先日買った Kindle Paperwhite 電子書籍リーダーでPDF版の書籍を読めるようにしました (macOS編)

Kindle Paperwhite” (“Kindle Paperwhite 防水機能搭載 Wi-Fi 8GB 広告つき 電子書籍リーダーはいいよ!”)を買って1ヶ月以上経ちますが、時間ができたらちょっと読書、というライフスタイルが思っていた以上に定着しました。やっぱり、文字を読みやすくて軽量、そしてバッテリーの減りを気にしなくて良い、というガジェット端末なので、どう考えても読書に向いていると思います。先日のTALKでも触れましたが、”iPad“で読書でもしようかなあと思って買っても、結局、長続きしないので、読書をメインに考えているんだったら”Kindle“一択だと思います。

ま、ハードウェアとしては文句の付けようがないわけですが、”Kindle”のウィークポイントは電子書籍数だと思っています。確かに、冊数だけ見れば大量のKindle本がリリースされていますが、技術書系の新刊本が少ないのが、現状では残念なところです。

そこで、過去に購入したPDF付きの書籍を”Kindle”で読み直してみようかなあと思い、いろいろ試してみました。

 

< Kindleパーソナル・ドキュメントサービス >

Kindle本“以外にも”Kindle”に送信可能なドキュメントはいくつかあるようです。”Kindleライブラリへのドキュメントの送信について“に、その概要が掲載されているのですが、具体的な方法がいまいち分かりません。どうも”Kindleパーソナル・ドキュメントサービス”あるいは”Send-to-Kindle”という方法で、”Kindle”にPDF等のドキュメントを送信できるようです。

一番簡単な”Send-to-Kindle”方法はメール送信らしいのですが、その方法だと50MBを超えるドキュメントは送信できないようです。そこで、今回は以下の2通りの方法を試してみることにしました。

なお、PDF書類のなかには、Adobe社の”DRM制限“(デジタル著作権管理)で保護されてPDFがあるそうですが、生憎、手元にそういったPDF書類はないので、今回は素のPDF書類を対象にします。

 

< Dropboxのエクスポート機能を利用する >

個人的に”Dropbox“を愛用しているので、”Dropbox”のエクスポート機能を使って、”Kindle”にPDF書類を”Send-to-Kindle”する方法を試してみました。なお、マックのWebブラウザから”Dropbox”にアクセスしてもエクスポート機能は使えませんでした。iOS版の”Dropbox”アプリで、以下の手順を実行して下さい。

“Kindle”に送信したいPDF書類 (“Dropbox”に保存してあることが前提)の下に表示されている小さな丸アイコンをタップして、”エクスポート”を選択します。

エクスポート先として”Kindle”を選択します。

途中までは送信処理が実行されるのですが、残念なことに50MBを超えるドキュメントは送信できませんでした。結局、この方法も”Send-to-Kindle”を利用するので、メール送信の制限と同じなんですね。

 

< マックにKindle端末をUSB接続する >

“Kindle”に同封されている純正のUSBケーブルを使ってマックに接続します。

すると、”Kindle”端末は”USBドライブモード”に切り替わり、

マックのデスクトップに、Kindleドライブがマウントされます。

Kindleドライブを開き、”Documents”フォルダに”Kindle”で読みたいPDF書類をドラッグ&ドロップします。

この操作を”iMac Pro”で実行したのですが、PDF書類を”Kindle”にコピーする所要時間は、通常のファイルのコピーと比べ、かなり長く掛かります。しかも、最後の5秒まで到達した後、いくら待ってもコピー処理が終わらなかったので、マックを強制終了したら、下図のようなエラー画面が”Kindle”に表示されました。どうも、この状態になってしまうと、”Kindle”で本が読めなくなってしまうようです。

この状態から復旧させるには、もう一度、マックにUSB接続し、正しい手順で”Kindle”をアンマウントする必要があります。

“Kindle”のアンマウントはうまくいく時もあれば、下図のように強制的に取り出すしかない場合もありました。どちらにしても、ちゃんとした手順でアンマウントしないと、”Kindle”が使えなくなりますので、ここは注意したいポイントです。

 

少し焦る場面もありましたが、結果的にはPDF書類を”Kindle”で読めるようになりました。

“Kindle”でPDF書類を開くと、先程の”Documents”フォルダ内に、”sdr”という拡張子が付いたフォルダが自動的に作成されます。試しに、”sdr”フォルダが作られた後、PDF書類を削除してみたところ、”Kindle”にPDF書類が表示されなくなってしまいました。ですので、一旦コピーしたPDF書類は読み終えるまで削除してはいけません。

ちなみに、”Kindle”からPDF書類を削除する際は、PDF書類を長押しして表示されるメニューで削除するのが無難な方法かと思います。

 

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tomohiko

長年に渡りMacintosh向けの自作アプリを作り続けているPOOHです。最近はiPhone,iPad向けアプリ開発にも挑戦中。グルメ、旅行、露天風呂、写真、サイクリング、映画、STAR TREKが大好き。レトロでSFなおもちゃを大量にコレクション。プレーリードッグと同居中。

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