日本版のSIMカード仕様のiPhoneからアメリカ版eSIM仕様のiPhone 15 Plusへの移行作業について

つい先日までアメリカに旅行に行っていたのですが、旅行中、iPhone 15 Plusをアップルストアで購入しました。

お買い物の様子などは、後日TALKする予定ですが、今回は、日本版のSIMカード仕様のiPhoneからアメリカ版eSIM仕様のiPhone 15 Plusへの移行作業についてお話します。なお、”技適マーク“云々が気にならない方のみ、このTALKを読んで下さい。”技適マーク“パトロールの方たちと議論するつもりは一切ありませんので、予めご承知おき下さい。”技適マーク“より、なぜ日本版のiPhoneだけシャッター音を鳴らし続けるのか?という論点の方が個人的には気になります。いまどき、シャッター音を消せないガジェットって、日本版iPhoneだけですよね。シャッター音を消せないのは不便でならないので、仕方なくアメリカでiPhoneを買ってきました。

※ 日本版のiPhoneをアメリカやイギリスで使用すると、アメリカ版同様、消音モードでシャッター音は鳴らなくなります。

 

ちなみに、これまで買い替え時にはiPhone Proシリーズを選んできましたが、今回は筐体の強度が必要十分ではなさそうという話が出ているのと、そもそも高速なUSB-Cは個人的に不要、そしてなりよりも高額ということで、今回はiOSアプリ開発で重宝する大きな画面サイズのiPhone 15 Plusにしました。それと写真撮影も、普段使っているレンズは1倍率が殆どで、望遠端はめったに使いません。加えて他のレビューを見ると、今回の売りの5倍率の写真はあまりクォリティが高くないそうですしね。

 

というわけで、本題です。

POOHがこれまでメインで使っていたスマホは日本版のiPhone 14 Pro。そもそもSIMフリーですが、iPhoneを買ったタイミングではドコモ (現在はahamo)はSIMカードしかなかったので、物理的なSIMカードが入っています。

今回、アメリカで購入したiPhoneはダブルなeSIM仕様。なので、今回の移行作業では、SIMカード版のahamoからeSIM版のahamoに乗り換えたいわけです。でも、ネットで調べてもジャストメートな情報が見つかりません。

それじゃあ、試行錯誤ありきでトライしてみよう!ということで、いつも通り機種変更の移行手順を進めてみると、何と電話番号を自動的に転送できるじゃないですか!!

画面表示に沿って進めると、例えば、主回線と副回線を両方設定している場合、どちらかを選択して電話番号をeSIMに転送することができます。それ以外の操作は不要です。

少し待っていると、ちゃんと電話番号が転送できました。この機能、昨年のiPhone 14シリーズではなかった機能だと思います。

転送元のiPhoneの設定画面を確認してみると、”iPhone 15 Plusに転送”ってなっています。これは凄い!!

ちなみに、POOHの場合、副回線はpovoなので、こちらはiPhone 15 Plusにインストールしたpovoのアプリを使ってeSIMを再発行すれば問題ありません。

電話番号の転送が終わると、アップデートの処理をしてくれます。残りは、iCloudを使って通常通り移行作業を行えば良いです。

 

一番心配していた電話番号の転送があっという間に出来たのは嬉しいんですが、それ以外に移行で面倒だったことが2点あります。

1点目は、認証手続きを改めて行う必要があるアプリの移行作業です。最近はID、パスワードだけではなく、2段階認証だったり、他のアプリでの認証が必要だったりと、メチャメチャ面倒でした。ユーザ保護の観点から仕方がないこととは言え、もう少し観点にできないものでしょうか?

2点目は、Apple Watchの機種変更に伴う移行作業です。何事もなければ気にならない作業なのですが、今回、ペアリングが途中で止まってしまい焦りました。結果的にはApple Watchを強制終了後にリセットを行い、改めてペアリングをし直すといった手順で解決したのですが、めったにやらない操作なので正直焦りました。

 

とは言え、SIMの移行が思いの外簡単にできたのは良かったです。これで、来年以降、シャッター音問題が解決する間での間、海外のiPhoneを安心して買えます。

 

p.s>

iPhone 15 Plusを買った時にアップルストアで貼ってもらった”【Apple公認ガラスフィルム】Belkin iPhone 15 Plus用 UltraGlass 2保護ガラスフィルム 超強化ガラス 抗菌 0.29mm 簡単取付キット付き“が思っていた以上に良いです。いままで使ってきたどのガラスフィルムよりも画面上のジェスチャーがスムースにできます。ジェスチャーはスマホになくてはならない操作なので、引っ掛かりがなく自然に操作できるのはストレスレスで心地よいです。お値段は高めですが、その価値は十二分にあると思います。

 

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tomohiko

長年に渡りMacintosh向けの自作アプリを作り続けているPOOHです。最近はiPhone,iPad向けアプリ開発にも挑戦中。グルメ、旅行、露天風呂、写真、サイクリング、映画、STAR TREKが大好き。レトロでSFなおもちゃを大量にコレクション。プレーリードッグと同居中。

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