Mac mini (2018)がいきなり再起動を繰り返すというトラブルが発生! < Genius Bar 正規プロバイダ編>

Mac mini (2018)がいきなり再起動を繰り返すというトラブルが発生! < 自宅で復旧編 >“の続きです。

 

先日、1年ちょっと前に購入した”Mac mini” (“Mac mini (Intel Core i3 16GB メモリ/256GB SSD) セットアップ〜ファーストインプレッション“)を使っていたら、いきなりフリーズして再起動。その後、再起動を繰り返すようになってしまったので、まずは自宅で定石通りに対応を試みました。

多少のコストを掛けてまで、素人が考えうる対策を試みたものの、残念ながら復旧までには至りませんでした。とは言え、このまま、133,800円 (税別)のMac miniを放置がしておくのもモヤモヤ感が残るし、何より個人情報が入っている内蔵SSDを初期化しないまま処分するのもリスクが大きいので、”Genius bar“、そして”Apple 正規サービスプロバイダ“に相談してみることにしました。

 

< Apple StoreのGenius Barに相談 -> やる気のない対応に失望 >

ハードウェアテストの結果から、即、修理に出すのはちょっと違うかも?と思い、最近、自宅の近くにオープンした川崎のApple Storeを見学がてら、”Genius bar“に相談することにしました。

結果から言うと、自宅で試した以上のことは分かりませんでした。もしかすると、担当者によって対応の良し悪しはあるのかもしれませんが、今回の担当者は、最初から諦めモードといった感じ。

その担当者曰く、

「工場修理という選択肢はありますが、保証期間が過ぎているので、Mac miniの場合、ベースの修理費が税別で37,000円 (この金額は間違っていることが後に判明。お金のことなんだから正確に伝えて。)、アップルストアでCTOしている場合だと内容に応じてプラスアルファです。修理しても保証は90日間なので、仮に2回故障するとほぼ購入価格と同じぐらいになりますしね。Mac miniの購入価格を考えると、かなり悩ましい決断かと思います。皆さん、ここで悩まれます。」

ということでした。

担当者は何となく最初からテンションが低く、諦めムードが伝わってくるやりとりで、正直、自分自身、何とか直したいという意気込みが萎えてしまったのは事実です。Geniusな対応を期待していただけに、もう少し深堀りをした技術的な対応を提案してくれても良いのでは?と思った次第です。そうは言っても、既に保証期間が過ぎている製品なので、担当者的には最初からスルーしたかったインシデントだったのかも?

 

2018年11月に購入した価格が133,800円 (税別)なので、最低で見積もっても、修理費は購入価格の1/3になってしまいます。

結局、修理の決断はできず、その日は帰宅することに。(新型コロナウィルスを心配しつつアップルストアに出向いたのにガッカリです。)

それにしても、仮にMac miniを手放すにしても、この状態だと内蔵SSDの内容を消去する手段すらないので、売却は勿論のこと、廃棄することさえできません。一体、どうすれば良いんだろう?

 

< 有償修理を前提に正規サービスプロバイダに持ち込む >

Genius bar“は対応してくれる担当者のクォリティに左右されるのかもしれませんが、何度もサポートをしてもらった過去の体験からすると、今回の対応にはとてもガッカリしました。

こうなったら、高額の修理費用負担も仕方がないかもと思い、先日行ったApple Store 川崎の2階にあるビックカメラ内の”Apple 正規サービスプロバイダ“に相談してみることにしました。

まずは、これまでの経緯、つまり自宅で試したこととか、アップルストアの”Genius bar”であまり成果がなかったことなどを説明。その後、店頭で”option” + “command” + “R”による復旧を試み、取り敢えず電源が落ちることなく処理が進むことを確認してもらいました。(全ての処理を実行すると数時間かかるので途中で終了。)

これまで行った復旧対応と店頭での動作確認の結果、もしかするとハードウェアの故障ではない可能性もあるということで、まずはサービスプロバイダ側でSSDの初期化とOSの再インストールを試みてみましょう、ということにしてもらいました。ちなみに、この時点で9,900円の実費がかかりますが成功報酬という扱いになるそうです。なので、OSの再インストールが行えない状態のままで作業を完了した場合は代金はかからないそうです。これは良心的だね。

保証期間は過ぎている商品とは言え、Apple Store 川崎の”Genius bar”で、このぐらいの対応は、自社製品ということでやってほしかったなあ、と思いました。

店頭に預けておよそ3日後ぐらいに電話があり、OSの再インストールの何度もトライしたけど失敗、恐らくハードウェアの障害ということで修理代金がかかるけど、この先に進めても良いか?という確認がありました。最終的な修理代金は気になるものの、SSDを初期化できないままでは捨てることすらできないので、思い切って修理をお願いすることにしました。これ、絶対、macOSの不具合だと思うんだけどなあ…

 

で、4月7日の昼間に修理完了の連絡をもらったのですが、その日は受け取りに行くことができなかったので、後日ということにしました。

そうしたら、その日の夜に緊急事態宣言は発令されたことを受け、翌日からGW明けまで休業になってしまいました。

後日連絡があり、商品の引き渡しのみ、事前の予約で対応ということだったので、リスクを感じつつも修理品を引き取ってきました。

案の定。ロジックボードの全交換での対応でした。SSDとロジックボードが一体になっているので、SSDや安価な部品の故障であってもロジックボードを丸ごと交換というわけです。アップルサイドの事情とは言え、ユーザファーストとは思えない設計、製造ですよね。

驚くのは、修理費用が消費税込みで46,200円だったことです。13万円のMac miniの修理費用が本体価格の1/3強っていうのは強烈過ぎですよね。全く、非常識な価格設定だと思います。ロジックボードの値段と言ってしまえば、確かにそのぐらいの販売原価なかもしれませんが、それにしても高すぎます。

しかも、修理費用なのでポイント還元は0円です。ちなみに、この修理費用をマックの購入時に知っていれば、アップルケアを契約するか、もしくはMac miniを買わないという二者択一といった感じになるんだと思います。有償の修理費用は故障箇所により異なるという説明はあるものの、実際には、ほぼ100% ロジックボードの交換になるはずなので、アップルとしては、修理費用を事前に開示することでアップルケアの妥当性をしっかり説明すべきだと思いますが如何でしょうか?

ちなみに、今回はかなりの出費で身も心もボロボロ。そんなわけで、今後、どんなに魅力的なMac miniが発売されても二度と買いません。

 

< 修理品のセットアップでもハラハラドキドキ >

修理品を早速、セットアップしましたが、やはり何もなかったわけではありませんでした。ここ最近のアップル製品の品質を考えると、なにかあるはずと思った方が良いのかもしれません。

ちなみに、ここ数回のインストールで、”Time Machine”を使った移行アシスタントが想定通りの仕事をしてくれなかったので、今回は手動で環境を戻すことにしました。

 

・Mac miniにキーボード (USBケーブルで有線接続)、マウス (Apple純正のBluetoothマウス)、ディスプレイを接続してスイッチオン!

macOSインストール直後の画面が表示されましたが、キーボードとマウスが全く反応しません。念のため、キーボードを何種類か交換して試しましたが効果なし。

また、修理依頼かな?と思いつつ、Mac miniを強制的に電源オフ後、再起動したらキーボードとマウスが反応するようになりました。冷や汗ものでした。

 

・”ホーム” (HomeKit)アプリに、既に利用しているアクセサリやシーンが反映されません。

先日、購入したMacBook Airの時と同じ状況です。(“新しいMacBook Air が我が家に到着! ハードはベストだけどmacOSがダメダメだね“)

ちなみに、今回の修理品は”macOS Mojave”、先日購入したMacBook Airは”macOS Catalina”なので、macOSというよりiCloudのバグなのでは?この障害は、どうも世の中では起きていないというアップルのスペシャリストの話でしたが、我が家では連続して発生していて、既存のマックやiPhoneでは問題ないので、macOSの初期導入時の不具合なのでは?

数時間後に自然復旧しました。ただ、MacBook Airの方は未だに使えていません。モバイル環境で使えないっていうのは困るんだけどなあ。

 

・”macOS Mojave”から”macOS Catalina”にバージョンアップ後、これ以上のアップデータがないにも係わらず、未実行のアップデートを示す赤いバッジが表示されたままになってしまいました。マックを再起動しても赤いバッジが表示されたままです。

 

・これまで使っていた”Time Machine”用のディスクを一旦初期化しようとしたら、エラーが実行できませんでした。何度トライしても状況が改善しないので、マックを再起動。再起動後はディスクの初期化を実行できました。

 

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tomohiko

長年に渡りMacintosh向けの自作アプリを作り続けているPOOHです。最近はiPhone,iPad向けアプリ開発にも挑戦中。グルメ、旅行、露天風呂、写真、サイクリング、映画、STAR TREKが大好き。レトロでSFなおもちゃを大量にコレクション。プレーリードッグと同居中。

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