2台目の”I-O DATA HDD ポータブルハードディスク 4TB USB3.0バスパワー対応 日本製 EC-PHU3W4D”を買いました

前回の”I-O DATA HDD ポータブルハードディスク 4TB USB3.0バスパワー対応 日本製 EC-PHU3W4D”に続き、今回、2台目になる”I-O DATA HDD ポータブルハードディスク 4TB USB3.0バスパワー対応 日本製 EC-PHU3W4D”を、追加購入しました。購入した理由は、女房が使っているiMacの内蔵ディスクの残量が少なくなってきて、写真を保存するのに支障があったためと、バスパワーで駆動するディスクなので、MacBook Proと一緒に旅行のお供にもなって便利なので。あ、それと、5%オフだったことも、購入動機のひとつかなあ。

ただ、前回のTALK”I-O DATA HDD ポータブルハードディスク 4TB USB3.0バスパワー対応 日本製 EC-PHU3W4D”でも説明した通り、”macOS High Sierra“のディスクユーティリティで初期化しようとすると、このブログを書いている時点では、必ずエラーが発生します。前回のTALKでは、リカバリーに追われて、具体的なキャプチャ画面でご紹介できませんでしたので、今回のTALKでは、まずは、その辺りの状況についてフォローアップするところからスタートします。

 

(1) ディスクの初期化でエラーが発生した時の様子など。

(a) “macOS High Sierra“環境で初期化しようとすると

こちらが、購入したディスクをマウントしたタイミング。製品的には、Windows NTファイルシステムでフォーマットされているので、macOSユーザは初期化し直すことになります。

初期化(消去)をスタートされると、こんな具合に、すぐにエラーになってしまいます。

しかも、ディスクはアンマウントされたままになってしまいます。他の”macOS High Sierra“環境で、こうなってしまったディスクを接続しても、アンマウントのまま、何も操作ができなくなってしまいます。ま、こうなると、初期化し直すことすら出来なくなります。

 

(b) macOS Sierra環境で初期化し直す

我が家では、macOS Sierra環境のまま、High Sierraにアップデートしていないマックがあるので、初期化し直します。

macOS High Sierra“環境で初期化に失敗したディスクは、High Sierraのディスクユーティリティでこんな感じで認識されます。

無事、初期化が完了しました。

画面上では、”4 TB USB 外部ディスク”と表示されていますが、ちゃんと、Mac OS拡張(ジャーナリング)でフォーマットされています。

ま、こんな感じで、初期化には難航するものの、製品としては、コンパクトで、かつ、ソコソコ高速なので、とっても気に入っています。

 

(2) Adobe Lightroom Classic CCで管理している写真データを外付けディスクに移行します

女房は、デジカメや一眼レフカメラで撮影した写真を、”Adobe Lightroom Classic CC“で管理しています。今回、iMacの内蔵ディスク内に保存していた写真を、新しい外付けディスクに移行する必要があるわけですが、その手順は至って簡単です。ネット上で検索すると、いろいろ面倒な解説をしているサイトを多数見かけますが、実際のところは、とっても簡単な操作で移行ができます。

新しい外付けディスクに、写真を保存するフォルダを作成した後、”Lightroom”上のカタログ欄で”すべての写真”を選択し、”ファイル”メニューの”カタログとして書き出し”項目を実行します。

下図のように、カタログを書き出す場所を指定するダイアログ画面が表示されますので、先程作っておいた外付けディスクのフォルダを選択します。この時、ダイアログ画面下にある”元画像を書き出し”項目を有効にしておくことがポイントです。続いて、新しいカタログの名前を入力して、”カタログを書き出し”ボタンをクリックすれば、移行作業がスタートします。もし、複数のカタログ、例えば、年毎にカタログを作っていたりする場合は、それぞれのカタログを”Lightroom”で開いた後、上記の手順で操作すれば、カタログ毎に移行することも可能です。ね、簡単でしょ。

次回以降、SDカードから写真を取り込む際は、新しい外付けディスク上の写真データ保存先を選択して下さいね。これを忘れてしますと、折角、移行を終えても、元の保存先に読み込んだ写真データが保存されてしまいます。

あ、念のために付け加えておくと、カタログを新しい外付けディスクに書き出しても、内蔵ディスクに保存している写真データが消えるわけじゃありません。もし、内蔵ディスクの空き容量を、移行完了後に増やしたければ、内蔵ディスク側の写真データをご自身でゴミ箱に移動させて消す必要あります。

詳しい手順については、以前のTALK”PROMISE Pegasus2 R4 12TBにAdobe Lightroomの写真データを移行したよ“もご覧下さい。

 

(3) macOS標準の”写真”アプリの写真ライブラリを外付けディスクに移行します

“Lightroom”は、写真の管理に関してはベストソリューションである一方で、iPhoneなどで撮影した動画を管理することはできません。また、iPhoneやiPadで撮影した写真や動画は、iCloudを介して、複数のデバイスで共有できるので、iOSデバイスで撮影したアイテムは、macOS標準の”写真“アプリで管理しています。ま、このアプリ、あまり使い勝手は良くないのですが、動画と共有のことを考えると仕方ないソリューションだったりします。

というわけで、”写真”アプリで管理しているアイテムも、新しい外付けディスクに保存するように移行をしておきます。詳しい内容は、Appleサポートの”追加の写真ライブラリを作成する“をご覧下さい。

こちらも、移行作業は至ってシンプルです。まず最初に、”ピクチャ”フォルダに保存されている”写真 Library”というファイルを、新しい外付けディスクにコピーします。

その後、”オプション”キーを押しながら、”写真”アプリを起動します。そうすると、下図のような”ライブラリを選択”画面が表示されますので、画面左下にある”その他のライブラリ”ボタンをクリックして、先程、新しい外付けディスクにコピーした”写真 Library”ファイルを選択します。

続いて、”写真”アプリの”写真”メニューから、”環境設定”項目を実行します。”一般”タブ画面にある”システムフォトライブラリとして使用”というボタンをクリックすれば、次回以降、”写真”アプリを起動する度に、新しい外付けディスクにコピーした”写真 Library”ファイルを読み込み、追加した写真も、そのファイルに保存されるようになります。

以上で、写真と動画データの移行作業は完了です。思ったほど、難しくはないでしょ。

 

 

 

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tomohiko

長年に渡りMacintosh向けの自作アプリを作り続けているPOOHです。最近はiPhone,iPad向けアプリ開発にも挑戦中。グルメ、旅行、露天風呂、写真、サイクリング、映画、STAR TREKが大好き。レトロでSFなおもちゃを大量にコレクション。プレーリードッグと同居中。

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