Apple Watch Series 4(GPS + Cellularモデル)が届いたので移行作業とファーストインプレッションなど
“Apple Watch Series 4(GPS + Cellularモデル)- 44mmスペースグレイアルミニウムケースとブラックスポーツループを予約しました”の続きです。
“Apple Watch Series 4“がアップルストアから届いたので、早速、Series 3から機種変更することにしました。
ちなみに、我が家に届いた日は、発売日の翌日でした。
(1) パッケージの中身が少し変わりました
一見すると、パッケージの中身は毎年同じ感じです。
ただ、Apple Watch Series 4のパッケージは、ウォッチ本体とバンドの箱が分かれていました。
ウォッチ本体は、こんな感じで収納されています。もしかすると、将来的には、バンドは別売で、ウォッチ本体だけを購入できるようなスタイルに変化するのかもしれませんね。ま、毎年、シリーズが更新される製品なので、既にお気に入りのバンドは持っている、というユーザも少なくないですからねえ。
(2) Apple Watch Series 3からApple Watch Series 4に切り替えます
早速、Apple Watch Series 3からApple Watch Series 4に切り替えていくことにしましょう。
新しいApple Watchに切り替える際、気をつけなくてはならないポイントが2点あります。ApplePay関連の情報(Suicaやクレジットカードなど)とモバイル通信に関する設定(ドコモの場合は”ワンナンバーサービス“)は、ペアリングを解除する前に、これまで使用していたApple Watchからデータを切り離しておく必要があります。
(a) ApplePay関連の情報 (ペアリング解除時)
ApplePay関連の情報(Suicaやクレジットカードなど)は、ペアリング解除時にデータを自動的にバックアップしてくれないので、ユーザ自身で手動でデータ移行を行います。
まず始めに、現在使用しているApple Watchに登録してあるカードを一旦削除します。削除と言っても、データそのものは保存さえています。
iPhone上の”Watch”アプリで、”WalletとApplePay”を選択後、
WATCH上のカードを一枚づつ手動で削除します。
(b) モバイル通信に関する設定 (ペアリング解除時)
モバイル通信設定を新しいApple Watchに引き続くには、まずこれまで使っていたApple Watchのペアリング解除作業の過程で、
“ワンナンバー登録情報削除“ページ (NTTドコモ)に掲載されている”ペアリング解除と同時に削除”欄で解説しているように、”プランを削除”項目を選択します。
続いて、新しいApple Watchとのペアリングを行う過程で、”ワンナンバー登録情報の再発行”ページ (NTTドコモ)に掲載されている”ペアリング時に申込み・利用開始設定”欄で解説している手順に沿ってセットアップするか、ペアリング完了後に”ペアリング後Watchアプリからワンナンバー登録情報の再発行”欄で解説している手順に沿ったセットアップを行います。
(c) Apple Watch Series 3とのペアリングを解除します
現在使っているApple Watchとのペアリングを解除する操作手順は至って簡単です。
iPhone上の”Watch”アプリで、現在使用しているApple Watchを選択して、
“Apple Watchとのペアリングを解除”ボタンをタップすると、Apple IDのパスワードを求められます。
ペアリングを解除すると、解除するApple Watchのデータ (例えば、一般的な設定内容とか。)は自動的にバックアップされます。
(d) 新しいApple Watch Series 4とのペアリングを行います
古いウォッチとのペアリングが解除されると、下図のような画面に切り替わるので、”ペアリングを開始”ボタンをタップします。
ペアリング方法は、以下のオプションから選択するのですが、POOHの場合は、”新しいApple Watchとして設定”を選択しました。
(e) モバイル通信に関する設定 (ペアリング設定時)
新しいApple Watchとのペアリング設定時、新しいApple Watchにモバイル通信を再設定する段階で、キャリア側の認証情報が必要になります。
(f) ApplePay関連の情報 (ペアリング完了後)
新しいApple Watchとのペアリングが完了後、ApplePay関連の情報を再設定する必要があります。
ただ、”Suica”カードに関しては、”Watch”アプリの”WalletとApple Pay”に表示されないので、”Suica”アプリを使って、”Suica”カードの読み込みを行う必要があります。
“発行手続き”ボタンをタップ後、”Suica”を選択。
これで、これまで古いApple Watchに登録していた”Suica”カードが復活します。
“追加”ボタンをタップすれば、新しいApple Watchに登録されます。ちなみに、新しいApple Watchに登録した”Suica”カードには、”エクスプレスカード”の設定をし忘れないようにして下さい。
(3) Apple Watch Series 4のファーストインプレッション
移行作業を無事終えることができたので、早速、新しいApple Watch Series 4を使ってみることにします。
(a) ディスプレイが30%大きくなったということは
Apple Watch Series 4のディスプレイが従来比で30%大きくなったことで、情報量もさることながら、操作性も大幅に向上しています。
個人的な感想を言うと、ディスプレイ上の情報量が多くなったことで、スマートウォッチの本領発揮といった印象です。
Apple Watch Series 3
POOHが普段使っていた文字盤です。
Apple Watch Series 4
文字盤のデザイン性を優先すると、左側の方がお洒落感があるのですが、文字盤の見やすさとしては右側かなあ。
(b) 健康管理と緊急時の対応が充実したことは心強いです
意識して心拍数を計測しなくても、ディスプレイ上に数分前の心拍数が表示されるようになりました。これは何気に大きな改良ポイントだと思います。
また、電気心拍センサーと光学式心拍センサーの実装で、心拍数の計測をより正確に行えるようになったことは、個人的にはとても好印象です。
加えて、緊急時の対応として、転倒検知が加わったことも心強い限りです。
(c) とにかく全体的に早くなった感じがします
64ビットデュアルコアS4プロセッサの実装ということで、カラログ値としては、Apple Watch Series 3と比べ、最大2倍高速になったそうです。
確かに、全般的に動作がキビキビしたのが実感できますし、ディスプレイ上に配置したファンクション等のレスポンスが向上したなあ、という印象です。こうした進化は、スマートウォッチとしての操作性を左右する内容なので、実感できるほどの高速化は嬉しい限りです。
(d) スポーツループというバンドの付け心地がいいですねえ
以前から気になっていた”スポーツループ”というバンドを選択してみました。ネーミングからするとスポーツ専用っぽいイメージですが、実際には、普段遣いでも付け心地がとっても良くて、スマートウォッチを腕に付けている感覚を忘れてしまうほど、腕への圧迫感がありません。
(4) 使わなくなったApple Watch Series 3はどうするのか?
さて、Apple Watch Series 3はどうしましょうか?Apple Watch Series 4のバックアップとして保管しておいても良いですし、家族が引き続き使っても良いのですが、POOHの場合は、マンション住まいなので保管するスペースもないし、女房は時計に関してはアナログ派。
(a) 一般的な買い取り相場を調べてみます
というわけで、買い取りサービスで、ソコソコ高額で買い取ってくれそうな業者さんを探してみることにしました。
んんん、想像していた以上に安いなあ。(こちらのお店ではCellularモデルは対象外でした…) 勿論、ネット上を探してみると、強気の広告も見かけますが、以前、そういった業者にやられてしまった経験があるので、あまり冒険できません。
(b) アップルの下取りサービス Apple GiveBackをチェックしてみましょう
それでは、アップルが行っている下取りサービス”Apple GiveBack“で査定してみることします。こちらのサービスは、下取り価格を現金ではなく、”Apple Store ギフトカード“というかたちで貰えます。ま、年に何度かは、アップルストアでお買い物しているので、それで良い感じ。
気をつけなくてはならない点は、査定にはモデル名、下取りの手続きではシリアル番号が必要になります。
ただ、どちらの情報もパッケージ箱やウォッチ本体に記載がないので、古いApple Watchとのペアリングを解除してしまう前に、iPhone上の”Watch”アプリで確認しておく必要があります。
情報が揃ったところで、査定してみましょう。
この金額だったら、下取りに出してもよさそう。早速、下取りの手続きを進めることにしました。
数日後、宅配業者さんから送付用のキットが送られてきます。キットの中身はこんな感じ。(書類の他に送付用の箱と緩衝材が付いてきます。)
送付マニュアルを読んで驚いたのは、送る必要があるのは、Apple Watch本体(バンドなし)と確認書だけということです。つまり、充電ケーブル、電源アダプタ、そしてバンドは、新しいApple Watchで継続利用ができるということになります。んんん、これは有り難い!
デバイスを送付した翌日ぐらいに査定結果がメールで届きました。これで、アップル製品購入の足しになりそうです。
余談ですが、従来のApple Watch Series 3で愛用していた専用スタンドですが、サイズ的にやや無理はあるものの、”Night Stand”とウォッチ本体への充電は問題なく出来ています。Apple Watch Series 4のサイズにぴったり合った新製品の投入に期待したいところです。
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