今更ながら一体型マックのRetina化にチャレンジしてみました (4) “ディスプレイなしのMac miniを画面共有でセットアップ”
これまでのTALKで、
“今更ながら一体型マックのRetina化にチャレンジしてみました (1) “改造用パーツの調達編”
“今更ながら一体型マックのRetina化にチャレンジしてみました (2) “一体型マック部品の除去・廃棄と筐体加工編”
“今更ながら一体型マックのRetina化にチャレンジしてみました (3) “生まれて初めての電子工作”
といった流れで、作業を進めてきました。
ただ、ここにきて、大田区の工場にお願いしている一体型マックの筐体加工に時間がかかっている(内部のリブを削る行程を追加してもらったため。)ので、この続きを進めるのが難しい状況になっています。
それじゃあ、ということで、先日TALK(“HDMI iPhone5充電可USB シガー 電源 スピーカー 付 9インチ オンダッシュモニター“)した
“HDMI iPhone5充電可USB シガー 電源 スピーカー 付 9インチ オンダッシュモニター”の動作確認した際、一旦、Mac miniにモニターを接続したタイミングで、ディスプレイがなくても、Mac miniのセットアップ作業を進めることができるよう、”画面共有”の設定をしておきました。
“画面共有”の設定はとっても簡単で、”システム環境設定”の”共有”パネルで”画面共有”項目をオンにしておくだけです。(下図は、iMac上の画面キャプチャ。)
で、例えば、iMacからMac miniを画面共有でリモート操作したい場合には、iMacのFinder上の”移動”メニューから、”サーバーへ接続…”を選択します。
下図のような画面が表示されるので、”ブラウズ”ボタンを押します。
そうすると、ローカルなネットワークに接続中のマック本体などがリスト上に表示されるので、”画面共有”したいマックを選択します。今回は、Mac mini。
そうすると、一番右側のペインには、”接続解除”と”画面を共有…”という2つのボタンが表示されているので、”画面を共有…”ボタンを押します。
そうすると、こんな感じで、Mac miniが画面が表示され、マウスで普通に操作をすることができるようになります。下図は、Mac mini側の画面解像度が800 x 600なので、ちょっと変な大きさになっています。
“画面共有”の設定画面では、
といったアレンジも可能です。それと、”画面共有”しているマック同士なら、クリップボードも共有できちゃいます。
今回は、ちょっと特別な事情で”画面共有”を利用したわけですが、ローカルなWiFiネットワーク上で行う機能なので、レスポンスも思った以上に良いので、トラブルシューティング等の場面で、自宅やオフィスにある複数のマックを操作する際にも活用できそうです。但し、一方でセキュリティ上の問題もあるので、もし、第三者が操作する可能のある環境でしたら、権限設定をしっかりと設定しておく必要はありそうです。
ちなみに、今回、行ったMac miniのセットアップ作業は、”画面共有”越しで全て実行できました。んんん、なかなか便利な機能だなあ。
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