今年は断捨離の一年にしようと思っています (2) 3ヶ月間の成果の程は? ヤフオク ソフマップ ブックオフの活用

今年の目標のひとつが断捨離、と、以前のブログ記事”今年は断捨離の一年にしようと思っています“でお話しました。で、あれから3ヶ月が経ったので、現状はどんな感じなのかフォローしておこうと思います。

我が家で、断捨離のターゲットは、何と言っても膨大なアイテム数があるPOOHのコレクション、そして使用頻度が少ないカメラのレンズです。それと、読み終わった書籍や雑誌、着なくなった服と靴なども、自宅のウォークインクローゼットを占有しています。これらを、この3ヶ月間で、どのように断捨離したのかを、今回のTALKでレポートしてみようと思います。ちょっと長い内容になりますが、皆さんが必ずいつか直面するケースですので、是非、参考にしてみて下さい。

ただ、POOHの断捨離は、ただただ廃棄するだけではなくて、処分するアイテムの対価を重視するといったスタンスです。ですので、”捨”(いま持っている必要ないものを捨てる)は大賛成ですが、”離”(物へ執着することから離れる)に関しては、必ずしもその境地には至っていません。やはり、自由経済のなかで育ってきた体験は、そう簡単には無視できず、捨てるからには、相応の利益を得る、というステイルで断捨離を進めた次第です。ですので、POOHの場合は、純粋な断捨離とは言えないのかもしれませんね。

 

(1) コレクションの整理。

長年に渡り、集めたものなので、手放すのはツライ体験ですが、ま、家のなかにあるモノの数を減らすには、コレクションを減らすのが一番の近道だったりします。そんなわけで、今年の1月から毎週末に、コレクションの一部をヤフオクに出品し始めたわけですが、その成果はどうだったのか?箇条書きで成果をまとめると、次の通りになります。

・オークションに出品した段ボール箱の数は、3ヶ月間の合計で、76になりました。アイテム数については割愛しますが、目的のひとつであった自宅にスペースを作る、という点に関しては、ほぼほぼ達成できた感はあります。ちなみに、落札率は100%でしたので、翌週に持ち越すアイテムもなく、効率的な出品を実現できました。但し、未だスペースを確保したい箇所があるので、時間が出来たタイミングで、少しずつ処分を進めるつもりです。

 

・オークションの落札額は、おおよそで?万円ぐらいかなあ。(スミマセン、さすがに公表できないので…) ここがPOOHにとっては重要なポイントでした。大切にしていたコレクションを手放すわけですから、相応の対価がなければ、それだけで処分する動機付けが薄れちゃいますしね。具体的な落札金額の合計はお教えできませんが、大まかに言って、当時の購入価格等は確実にカバーできました。

 

とは言え、オークションに出品してみて思ったのは、はやり、まとまった時間がないと、オークションへの出品は難しいです。ま、1点、2点の出品なら、ちょっとした時間を作れば可能ですが、コレクションの一部を整理するためにオークションを活用しようと思うと、その手間は想像以上に面倒でした。しかも、相応の対価を期待するとなると、普通の売買取引そのものになるので、気遣いも半端ない感じでした。

何が面倒だったかと言うと、

出品するアイテムの選定。どれも大切なアイテムなので、どれを手離して、どれを残すかを考え過ぎるとアウト!

POOHの場合は、アイテムの大切度を3段階ぐらいに分類しました。手放しても良いモノといま手放すと高額な落札額を期待できそうなアイテムを最優先にして、残りは、絶対手元に置いておきたいモノと、次回以降に出品しようと思えるモノ、といった分類です。ちなみに、高額な落札額を期待できそうなアイテムというポイントは重要です。どんなモノにもトレンドがありますし、使い古した後のモノは粗大ゴミにしかなりませんしね。

 

アイテムの状態を出来る限り正確に伝えるための作業。出品するアイテムの写真撮影は勿論、出品時の説明文の作成には苦労しました。

この作業が一番面倒でした。相応の対価を期待しようと思ったら、出来るだけ出品するアイテムのアピールポイントを見極める必要がありますし、逆にウィークポイントは明確に伝えないと、落札後のトラブルになりますしね。細かい工夫としては、天気の良い時間帯に、アイテムの写真を撮っておくことと、良い結果が伴う確率が大きくなるかと。とりわけ、個人で出品する場合は、業者さんと違い、出品したアイテムを閲覧してもらえる確率が低いので、この作業はオークションを活用して断捨離する場合は、一番時間をかけたいところです。

 

出品するアイテムの箱詰め。業者ではないので、アイテムにちょうど良い段ボール箱を見つけるのが一苦労でした。

出品するアイテムの大きさ(プチプチで梱包した後の大きさ。)を確認したうえで、週末に車で近くのスーパーマーケットに買い物に行った序に、段ボール箱をもらってきました。ただ、最近は段ボール箱も品薄傾向みたいで、一人あたりもらえる段ボール箱の数が決められているお店もありました。一番重宝したのが、やっぱりアマゾンで買い物した時の箱ですね。アマゾンの箱は扱いも簡単ですし、何よりサイズが60〜80の範囲なので、出品アイテムの送料にも貢献してくれました。

出品終了後のスムースな取引の進行。ま、いろいろな人が取引の相手なので、正直言って、イラつく場面はそれなりに多かったですよ。

ぶっちゃけ、出品終了後、全く取引連絡をくれない落札者さんもいました。最近のヤフオクは、取引ナビという便利なシステムで取引を進めることができるので、出品者も落札者も双方、随分、ストレスなく取引を進行できるわけですが、それでも、落札者さんが取引ナビで取引連絡と支払いをしてくれないと、出品者サイドはないもできません。お手上げです。ま、そういう場合は、取引メッセージで何度か連絡を試みるわけですが、正直、そういう方は面倒な取引相手です。結局、この3ヶ月間で、1度だけ、落札者都合で出品をキャンセルする事態に遭遇しました。

それと、これはヤフオクのシステム上の縛りのようなのですが、スマホを出品すると、落札者さんが受け取り連絡をくれるまで、出品者側に落札金額が入金されません。でも、善意の落札者さんばかりではないと思いますし、そもそも出品者サイドにストレスを感じさせるのって、如何なものでしょうか?それにしても、なぜ、スマホの場合は、後払い方式になっているのかなあ?ちなみに、受け取り連絡が無くても、落札者の支払い手続きから14日後に自動で出品者への入金処理が行われる、ということなので、そもそも、こんな面倒くさい仕組み、要らないんじゃないのかなあ?

ちょっとショッキングだったのが、取引相手のYahoo! Japan IDが、取引途中で停止になってしまったこと。これって、利用規約やガイドライン違反の行為が疑われる場合は、Yahoo! JAPANの判断で利用を停止する措置のようです。幸いにも、落札金額の入金と出品したモノの発送を終えたタイミングだったので実害はなかったのですが、ま、こういうこともある、っていうことかと思います。

 

効率の良いアイテムの発送作業。今回はヤマト運輸さんに集荷をお願いしましたが、何度も集荷に来てもらうのも申し訳ないので、取引相手との調整をしつつ、出来るだけ効率良く配送手続きを行えるように段取るのが大変でした。

POOHの場合は、”クロネコ メンバーズ“の伝票の印刷と集荷、お届け通知等を積極的に活用して、随分と楽をさせてもらいました。ただ、こういったサービスを乱用して、集荷の頻度を多くしてしまっては、ヤマトさんが抱えている残業問題にも抵触してしまうので、集荷のタイミングをまとめるために、落札者さんにはスムースな入金手続きをソフトにお願いしました。送料を安くするために、コンビニ等に荷物を持ち込むという方法もありますが、自分自身が面倒になってしまうと、肝心な断捨離を継続できないと思ったので、発送作業は楽をさせてもらった次第です。

 

以上のように、断捨離を目的にしたオークションの利用は、想像以上に面倒でしたが、手放すモノの対価に納得できたのもオークションでした。

 

(2) 使用頻度が少ないカメラレンズの処分。

POOHのように趣味でカメラ撮影をしていると、撮影する被写体が年を追う毎にフォーカスしていくので、結果的に使用頻度が少なくなってしまったレンズが出てきます。また、どうしても相性の良くないレンズもあって、やはり使用頻度が必然的に減ってしまうモノが出てきます。

そんなわけで、今回の断捨離の機会に、そういったレンズを処分しようと思い、最初はオークションへの出品を考えたのですが、光学系の製品って、どうしても経年劣化が出やすいアイテムなので、素人がオークション出品するにはリスクがあるかなあ、と思い止めました。実は、以前、何回かヤフオクでカメラ関連のアイテムを落札した経験があるんですが、正直、故障する確率が高かったです。考えてみれば、経年劣化に伴い、そろそろ最新モデルにリプレースかなあ、という製品に対する不安があったからこそ、オークションに出品したわけですから、当然と言えば当然の結果。そんな経験もあって、光学系のデリケートなアイテムは、買取りサービスを活用した方が、後々の面倒もなくて良いと思い、今回も”ソフマップ“を利用しました。

結論から言うと、これまでも売却実績があるスマホやPC関連アイテムとは違い、カメラレンズの場合は経年劣化に伴う買取金額のマイナス度合いがそれなりに大きかったです。主なマイナス要因は、レンズ内部に付着してしまった細かい塵。どんなに丁寧に扱っていても、塵だけは避けられないので、結果、買取りサービス的にも不利なアイテムだと思います。ですので、買取りサービスに関しては、オークション取引に伴うトラブルを回避するためのトレードオフと割り切って、対価の減額は覚悟しなくてはならないようです。強いて言えば、使用頻度が低いレンズは、早いうちに処分する、っていうことかなあ。ちなみに、望遠レンズを2本(キャノン製を1本、ニコン製を1本)売却して、ちょっと安めの望遠レンズを1本買える程度の金額でした。ま、各社とも、最近は、かなりお安いコンシューマモデルが人気ですので、個人の趣味の範囲であれば、キャノンで言えば、Lレンズやf2.8といった明るい望遠レンズじゃなくても、普及型の安いレンズを買い替えていくようなスタイルの方がベターなのかもしれませんね。

余談ですが、カメラレンズ内部の清掃は、レンズの分解作業が伴うので、カメラメーカーさんに依頼すると、かなり高額な作業費用を請求されます。ですので、買取金額の減額率が高めなのも仕方がないことかと。

 

(3) 書籍や雑誌、着なくなった服と靴など

一般的には、この辺りのアイテムが断捨離のターゲットかと思います。ま、書籍や雑誌となると、よほど古本的な価値があるもの以外は、”ブックオフ“の利用が常套手段だと思います。

本来なら、ネット版のブックオフの方がリアル店舗より買取金額は高くなるのですが、今回は東芝製19インチテレビ、そして服と靴も処分の対象でしたので、リアル店舗で売却してきました。

こちらも結論から言うと、想像した以上に、買取金額は安かったです。テレビ1台と大きな紙袋 3個分のアイテムを持ち込んだのですが、結果は惨憺たるもので、何と3千円強。んんん、以前売却した漫画本の一件を思い出すなあ。ちなみに、査定が終わるのを待っている間、店舗をウロウロしていたら、懐かしいSF TV番組のDVD(新品)が500円で売っていたので、思わず買っちゃいました。この手の作品は、ストリーミングサービスでも、めったに配信していないので、なかなかの収穫かも。

あ、それと、こちらは3千円。アマゾンやヤフオク等と比べると、際立って安いわけじゃないけど、パッケージに印刷されている定価と比べちゃうと、思わず安っつ!ていう乗りかもね。ま、結果的に、買取金額で、これらのDVDを買ったっていう感じですが、んんん、少しだけ足が出た。トホホ。

p.s>

この後も、何回かブックオフに行ってきました。

えっと、ラジオが500円、ブランドモノのカフスボタンも各500円。一番ショックだったのは、国内ブランドの女性モノの統計が各100円だったことかなあ。ま、時間のチェックはスマホで十分。新品の時計さえも売れない時代になってきているなかで、いくらブランドモノとは言え、中古の時計なんか売れるはずがありませんよね。よっぽどの高級ブランド時計以外は、中古の時計は、ほぼゴミと同価値ということなんだと思います。いくら思い出が詰まっていてもね。

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ホームページ”THE POOH FILES”にも是非お立ち寄り下さい。

tomohiko

長年に渡りMacintosh向けの自作アプリを作り続けているPOOHです。最近はiPhone,iPad向けアプリ開発にも挑戦中。グルメ、旅行、露天風呂、写真、サイクリング、映画、STAR TREKが大好き。レトロでSFなおもちゃを大量にコレクション。プレーリードッグと同居中。

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