Amazon Dash ButtonでPhilips Hue 電球専用のDimmer スイッチを作ってみました (1)
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先日のTALKで、”Philips Hue(ヒュー) ホワイトグラデーション スターターセット“には、”Philips Hue(ヒュー) Dimmer スイッチ 929001173762 【AmazonAlexa認定取得製品“は要らない、とお話しましたが、数日間使ってみると、誤って、これまで使っていた照明用のスイッチで、Hue電球をオフにしてしまうと、通電自体オフになってしまうので、その後、該当のHue電球のコントロールができなくなるという不都合に気づき、これは何とかしないとなあ、と思い、先人の知恵を検索してみると、”Amazon Dash Button“と”Raspberry Pi” (常時電源が入っているデバイスならばPCでも良さそう。)のコンビで、”Philips Hue(ヒュー) ブリッジ 929001180614 【AmazonAlexa認定取得製品】“を介して、Hue電球をオフ・オンできるそうなので、早速、試してみることにしました。ちなみに、今回チョイスしたDash Buttonは、デザイン優先で、”イリー“バージョンをチョイスしました。
(1) まずは、Philips Hue ブリッジをコントロールするための準備をしましょう
“Philips Hue ブリッジ”を介して、Hue電球の状態やオン・オフ、色調補正などを外部からコントロールする方法は、”RESTful Web API“と呼ばれるインターネットではお馴染みな方式を採用しています。詳しいことは、”こちら“を参照いただくとして、まずは、Hue電球のオフ・オンを実行するところまで、ざっと進めていきましょう。
iOSアプリ”Philips Hue – Philips Lighting BV“を起動後、”設定”タブ画面に切り替え、”Hue ブリッジ”という名前のセルをタップします。
詳細情報を確認したいブリッジの”i”アイコンをタップします。
“IPアドレス”欄に表示されているIPアドレスをメモします。
続いて、iOSデバイスのWebブラウザを起動しても良いのですが、この後は、細かな文字を入力することになるので、POOHの場合は、iMac上の”Safari”で作業を進めました。
http://<先程、メモったブリッジのIPアドレス>/debug/clip.html
と入力して、”Philips Hue ブリッジ”にアクセスして下さい。IPアドレスが正しければ、下図のような画面が、”Safari”に表示されるはずです。
では、最初に、”Philips Hue ブリッジ”に対してコントロールできる権限を持ったユーザを作成します。
“URL”欄に、
/api
“Message Body”欄に、
{"devicetype":"dash_hue_app"}
と入力します。”dash_hue_app”の部分は、ユーザ名になりますので、好きな名前にして下さい。
そして、”Philips Hue ブリッジ”の大きなボタンを押した後、画面上の”POST”ボタンをクリックします。
そうすると、”Command Response”欄に、下図のような結果が返ってきます。結果のなかで、重要なのが、”username”欄に表示された長ったらしい英数字ですので、必ずメモして下さい。今後、”Philips Hue ブリッジ”にコマンドを発行する際、この”username”が必須になります。
続いて、ご自身が使っているHue電球のID番号を調べます。このID番号で使って、個々のHue電球をコントロールしていきます。
“URL”欄に、
http://<先程、メモったブリッジのIPアドレス>/api/<先程メモったusername>/lights
“Message Body”欄に空白のまま、
そして、画面上の”GET”ボタンをクリックします。
“Command Response”欄に表示された結果を確認します。
上図の例で説明すると、Hue電球をセットアップした時にご自身で設定した名前が、”name”欄に表示されますので、そのグループの先頭に表示されている番号が、Hue電球のID番号になります。複数のHue電球を設置している場合は、この要領で、Hue電球毎のID番号を確認しながら、メモして下さい。
以上で準備完了です。
早速、所定のAPIを使って、Hue電球をオフ、オンしてみましょう。
“URL”欄に、
http://<先程、メモったブリッジのIPアドレス>/api/<先程メモったusername>/lights/<先程メモったHue電球のID番号>/state
“Message Body”欄に、
Message Body: {"on": false}
と入力後、画面上の”PUT”ボタンをクリックします。
はい、指定したHue電球が消えましたよねえ。
続いて、
“URL”欄に、
http://<先程、メモったブリッジのIPアドレス>/api/<先程メモったusername>/lights/<先程メモったHue電球のID番号>/state
“Message Body”欄に、
Message Body: {"on": true}
と入力後、画面上の”PUT”ボタンをクリックします。
今後は、指定したHue電球が点灯しましたね。これで、”Philips Hue ブリッジ”側の準備ならびに確認作業は完了です。
(2) Dash Buttonをセットアップしましょう
“Philips Hue ブリッジ”側の用意が整ったところで、次に、”Dash Button”の準備を進めていきましょう。
こんな感じで、iPhoneの横に”Dash Button”を置いたら、iOSアプリ “Amazon ショッピングアプリ – AMZN Mobile LLC“を起動します。
左端のメニューをタップして、”新しい端末をセットアップ”を選択します。
この後の細かい流れは割愛しますが、画面の指示通りに進めていけば、迷うことはないはずです。
WiFiネットワークの設定情報を入力し、”次へ”ボタンをタップ。
登録中の画面に切り替わると、待っていたところ、”Dash Button”の青く光っていたLEDランプが消えてしまい、
あれれ、失敗!?
この後、ヘルプ画面の説明なども参考にしながら、何度もリトライしてみましたが、同じ箇所で躓いてしまい、設定が完了できません。まさか、ここでトラブルとは思ってもみなかったので、しばし唖然呆然モード。
(3) アマゾンのスタッフさんと問題解決に向けてチャットしてみました
ちなみに、”Dash Button”については、原価率が高いアマゾン製品ということもあってか、普通の返品手順は利用できないみたいです。
仕方がないので、初挑戦ということで、アマゾンのスタッフさんとチャットをしながら、問題解決にチャレンジしてみることにしました。
こちらも、細かいやり取りなどは割愛しますが、チャットで会話をしていきながら、アマゾン側は、段階的に専門スタッフさんにエスカレーションしていくのですが、どなたも誠実に対応してくれるので、苦にはなりませんでした。
待ち時間も含めると、およそ20分ぐらいチャットをした結果、新しい”Dash Button”を翌日に届けてもらえることになりました。
で、今回、やりとりしたチェットの全内容が、その後、メールで届く仕組みになっています。これも、安心材料のひとつですよねえ。
ネットショップの場合、対面でのお買い物ではないので、何かと不安を感じる場面があるなかで、アマゾンさん場合は、返品サービスや、今回のようなユーザサポートに充実しているのは、とっても助かりますよねえ。
さて、この後の続きは、後日TALKする予定です。さて、どうなったんでしょうねえ?
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