SoftBank SELECTION、iPhone/iPadでフルセグを楽しめるポケットフルセグ 録画対応テレビチューナー

先日、”ソフトバンクセレクション“で、定価が13,104円の”【アウトレット】SoftBank SELECTION ポケットフルセグ 録画対応テレビチューナー“が、アウトレットということで、大幅コストダウンの3,980円で販売されていたので、思わず買ってみました。ま、在庫処分セールっぱい感じなので、このTALKをご覧になるタイミングでは、もしかすると、既に在庫切れになっているかもしれません。でも、こういった商品って、ちゃんと実用的に使えるの?という疑問を持っている人たちは多いと思いますので、是非、参考にしていただければと思っています。

仮に震災などが発生した際、4GとかWiFi通信が使えなくなった時、テレビの電波さえ受信できれば、情報収集ができそうなので、主な用途としては、万が一の備えに活用できそうですよね。それと、我が家では、年に何度か、テレビが観れないお宿に宿泊する機会があるので、そんな時に、ちょっとニュース等をチェックする場合にも便利かなあ、と思っています。

スペックをざっくり説明すると、”フルセグ“対応のiOSデバイス向けテレビチューナーです。んんん、これがmacOSでも使えると最高に便利なんだけどなあ。(“PIX-DT195W Mac向け USB接続テレビチューナー“みたいにね。)

フルセグなので、高品質な地上デジタル放送を視聴と録画ができて、いざという時には、iPhone 1台分を充電できるバッテリー機能も内蔵しているスグレモノです。

パッケージに同封されていないのは、録画に必要なマイクロSDカードだけ。

まずは、本体を充電。こんな具合に、LED色で充電度合いをチェックできるので、バッテリー機能を使う時にも便利。

続いて、iOSデバイス用の専用アプリ”ポケットフルセグ – SoftBank Commerce & Service Corp.“をダウンロードします。iOSアプリは、iPhoneとiPadどちらでも使えるユニバーサル仕様です。ちなみに、アプリを起動している間は、著作権の関係で、iOSの画面キャプチャができない仕様(画面のキャプチャは出来るんですが、アプリが強制的に終了しちゃいます。)になっているので、今回のTALKでは、iPad miniでアプリを起動し、iPhoneでiPad miniを普通に撮影しています。加えて、著作権という大人の事情があるので、テレビ画面には靄がかかっています。あしからず。

最初のセットアップは、ちょっと癖がある感じがしますが、一度、セットアップを終えてしまえば、以降、面倒な設定操作はありませんでした。とは言え、セットアップ時に、WiFiのパスワードを入力するステップがあるのですが、なかなかパスワードが通りませんので、とにかく忍耐力あるのみでした。この現象は、複数のiOSデバイスで共通したハードルで、何度も、パスワードが間違っているとか、接続できません、といったエラーが表示されます。ま、接続が成功するまで、何度もトライするしかありませんでした。

iOSデバイスとチューナー本体との間は、WiFiで接続する必要があるので、アプリでテレビを観る時は、チューナー本体の電源をオンにした後、iOSデバイス側のWiFi設定画面で、チューナー本体を選択してからでないと、アプリでテレビを観ることができません。この時、WiFiパスワードの入力は不要ですので、出来るだけ電波の状態が良さそうな場所で、アプリを起動すれば良い感じです。

1点、気になったことは、チューナー本体の電源をオンにすると、LEDがグリーンに光るところまでは良いのですが、その後のチューナー本体の状態を知るすべがないので、アプリを起動してみる他、状態を知る方法がない点です。チューナー本体やアプリの起動画面などで、電波の受信状態を測れる製品があると良いなあといった感じかなあ。

アプリを起動後、チャンネルサーチが完了すると、こんな画面が表示されます。”OK”ボタンをタップすれば、テレビ画面が表示されます。

テレビ画面をタップすると、

テレビ画面が小さくなって、操作用のアイコン・ボタンが現れます。

戦局ボタンをタップすると、iPadの場合は、テレビ画面の隣にチャンネルが表示されるので、観たいチャンネルをタップするだけ。

今回のTALKでは、上層階にあるマンションの部屋で、いろいろな操作を試してみたので、チャンネルを切り替える際、こんなメッセージが表示されました。でも、結果的には、電波の受信状態が安定しない場面はあったものの、どのチャンネルも、フルセグでテレビを観れましたけどね。

個人的には、あまり使う場面はなさそうですが、テレビ番組を録画予約することができます。下の画面でお分かりのように、これから先のテレビ番組が一覧リストで表示されるので、録画したい番組名をタップします。

ただそれだけで、録画予約の設定が完了します。なかなか使い勝手が良さそうですね。気になるのは、録画予約を設定した後、アプリを終了しちゃっても大丈夫なの?っていうところですよね。実は、大丈夫なんです。録画予約の設定を行った時点で、チューナー本体に、その予約データが反映されるので、テレビ番組の録画は、チューナー本体だけで行うことができます。

録画した番組の再生は至って簡単。

個人的には、あまり使う場面はなさそうですが、忙しいなかで、録画した番組を出勤途中の電車のなかで観た、といったニーズにはピッタリかもね。

その他、テレビを観ながら、アプリに内蔵のWebブラウザでネットをする機能もあるのですが、どうも、iPad版ではサポートしていないようです。

使ってみた感想としては、ま、4千円弱の製品だったら、この程度のクォリティでも満足、といった感じかなあ。冒頭で触れた通り、万が一の事態が発生してしまった時には、情報収集のひとつのツールとして、使ってみるはずです。というわけで、我が家では、災害グッズのひとつとして、所定の場所に保管しておこうと思っています。

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マンションの高層階という、電波の受信状況は、あまり良くない環境だけでレビューするのも何なので、プチ旅行に行った機会を利用して、外で試してみました。外出先ということもあって、この日は、iPhoneでテレビ番組を観てみました。

マンションの一室で観ていた時によりも、同じフルセグでも、テレビ番組の画質が随分と良くなっていました。うん、これなら良いかなあ。やはり、出来るだけ、電波の受信状態の良さそうな場所を選んで、チューナーを使った方が、同じ機能でも、画面が綺麗になる分、テレビ番組を楽しく観れますよね。

 

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tomohiko

長年に渡りMacintosh向けの自作アプリを作り続けているPOOHです。最近はiPhone,iPad向けアプリ開発にも挑戦中。グルメ、旅行、露天風呂、写真、サイクリング、映画、STAR TREKが大好き。レトロでSFなおもちゃを大量にコレクション。プレーリードッグと同居中。

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