサインインした後、一定の時間、データが元通りになるまで待つことになります。なかには、サインインの後、少し時間を置いた後、もう一度、再起動しないとデータが反映されないものもあるようです。というわけで、むやみにサインアウトすると、後が面倒ですので気を付けて下さい。
サインインした後は、何日か様子を見ます。以降、同様の通知が表示されなければ、恐らくシステムのバグという可能性が高そうです。(多分…)
POOHの場合は、上記の対処をした以降、通知は表示されていません。アップルのテクニカルサポートに連絡したので、もしシステムのバグならアップルの対応してくれると思います。(多分…)
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