Mac Studio M1 Max 10コアCPU 24コアGPU 64GB 1TBをセットアップ!

Mac Studio 10コアCPU、24コアGPU、16コアNeural Engine搭載Apple M1 Maxを注文しました“の続きです。

 

発売日に注文した”Mac Studio“が我が家に届いたので、早速、セットアップをしました。

今回は、注文してから手元に届くまで、かなり待ち時間があったので、ある程度の時間をかけてMac Studioの置き場所を準備しました。下の写真の赤い枠の場所にMac Studioを良い感じに配置できるよう準備しました。

 

< Mac Studioの拡張性を最大限に活用 >

今回、Mac Studioを購入した最大の理由は、そのパワーと拡張性に魅力を感じたからです。

パワーに関しては、自分自身のワークスタイルにフィットした仕様ということで、M1 Maxのメモリ 64GBモデルをチョイスしました。

拡張性については、これまで”OWC Thunderbolt Dock(Mac/Windowsパソコン向けThunderbolt 4対応ドッキングステーション)“に頼って何とか周辺機器を使ってきましたが、macOS側がこうしたハブを十二分にケアできていない現状もあって、マック本体の拡張性を待ち望んでいました。巷の評価では、同じ性能のM1 Maxだったらポータビリティに優れたMacBook Proの方が買い!という風潮がありますが、拡張性をあまり求めていない派の思いが先行しているのでは?と思います。POOHのように、周辺機器を多用している派にとってはMac Studioは待ち望んでいたモデルですし、14インチや16インチの画面サイズではワークフローが成り立たない派にとっては断然Mac Studioはメインマシンになるべきモデルです。それと、重ねて言っておきたいポイントは、現状のmacOSでThunderboltハブはスリープからの復帰時に周辺機器を切断してしまう傾向にあるため、実務レベルでは要注意だという点です。

ま、そんなわけで、個人的には、Mac Studioは待ちに待っていたM1マシンなわけです。

 

< macOS環境のセットアップ >

直近で、”macOS 12.3をインストール後に頻発したカーネルパニックの原因は外付けハードディスクでした“という悪夢のような体験をしたこともあって、Time Machineからのデータ移行は大丈夫かなあ?と心配でしたが、MacBook Proで積み上げたリソースをもう一度ゼロからセットアップするのも面倒なので、Time Machineを使った移行を行いました。

今回はほぼほぼ問題なく環境の移行が完了しました。所要時間はおよそ2時間ぐらいかな。

Time Machineを使った移行はとても便利なんですが、移行時に作業用に結構な容量の作業スペースを作ってしまうので、移行後はオリジナルよりも100GBぐらいストレージ容量が消費されたままになります。作業領域はいずれ削除されるみたいなんですが、出来れば移行直後にばっさりクリーンにしてほしいなあ。

それと、Time Machineを使った移行を行うと、なぜかロジクールのマウスでホイールによるスクロールが動作しなくなりました。解決方法は、一旦、”Logicool Options”を削除し、”最新のLogicool Options“をインストールし直すとホイールが復活しました。(症状は軽減されましたが、まだ少しカーソルポイントが飛ぶ現状は残っている模様。)

 

< 充実した拡張性を余すことなく使い尽くす! >

Mac Studioでは、以下のように周辺機器を接続して使い始めることにしました。

机の上に置く際のワンポイントアドバイスとしては、これだけ多くのインターフェースをサポートしていると、背面に多くのケーブルが集中するので、当初考えていたよりもMac Studio本体が手前方向にせり出した状態でのセットアップになりました。机が壁に接触しているような環境では、ケーブルの取り回しを考慮した配置を考えておくと良いかと思います。

[ 背面のインターフェース ]

Thunderbolt 4: “Promise F40P2R400000002 Pegasus32 R4 16TB(4TB×4)モデル Thunderbolt3 USB3.2 Gen2対応ストレージ” (Adobe Lightroom Classicで管理している写真データ)。

Thunderbolt 4: “LG UltraFine 5K Display” (メインディスプレイ、キーボード等はディスプレイの背面にあるUSB-Cポートで接続)。

※ “以前から欲しかった LG UltraFine 5K Display を遂に買っちゃいました!!

Thunderbolt 4: “AKiTiO U3.1 Duo Type-C USB 3.1 Gen 2対応 RAID機能付き 2ベイ 外付けハードディスクケース(USBケーブル Type C to Type C、Type C to Type Aおよびアミュレットオリジナルマニュアル付き)(HDDなし)” (6GBと4GBを内蔵、6GBは諸々のバックアップ用、4GBはTime Machine用)。

OWC MINISTACK STXが壊れたのでAKiTiO U3.1 Duo Type-C USB 3.1 Gen 2対応 RAID機能付き 2ベイ 外付けハードディスクケースを購入

Thunderbolt 4: 空き。

USB-Aポート: “サンワダイレクト USBハブ クランプ固定 4ポート USB3.0 USBケーブル付き【しっかり固定・抜き差し便利】ケーブル長1.5m ブラック 400-HUB065BK” (ロジクール独自のUnifyingUSBアダプタと開発用)。

※ “ディスプレイに取付可能なUSBハブ サンワダイレクト USBハブ クランプ固定 4ポート USB3.0 USBケーブル付き 400-HUB065BK

USB-Aポート: 空き。

 

※ ロジクール製マウスについて

最初、USB-Aポートに、ロジクール製マウスのUnifying レシーバーを挿してみたのですが、どうも信号が干渉するみたいで、マウスポインターが予期せぬ動きをすることがあったので、サンワダイレクトのUSBハブに接続し直したところ、正常に動作するようになりました。もしかすると、Mac Studio背面のインターフェースには相性問題があるのかもしれません。

 

HDMIポート: “LG モニター ディスプレイ 27UL850-W 27インチ/4K/DisplayHDR400/IPS非光沢/USB Type-C、DP、HDMI×2/スピーカー/FreeSync/高さ調節、ピボット” (Mac miniと共有しているサブディスプレイ)。

LG モニター ディスプレイ 27UL850-W 27インチ/4K/DisplayHDR400/IPS非光沢/USB Type-C、DP、HDMI×2/スピーカー/FreeSync/高さ調節、ピボット

※ USB-CとHDMIポートの両方を使ったデュアルディスプレイ構成はなかなか良いです。

LG社製の4KモニターはHDMIポートを切り替えることができるので、Mac Studioをデュアルディスプレイ構成で使いたくなったら、4Kモニター側のスイッチを操作するだけです。これはエコな感じ。

 

10Gb Ethernet:1Gb Ethernetを接続。

我が家のインターネット回線を100Mbpsから1Gbpsに速度変更契約しました “ドコモ光”

3.5mmヘッドフォンジャック: “Lepy ステレオアンプ LP-V3S 【BOSE社パワーIC使用】V3S シルバー” を介してApple Pro Speackers。

※ “iMac G4専用としてharman/kardon社が製作したApple Pro SpeakersをM1マックに接続、驚異の音楽体験ができます!

 

[ 前面のインターフェース ]

USB-Cポート: 開発用iPad ProまたはiPad mini接続専用。

USB-Cポート: 空き。

 

< ファーストインプレッションなど >

macOSとの相性がいまいちなサードパーティ製のハブから開放されたことは精神的に大きなアドバンテージです。いずれは、以前のように安定した環境が復活すると思いますが、現状ではmacOSがアップデートする都度、未だ修正されていないなあ、と思いながら回避策でやりくりしていました。素晴らしい拡張性を持ったMac Studioのお陰で、ようやくストレスフリーになった感じです。

ちょっと試算してみましょう。

今回と同じスペック (ディスプレイは除く)でMacBook Pro M1 Maxモデルの購入価格は409,800円(税込)です。一方、今回購入したMac Studioは315,800円(税込)。MacBook Proの場合、Mac Studioと同じ拡張性を持ったハブを追加購入すると5万円弱するので、既に27インチぐらいのディスプレイを持っていて、モバイル環境でマックを活用する場面がないのであれば、コスト面でも明らかにMac Studioの方が優位です。

 

それと、パワフルなマシンなのに静か!というのはやはり正義ですね。Mac StudioはIntelやRyzen製の最強CPUと比較されることが多いですが、同じパワーを少ない電力と熱量で手に入れることができるMac Studioの優位性は、何者にも換えられないものがあります。静かな書斎で、ワークフローに集中できるのは素晴らしいユーザ体験のひとつだと思います。現状では、アップルにしかできない快挙だと思います。

 

< Mac Studio導入に伴う現在のマック構成について >

[ Mac Studio M1 Max ]

今回新規導入したMac Studioはメインマシンとして最大限に活用していきます。

 

[ MacBook Pro 14インチ M1 Max ]

これまでメインマシンとして愛用してきた”MacBook Pro 14インチ”は、Mac Studio導入を契機にアプリ開発のサブマシン & 外出先に持ち出すモバイル機として今後も活用していきます。

また、”OWC Thunderbolt Dock(Mac/Windowsパソコン向けThunderbolt 4対応ドッキングステーション)“は、”MacBook Pro 14インチ”で継続して使います。(積極的に使う理由はないんですが…)

 

[ Mac mini 2018 Intel Core i7 ]

アップルのApple Silicon移行計画も残すところMac Proだけとなってので、気持ち的にはIntelマシンは手放したいところなんですが、まだ少しの間はIntel版のmacOSアプリもサポートしなくてはならないので、当面の間は開発したmacOSアプリの動作確認環境として残すつもりです。

 

[ MacBook Air 13インチ M1 ]

これまで、アプリ開発のサブマシンとして常時電源を入れっぱなしで使ってきたMacBook Air 13インチはネットで売却しました。現行マシンで、かつリモート需要もギリギリあったので、幸運にも15万円台で売却できました。勿論、売却益はMac Studioの購入資金に充当しました。

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tomohiko

長年に渡りMacintosh向けの自作アプリを作り続けているPOOHです。最近はiPhone,iPad向けアプリ開発にも挑戦中。グルメ、旅行、露天風呂、写真、サイクリング、映画、STAR TREKが大好き。レトロでSFなおもちゃを大量にコレクション。プレーリードッグと同居中。

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