10年以上愛用してきたプリンタが寿命を迎えたので特大容量ギガタンク搭載のインクジェット G5030を購入しました

10年以上愛用してきたインクジェットプリンターから、以下のエラーメッセージが表示されるようになりました。

“インク吸収体が満杯に近づいています。
プリンターは、クリーニングなどで使用したインクが、インク吸収体に吸収されます。
この状態になった場合、プリンターのOKボタンを押すと、エラーを解除して印刷が再開できます。満杯になると、印刷できなくなり、インク吸収体の交換が必要になります。お早めにキヤノンホームページから交換のお申し込み、もしくはキヤノンお客様相談センターに交換をご依頼ください。お客様ご自身によるインク吸収体の交換はできません。”

ということで、買い替えざるを得ない状況になりました。

新しいプリンタの購入に際して、インクカートリッジ方式ではないプリンタを検討しました。従来のインクカートリッジ方式って、使用頻度の低いカラーのインクカートリッジが山のように残ってしまい、これはメチャメチャ不経済だなあ!と不満を感じていたからです。

そんなわけで、今回は、ギガタンク搭載のインクジェットプリンター

Canon プリンター A4インクジェット 特大容量ギガタンク搭載 G5030

を購入することにしました。

プリンタの内部構造はこんな感じです。

このプリンタは、ギガタンクに直接インクを注入する方式です。ブラックのインクボトルは2本同封されています。

個々のインクボトルが大容量なので交換頻度が低くなるため、メンテナンスコストを低減できるそうです。

本体サイズも、普通のインクジェットプリンターとほぼ同じぐらいです。PCやスマホとの接続はWiFi通信で行うので、設置作業は電源ケーブルをコンセントに挿すだけです。

 

< 環境のセットアップについて >

PC側のセットアップは、専用のインストーラアプリで行います。

インストーラアプリでは、ドライバーソフトのインストールに続き、

WiFi通信の接続を行いますが、基本自動化されているので面倒はありません。

こちらはmacOS環境ですが、プリンターの追加も自動化されているので、ユーザは内容を確認するだけです。

 

ドライバーソフトとWiFi通信のセットアップが完了したら、設定変更などの確認を行っておきます。

マニュアルでは、Web画面で設定変更を行うよう解説していますが、

macOS環境では、こんなエラーメッセージが表示されるので気持ちが悪い感じです。

 

なので、iOSアプリを利用することにしました。

細かい設定変更などは、ログイン操作で認証手続きを行う必要があるのですが、管理者用のパスワードについて目に付く箇所に記載がありません。

結局、オンラインマニュアルを読み進め、通信周りの説明がある箇所に、管理者用のパスワードに関する解説を発見!しかも、プリンター本体の裏面のシールに実際の初期パスワードが印刷されているので、一旦、設置を終えたプリンター本体の位置を変える必要があり、とてもストレスを感じました。管理者パスワードのような重要な情報は、プリンター本体を設置する手順を説明している箇所に、はっきり記載してほしいものです。

 

< 総評など >

3万円以下で、こんなに高機能で、かつお財布に優しそうなインクジェットプリンターを買える時代になったんだなあ、というのが第一印象です。

個人的には、AppleのAirPrint機能で、マックは勿論のこと、iOSやiPadOSなどからも直接印刷を指示できるところが気に入っています。それと、自動電源オン・オフ機能をサポートしているのは良いと思います。WiFi接続の他に、有線LANやUSB接続という選択肢があるのも良いですね。

同封の紙マニュアルが簡素化され、取扱説明書のほとんどがオンラインマニュアル化されているところは好感が持てる一方で、何となく肝心な解説が分かりづらいところは気になります。

総評としては、コスパが良く買って良かったと思っています。

 

 

 

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tomohiko

長年に渡りMacintosh向けの自作アプリを作り続けているPOOHです。最近はiPhone,iPad向けアプリ開発にも挑戦中。グルメ、旅行、露天風呂、写真、サイクリング、映画、STAR TREKが大好き。レトロでSFなおもちゃを大量にコレクション。プレーリードッグと同居中。

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