アマゾンの製品レビューってとても参考になるけど、一体どこまで信頼できる情報なのかなあ?
いまやアマゾンがない生活なんか考えられない世の中になりましたが、皆さんはどんな情報をもとにお買い物をしていますか?
POOHの場合は、アマゾン以外で得た商品情報をアマゾンで調べるパターンが買い物全体の約9割、残りの1割はアマゾンのタイムセールや新着情報などをきっかけに買い物をするっていう感じです。前者の場合はアマゾン以外で得た評判や新商品レビューなどが主な情報ソースなので、アマゾンでは価格をチェックすることが殆どです。一方、後者の場合はアマゾン以外で情報を集めづらい商品が多いので、結局、アマゾンの製品レビューに頼るしか方法がありません。
先日、アマゾンに出店している業者の担当者という人から、商品の無料体験募集のメールが届きました。個人的には、当該商品を扱うメーカーさん?とは面識はなく、過去に関連する商品を購入した実績もありません。ですので、どこでメールアドレスを入手したのかは不明です。
我が家はアップル製品一色なので、Android製タブレットを使うことはないのですが、どんな内容なのか尋ねてみたところ、以下のようなメールが返信されてきました。
要約すると、アマゾンから指定商品を購入 -> 製品レビューを投稿 -> 投稿したレビューのスクショをメールで送る -> 全額返金 + 商品の無料提供
といった内容でした。
メールに添付されていたURLを確認してみると、メールに記載されている製品名と同じものはリストにありませんでした。とは言え、高評価な商品のなかには、このような舞台裏のやり取りで、評価を捏造したものがあるようです。
気になったので、リストに掲載されていた商品のひとつを”サクラチェッカー“で調べてみました。
やはり、サクラ度は相当高いようです。
アマゾンという巨大なネットモールで、自社が扱う商品を販売しようと思ったら、まずは高評価を演出しないと、ユーザの目にすら留まらないという理屈は理解できなくもないですが、仮にクォリティが悪い商品を高評価レビューを信じて購入してしまったら、それは紛れもない詐欺ですよね。必ずしも、サクラ度が高いことと商品のクォリティとは一致しないとは思いますが、アマゾンでは製品レビューが大きな拠り所のひとつになっているので、それを故意に悪用するのは市場操作そのもので、決して正しいマーケティングとは言えません。
アマゾンサイドでも、製品レビューの信ぴょう性をお得意のAIやビックデータなどを駆使して、製品レビューとともに掲載してほしいものです。アマゾンの返品制度を活用すれば、実質的に損を被ることはないとは言え、返品も度を越すと、アマゾン側のブラックリストに登録されるんでしょうから、まずはマーケットを提供しているアマゾン自身が、製品レビューを正しい方向に是正すべきだと思います。なんやかんや言っても、アマゾンなしでは生活できないので、気持ち良い買い物ができるよう一層の改善をお願いします。
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