最近、”[増補改訂第3版]Swift実践入門 ── 直感的な文法と安全性を兼ね備えた言語 WEB+DB PRESS plus Kindle版”を読んでみました

最近、”[増補改訂第3版]Swift実践入門 ── 直感的な文法と安全性を兼ね備えた言語 WEB+DB PRESS plus Kindle版“を読んでみました。
紙バージョンは、”[増補改訂第3版]Swift実践入門 ── 直感的な文法と安全性を兼ね備えた言語 (WEB+DB PRESS plusシリーズ) (日本語) 単行本(ソフトカバー)”。

詳解 Swift 第5版” (“最近、”詳解 Swift 第5版 Kindle版”を読んでみました“)、”iCloud and CloudKit in iOS 12: Lean how to share data between devices in iOS 12 with iCloud and Swift 4.2 (English Edition) Kindle版” (“最近、”iCloud and CloudKit in iOS 12: Lean how to share data between devices in iOS 12 with iCloud and Swift 4.2 (English Edition) Kindle版”を読んでみました“)に続き、今回も”Kindle“本をチョイスしました。自宅で本を読む時は、”iPad Pro” (“iPad Pro 11インチ Liquid Retinaディスプレイ Wi-Fiモデル 512GB – スペースグレイ を購入しました!“)がいいね。

 

この本はタイトル通り、アップル製品向けのアプリ開発に欠かせない”Swift“の教本です。前半の”Swift”の文法回りに関しては、よく使うだろうと思われる箇所を中心に解説していて、文法的にはあるけど使用頻度が低そうな、つまりよりマニアックな内容にはあまり触れず、全体的にバランスが取れた内容になっています。それでも、自分には関係なさそうなところは飛ばしちゃいますが、途中挫折することなく読み進めることができました。文法については、文法自体も大切ですが、じゃあ、これどんな場面で使うの?とか、これとこれはどんな風に使い分けたらいいの?といったところもフォローした説明をしてくれているので実践向けな内容だと思います。中盤を過ぎると、何とユニットテストのやり方についても解説しています。この手の本で、ユニットテストに言及するなんて凄いなあと思いましたが、信頼性の高いアプリ開発には欠かせない情報なんだと思います。ちなみに、POOHはそこまではやっていませんが、知識として仕入れておく良い機会だと思います。

後半は、アプリ開発では利用する機会が多いAPIクライアントアプリを作る想定で、実践的な解説をしてくれています。このパートは、なかなか実践的な内容なので、個人的に参考になりました。こういった内容が、もう少し多くても良かったかなあ。

個人的には、文法よりも、こうした実践的なテーマに基づいたiOSアプリの演習的な教本をたくさん読みたいなあと常々思っています。(何せ個人でアプリ開発をしているので実践的なノウハウをキャッチアップする機会がない。) 確かに、文法はファーストアプローチとしては避けて通れない内容ですが、いくら本で詳しい内容を読んでも、実際に手を動かしていないし、そもそも本のなかでは失敗や悩む場面がないので、正直なところ文法だけだと頭に入らないんですよね。やはりケーススタディ的な内容のなかで、気付きがあるからこそ、文法のあるべき姿を理解できるので、是非、そういったスタイルの本を執筆してほしいですね。それと、最近の動向のなかで、ネット越しの勉強法が少しづつ定着しつつあるので、こうしたプログラミングの勉強についても、知りたい部分を小分けして、ある程度インタラクティブな手法で、実践的なプログラミングを学べるようになるといいですよね。知りたい部分だけつまみ食いできるなお金払いますよ。

 

ホームページ “THE POOH FILES”にも是非お立ち寄り下さい。
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tomohiko

長年に渡りMacintosh向けの自作アプリを作り続けているPOOHです。最近はiPhone,iPad向けアプリ開発にも挑戦中。グルメ、旅行、露天風呂、写真、サイクリング、映画、STAR TREKが大好き。レトロでSFなおもちゃを大量にコレクション。プレーリードッグと同居中。

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