Amazon Alexaに対応したネットワークカメラ ATOM Cam (アトムカム)は噂通り素晴らしかったぞ!

主に外出時のペットくんたちの様子をチェックする目的で、我が家のリビングルームでは4台のネットワークカメラが稼働中です。ま、4台も稼働していれば支障はないと思うかもしれませんが、実際の運用ではカメラ映像の死角になる箇所が何箇所もあるので、リビングルームを一望できる広角レンズ対応のネットワークカメラがないかなあ?と思っていました。そんななか、

【Amazon Alexa 認定取得】ネットワークカメラ ATOM Cam(アトムカム):1080p フルHD 高感度CMOSセンサー搭載 赤外線ナイトビジョン 動作検知アラート機能 防犯カメラ/ペットカメラ/見守りカメラ/ベビーモニター ATOM tech製

が、そのニーズを満たしてくれそうで、しかも”Amazon Alexa“にも対応したということで、物は試しということで1台導入してみることにしました。

 

パッケージの中身はこんな感じ。マグネットと両面テープが付属されているので、従来のネットワークカメラでは難しかった高い位置からの映像を再生できるところがグッドポイントのひとつです。

ネットワークカメラの裏面には、マイクロSDカードの挿入口と、セットアップの時に使うスイッチが配置されています。こうした機能を裏面に配置したことで、ネットワークカメラ本体がとてもシンプルに見えます。

 

< ネットワークカメラをセットアップします >

細かなセットアップ手順については割愛しますが、セットアップ作業時の留意事項などを簡単に説明します。セットアップは、専用アプリで行います。我が家はアップルユーザなので、iOS版アプリで説明します。

セットアップ作業のなかで、一番分かりづらかった箇所がWiFi接続です。作業自体は難しくはないのですが、画面の説明文が分かりづらかったです。

要は、iPhoneの”設定”アプリの”WiFi”項目で、2.4GHzをサポートするWiFiネットワークに接続後、下の画面に戻ります。接続したネットワーク名が自動的に表示されるので、パスワードを入力後、”次へ”ボタンをタップするだけです。こんな感じで説明文を書いてくれれば、何も悩むことはなかったんですけどねえ。

続く画面に表示されるQRコードをネットワークカメラで読み込むと、後は自動的に必要な設定を行ってくれます。簡単でしょ?

ネットワークカメラは、リビングルームを一望できる場所に設置しました。

 

< 実際に使ってみましょう >  

ネットワークカメラの映像は想像していた以上にとても綺麗です。初期画面は広角で映像が再生されるので、リビングルームを一望する場所にネットワークカメラを設置すれば、ほぼ死角はありません。あまりに鮮明な映像なので、サンプル画面にはセキュリティ上の理由でモザイクをかけさせてもらいました。モザイクをかけないと、我が家のリビングルームの様子がはっきり分かってしまいます。

ランドスケープで見ると部屋の隅々まで確認できます。また、詳しく見たい箇所を指でピンチアウトすると、驚くほど鮮明な画像で拡大されます。これは一見の価値ありです。

専用アプリは、”iPad”にもしっかり対応しています。

このブログ記事を書いている時点では、未だベータ版ですが、macOSやWindows版アプリも利用できます。これは有り難い!!

ただ、開発途上ということもあってか、アップル社の”Notarization (公証アプリ)“対応までには至っていません。個人的には、わざわざmacOSアプリでなくても、”Mac Catalyst“版アプリによるリリースもありなのでは?と思いますが、その辺り如何でしょうか?

 

 

設定項目も充実しています。

一般的な検知機能の他に、火災/CO2警報機音の検知を行う項目も用意されています。

マイクロSDカードへの録画記録やナイトビジョンにも勿論対応しています。

例えば、モーション検知した際の通知は、こんな感じでマイクロSDカードに保存され、専用アプリでいつでも参照可能です。

記録した短い動画では、モーション検知した部分をグリーンの四角で追随する様子を確認できます。

 

お見せできないのが残念ですが、ナイトビジョンの映像もとっても綺麗です。

 

< Amazon Alexa対応以上をチェックしておきましょう >

セットアップ作業は、”Amazon Alexa” iOSアプリで行います。”ATOM”スキルをダウンロードして、認証手続きを行います。

続いて、新しいデバイスの検出が行われますが、毎回のことですが、画面上は検出できなかった旨の画面が表示されます。

これ、iOSアプリのバグだと思われるので、いい加減修正してほしいものです。このままだと、ユーザが混乱しますよ!

我が家のリビングルームには”Echo Show 5 (エコーショー5) スクリーン付きスマートスピーカー with Alexa“を設置済みなので、早速試してみましょう。

「アレクサ、カメラを見せて!」。おお!、画面にリビングルームが表示されました。

「アレクサ、カメラを隠して!」。画面が消えました。これは凄い!

なお、iOSアプリでは実行できませんでした。”Amazon Alexa”対応は、画面付きのアレクサデバイスで有効なようですね。

個人的には、”Amazon Alexa”対応よりも、アップリの”HomeKit“に一日も早く対応してほしいなあと思っています。そうすれば、自宅のコンディションを”ホーム”アプリで一元管理できるようになるので、複数のアプリを使い分ける鬱陶しさがなくなります。

 

p.s>

今回ご紹介したネットワークカメラのスペックで、敢えて足りなそうな機能がカメラレンズをリモート操作で動かす駆動系がないことです。確かにそうなんですが、実際に使ってみると、カメラの広角レンズのお陰で、視野角がとても広く、これならレンズを動かす必要はないかもね、と思いました。駆動部分があると故障の原因のひとつにもなるので、カメラ性能と設置場所フリーを優先した製品と考えるのが正解だと思います。

p.s>

実際に数日使ってみて、あまりに使い勝手が良いので、もう1台増設しました。このネットワークカメラが2台あれば、我が家のリビングルームをほぼ100%カバーできています。そういう意味でもコスパが高い製品だと思います。

2台目を追加すると、アプリの画面表示はこんな感じになります。

 

それと、アレクサの方は、最初に「アレクサ、カメラを見せて!」とリクエストすると、

「同じカメラが複数見つかりました。どのカメラにしますか?」という主旨の確認メッセージが返ってくるので、アプリで設定しておいたカメラの名称を伝えることで、”Echo Show 5 (エコーショー5) スクリーン付きスマートスピーカー with Alexa“に映像を再生できます。

 

 

ホームページ “THE POOH FILES”にも是非お立ち寄り下さい。
Adobe Stock“でベストショットな写真素材を販売中です。是非ご覧下さい。

tomohiko

長年に渡りMacintosh向けの自作アプリを作り続けているPOOHです。最近はiPhone,iPad向けアプリ開発にも挑戦中。グルメ、旅行、露天風呂、写真、サイクリング、映画、STAR TREKが大好き。レトロでSFなおもちゃを大量にコレクション。プレーリードッグと同居中。

おすすめ

コメントを残す