アップルのHomeKit機器が応答なしになってしまったので自宅のコンセント環境を一新することにしました
何の前触れもなくアップルのコンセント系”HomeKit“対応製品がすべて”応答なし”という状態になり、全く利用できなくなってしまいました。一方、”Raspberry Pi“で”HomeKit”化したデバイスや”Hue照明“は問題なく認識できています。メーカーを問わず、コンセント系”HomeKit”対応製品だけが一斉に利用できないというところが気になります。
“HomeKit”周りのトラブルに関しては、アップルの”Genius Bar“に問い合わせても、「このサービスは”iCloud“絡みなので正直なところ確実な復旧方法は分かりません。」ということなので、まずは自宅の関連デバイス(WiFiルータ、Apple TV、iPad Pro、iPhone)等を再起動したりしつつ1週間ぐらい様子を見ましたが状況は改善しませんでした。実際のところ、我が家ではオートメーション機能をフル活用して、コンセント系製品のコントロールをしているので、”HomeKit”で使えなくなるとかなり困ります。
1週間の経過観察中、たまにコンセント系”HomeKit”対応製品が極めて短時間認識できる瞬間があったのですが、長年愛用している”Koogeekスマートコンセント” (“Koogeekスマートコンセント HomeKit 遠隔操作 電力を監視 1800W AC120V 米国の規制 ホワイト“)だけは”応答なし”のままだったので、もしかすると特定のスマートコンセントの不具合で他のコンセント系”HomeKit”対応製品も使えなくなったのかも?と思い、これを機会に書斎のコンセント環境を一から見直すことにしました。
コンセント環境をリセットするために購入したアイテムは、
“Meross スマートプラグ WiFi スマートプラグ 遠隔操作 Alexa/Google Home/IFTTT対応 個別スイッチ 3+2(AC差し込み口 +USBポート)” (Merossスマートコンセント)と、
“エレコム 電源タップ ACアダプタが5つ挿せる幅広コンセント 6個口 1m ブラック T-NSL-2610BK” (エレコム電源タップ)です。
“Merossスマートコンセント”を選んだ理由は、
先日購入した“【HomeKit Siriに対応】Meross WIFIスマートプラグ Apple Siri 13.0、Amazon Alexa、Google Homeで音声コントロール 2個入り スマートコンセント遠隔操作” (“HomeKit Siri, Amazon Alexa, Google Home オールラウンドに対応に Meross WIFI スマートプラグ”)のiOSアプリをそのまま使えるし、日本の規格にも適合していて安心だからです。
< Merossスマートコンセントをセットアップします >
“Meross”製品専用アプリで”Merossスマートコンセント”をセットアップします。
あれ?将来的には”HomeKit”対応を予定している感じですね。
セットアップが完了した直後、”Amazon Alexa”アプリから新規デバイスを検出した旨の通知が届きました。これは素晴らしい!
“Meross”製品専用アプリや”Amazon Alexa”製品でコントロールできる単位は、”Merossスマートコンセント”本体、3口あるコンセントそれぞれ、そして2口のUSB端子です。USB端子については、1口ずつの制御はできず、2口セットで電源のオン・オフが可能です。”Merossスマートコンセント”本体を一括して電源オン・オフできる点はグッドポイントのひとつかも。
こんな感じで設置しました。サイズ感も大き過ぎず良いですね。
それと、電源プラグ部分の角度を変えることができる点も地味にグッドポイントです。
セットアップ手順の途中で触れた”Amazon Alexa”アプリの方は、特段、何もせずに自動的に登録が済んでいました。これは、先日購入した“【HomeKit Siriに対応】Meross WIFIスマートプラグ Apple Siri 13.0、Amazon Alexa、Google Homeで音声コントロール 2個入り スマートコンセント遠隔操作” (“HomeKit Siri, Amazon Alexa, Google Home オールラウンドに対応に Meross WIFI スマートプラグ”)をセットアップする際に、”Meross”製品のスキルをインストールしておいたからだと思います。それと、”Google Home”についても自動的に登録が済んでいました。この辺りは、アップルの”HomeKit”より賢いかもしれませんね。
< エレコム電源タップをセットアップします >
“エレコム電源タップ”の方もセットアップします。
この製品を選んだ理由は、メーカーとしての信頼性、そしてスマート家電にありがちなユニーク形状の電源プラグにある程度柔軟に対応しているからです。それと、このコンセントタップは、iMac Proなどの後ろ側に設置するので、埃対策済みの製品にしたかったという理由もあります。
いろいろ試行錯誤した結果、こんな感じで運用することにしました。この組み合わせだと、コンセント口を1口犠牲にするだけで済みます。
< HomeKitの不具合は解消されました! >
コンセント環境を見直し、トラブルの原因と思われたスマートコンセントを撤去したことで、”HomeKit”は正常な状態に復帰しました。
トラブルの正確な原因は不明ですが、状況証拠から考察すると、アップルの”HomeKit”の場合、今回のようにデバイスのカテゴリが同じ製品の一部が何らかの不具合を生じると、連鎖的にメーカーの違いに関わらず、同じカテゴリの製品が使えなくなってしまうようです。普段何事もない状況であれば、アップルの”HomeKit”は細かな設定で気持ち良いスマートホーム環境を実現できる一方で、何かトラブルが発生してしまうと、その原因究明が難しくユーザの負担が一気に増えるという弱点がありそうですね。これまでのようにアップル独自の技術に固執し続けると、結果的にガラパゴス化が進んでしまいますし、不可解なトラブルが発生する可能性も増えていくという懸念を感じます。いずれにしても、スマートホーム製品という性格上、業界標準の規格のもとで、アップルの優位性を開拓していくといったベクトル修正が必要なのでは?と思います。そういう意味では、アマゾンのように幅広い家電製品やガジェットを販売するプラットフォームに乗っかるか、あるいは連携するのが正確ではないかと思います。
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これで全て解決!と安心していたら、1週間ぐらいして、最近購入したばかりの“【HomeKit Siriに対応】Meross WIFIスマートプラグ Apple Siri 13.0、Amazon Alexa、Google Homeで音声コントロール 2個入り スマートコンセント遠隔操作 ュール設定” (“HomeKit Siri, Amazon Alexa, Google Home オールラウンドに対応に Meross WIFI スマートプラグ“)が”応答なし”になってしまいました。やはり、アップル認定のコンセント系”HomeKit”対応製品だけが”応答なし”。アマゾンやGoogle系のスマートデバイスは問題なく稼働しているし、ラズパイで”HomeKit”対応したセンサー類も認識してくれています。もし、WiFiのチャネル不足だったら2台同時に”応答なし”というのも合点がいかないので、我が家の環境が原因とは思えません。どうしたものかなあ?
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meross のコンセントで同じ症状になりました
メーカーのアプリでは認識も操作もできるのでhomekit側のトラブルだと思うのですがログも何もなく対処しようがありません
HomeKitはiCloudを基盤にして動いているので、アップルのエキスパートの人に聞いてもトラブルの原因は分からないそうです。
同じ症状です。
我が家のMerossもHomekitでよくエラーが出ます。iPhoneのバッテリーが指定値になったらスマートプラグをオンにするオートメーションを組んでいますが、iPhoneの通知画面に「kCFErrorDomainCFNetwork エラー-1001」というのが出ます。特にスリープモード中によく起こります。解決方法は見つかっていませんが、IFTTTにWebhookを掛ける方法を取って回避しています。
ただ、Merossは2022年11月でIFTTTとの連携をやめてしまうそうなのでまた他の方法を探さないと・・
エラーの内容は、通信のタイムアウト (NSURLErrorTimedOut)っぽい感じですね。スリープモード中にタイムアウトエラーになるということなら無視してよさそう?、かもしれませんね。