macOS Montereyが12.2にバージョンアップされてようやくバグフィックスできた模様ですね (やはりフィックしていませんね)
“macOS Montereyでの不具合について Thunderbolt 4、Dockアイコン、ファイル共有など”
“macOS MontereyのTime Machineって挙動がおかしくないですか?”
“macOS Montereyが12.1にバージョンアップしたけどバグの殆どが修正されずに残っていますね”の続きです。
先日、macOS Montereyが12.2にアップデートされたので、これまで残されていた不具合などの修正具合などを個人的に検証していました。ほぼほぼバグフィックスは達成できた模様です。
まずは、個人的に一番影響を感じていた”Thunderbolt 4接続の多機能ハブの接続が切れてしまう”問題。
この問題は、M1 MaxのMacBook Proでお世話になっている”OWC Thunderbolt Dock(Mac/Windowsパソコン向けThunderbolt 4対応ドッキングステーション)“に接続しているディスプレイが、マックがスリープから復帰したタイミングで接続が切れてしまい、ディスプレイが真っ黒なままになってしまうという内容です。
暫定的な対応としては、ディスプレイをオフにしないように設定し、本来はオフになるところをスクリーンセーバーで凌ぐという感じで運用していました。
macOS Montereyが12.2になった以降、ディスプレイをオフにする運用に戻して様子を見ていましたが、いまのところディスプレイはしっかり復帰できている模様です。
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この記事を書いた後、1週間程度様子を見ていました。発生頻度は格段に減りましたが、”Thunderbolt 4接続の多機能ハブの接続が切れてしまう”問題。”はまだ発生します。毎回っていうわけではないのが救いなんですが、やはりハブへの電源供給が止まってしまうと、ディスプレイを含めすべてのストレージの接続が切れてしまい、マックを再起動するしか復旧方法がありません。
続いて、アプリによってCPUとメモリの消費量が異常になる問題。
この現象は、”Amazon Photos”や”Dropbox”など、未だにApple Siliconに移行していない常駐型のアプリで発生しているようです。なかでも”Amazon Photos”は、写真をクラウドにアップロードする際、物凄いCPU使用率(ほぼ100%に張り付きます)になってしまいます。アップル的には、この問題に対処するのはサードパーティ側というスタンスだと思いますので、
加えて、macOS Montereyが12.3にアップデートされると、機能拡張タイプのアプリは非対応になるケースも発生するようなので、サードパーティ側の早急な対応が望まれます。
そんななかで、”Dropbox”はApple Silicon対応のベータ版を公開しているので、近いうちにApple Silicon対応が実現されるはずです。他のサードパーティも、一日も早いApple Silicon対応を進めてほしいものです。
次は、ファイル共有周りの不具合。
当初確認していたファイル共有の不具合は解消されましたが、macOS Montereyが12.2になり、先日購入した”【国内正規品】 OWC miniStack STX (OWC ミニスタック STX)Mac mini 積み重ねストレージ/Thunderbolt 4 / 3ポートハブ / 3.5インチHDD / 2.5インチHDD / 2.5インチSSD / NVMe M.2 SSD/静音/Mac & Win (0TB ケースのみ)” (“OWC MINISTACK STX Stackable Storage Enclosure with Thunderbolt Hub Xpansionを個人輸入しました“)をいろいろ試している時に、気になる不具合を確認しました。
今回導入したハブに内蔵しているハードディスクは、”APFS”でフォーマットしています。
そのハードディスクを搭載したThunderbolt 4ハブをファイル共有しようとすると、総じてアクセス権に関連するエラーが発生してファイル共有ができません。
いろいろ調べてみると、”APFS”の場合は”SMB”プロトコル配下でしかファイル共有ができないそうです。とは言え、恐らくデフォルトで”SMB”は有効になっています。
設定をいろいろ変えて試してみた結果、”画面共有”をオフにすると、”APFS”の場合でもファイル共有ができるようになりました。この件に関しては、結果オーライなので個人的には問題を引きずっていませんが、ファイル共有で悩んでいる方は一度試してみる価値はあるかもしれませんね。
上記以外に、
・Thunderbolt 4ハブにUSBで接続しているハードディスクとマウス用の通信アダプタの接続が切れてしまい、結果的にマックを再起動して対応。
・勝手にキーボード入力の打鍵が止まらなくなってしまい、結果的にマックを再起動して対応。
といった不具合が一度だけ発生しましたが、再現性がないので現時点では注視している感じです。
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ただ、”macOS 12.2更新後 「Macの電池残量が一晩でゼロに」との複数報告“という記事も目にしました。万人がハッピーになれるまでには、まだ時間がかかりそうですね。
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