最新のWordPress環境に整備してみて思ったことなど
このブログは、長年に渡り”WordPress“を使って運用しています。豊富なテーマやプラグインが用意されているので、手軽に自分好みのブログを構築できて便利なんですが、一方でここ最近気になっていることもあるので、自分自身の備忘録的な意味も含めてメモしておくことにします。
WordPress バージョン5で採用されたエディタがメチャメチャ使いづらい
WordPressを最新版にアップデートすると、恐らく多くの方が、新しくなったブロック仕様の新しいエディタに幻滅したことと思います。なかには、新しいエディタに嫌気が差して、わざわざWordPressを手動でデグレードした方もいると聞いています。
勿論、POOHも新しいエディタに失望した派なわけですが、セキュリティ面からみても、WordPressのバージョンは最新に保つ必要があると思い、エディタだけを古いタイプに戻してくれる”Classic Editor“というプラグインを使うことにしました。
インストール後の設定は至って簡単で、設定画面でデフォルトエディター欄で”クラシックエディター”を選択するだけです。但し、このプラグインのサポート期限は2021年までという噂もあるので、それまでの間にブロックエディタを使えるレベルに改良してほしいですよね。
ダッシュボード画面でWordPressの更新を実行すると失敗することが意外と多い
WordPressでは、専用のダッシュボード画面で、WordPress自体のバージョンをはじめ、インストール済みのプラグインやテーマなどをボタンのワンクリック操作で最新版に更新することができます。これはこれで便利なのですが、時折(50%ぐらいの確率かなあ?)でバージョンに失敗することがあって、更新作業の際はハラハラドキドキしています。
もしバージョン作業に失敗してしまったら、手動でリカバリする必要があります。
お手持ちのFTPクライアント (POOHは”Fetch“を愛用しています。)でWordPressのフォルダを開き、最新版のファイルを置き換えるわけですが、”WordPress のアップグレード“ページに掲載されている手動更新に関する説明に沿って作業すればそう難しいことはありません。ちなみに、”wp-content”というフォルダには、ブログのデータが保存されていますので、絶対に削除しないで下さい。そうは言っても、手動で作業を進めるため、万が一のミスも考えらますので、大切なデータはバックアップをしておくべきだと思います。なお、ダッシュボード画面でのバージョンアップに失敗した場合は、”.maintenance”というファイルが残ってしまっていますので、手動バージョン後はそのファイルを削除することをお忘れなく。
WordPressのレスポンスを向上するには?
ブログにとって、Webブラウザ上でのレスポンスはとても重要だと思います。やはり、ユーザ体験の悪いブログは利用頻度が高くならないですしねえ。
とは言え、POOHが愛用しているWordPressのテーマが原因なのか、あるいは利用している共用サーバの性能の問題なのか、期待通りのレスポンスが出ないので困っています。でも、どちらも簡単に変更できるものではないので、可能な範囲で試行錯誤してみたところ、”PHP“のバージョンが古いままだなあと思い、共用サーバの設定をチェックしてみたところ、PHPのバージョンをサポートしている範囲で自由にアップグレードしたりダウングレードできたので、実際にいろいろなバージョンで動作確認をしてみることにしました。
動作確認の結果、一番新しいバージョンだと、WordPressや使用しているプラグイン、テーマなどとの相性があるようなので、動作が安定する最新版で固定することにしました。こういうとき、共用サーバって使い勝手が良いですね。序に、使用しているプラグインも、WordPressのバージョンに最適化されていないモノをアンイストールしてみました。
数日、動作とレスポンスを確認していますが、体感的にレスポンスが良くなったように思います。PHPのバージョンなどはセキュリティ面でも重要なポイントのひとつなので、定期的にWordPressの動作環境を見直すことが大切なんだなあと実感した次第です。
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