macOSの進化に伴い姿を消したアップル純正アプリたちを蘇らせてくれる正に神ツール Retroactive
記憶が新しいところでは、”macOS Catalina”の登場と同時に姿を消したAperture, iPhoto, iTunes、そしてFinal Cut Pro 7, Logic Pro 9, Keynote ’09といったアップル純正アプリを、”macOS Catalina”環境で復活させてくれる神ツール “Retroactive”が公開中ということで、早速、試してみることにしました。
今回、復活を試みたアプリは、嘗て最強の写真管理 & レタッチソフトと言われていたアップル純正の”Aperture“です。いまで言う”Adobe Lightroom“に似たアプリです。
“Retroactive”からダウンロードしたアプリは、アイコンのダブルクリックでは開けません。右クリックで表示したメニューから”開く”を実行します。
もし、右クリックで開けなかった場合は、”システム環境設定”の”セキュリティとプライバシー”画面の”ダウンロードしたアプリケーションの実行許可”欄で”このまま開く”ボタンをクリックすれば開けると思います。
表示された画面で、”Aperture UNLOCK”ボタンをクリックすると、復活に必要な処理を実行してくれます。ちなみに、実行する前に”Aperture”は”アプリケーション”フォルダに保存しておいて下さい。
処理が完了したら、”Launch Aperture”ボタンをクリックします。
無事に”Aperture”が起動し、何とも懐かしい写真が画面に表示されました。
ヒコーキ写真を始めた頃の写真です。いやー、本当に懐かしいなあ。当時の写真はどれも素人丸出しで下手くそだけど、何か熱意みたいなものを感じるなあ。
“Retroactive”のバージョンに依存するのかもしれませんが、”Aperture”の全ての機能が動作するわけではありません。特にRAWデータの写真は表示できないそうです。また、”Aperture”全体の動作はとてもゆっくりです。”iMac Pro“でも、ひとつひとつの処理がかなり待たされます。でも、昔を回想するには、このぐらいのテンポがちょうど良い感じですし、何より”Aperture”で閲覧する写真ってどこか優しさを感じます。年末年始に、ゆっくり昔を懐かしんでみるのも良いかも。
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