1月の厚木飛行場の様子あれこれ (2) “海上自衛隊厚木航空基地 平成29年初訓練飛行”
当日撮影した写真は、”FlyTeamのチャッピー・シミズ マイページ”(チャッピー・シミズは、POOHのハンドルネームです)で公開していますので、興味がありましたら、そちらをご覧下さい。
今年の海上自衛隊厚木航空基地 平成29年初訓練飛行は、1月10日(月)でした。ま、でも、今年の後半に”USS Ronald Reagan, CVN-76“の艦載機が岩国に移駐してしまうと、来年も初訓練の日に”厚木飛行場“へ行くのかどうかは疑問だったりします。
この日は、一日を通じて快晴。朝のうちは北風の滑走路運用 RWY01でしたが、天気予報通り、お昼近くになると南風に変わり、滑走路運用がRWY19に切り替わりました。ということで、北側のポイントにいるだけで、離発着の両方を短時間に楽しむことができました。
まずは、初訓練飛行の海上自衛隊から。
“P-1“は、3機続けて離陸。この後、毎年恒例の富士山をバックにした撮影会を行った模様。
かなり強引にルート4 で旋回した”P-3C“。
こちらのちょっと珍しい機体が、海上自衛隊が多用機と位置づけている”UP-3C“。コールサインが何とも格好いい”フロンティア”。
滑走路運用が切り替わったので、上記各機の着陸も一度も観ることができました。
厚木所属のヘリも初訓練。ただ、着陸機の殆どが公園の手前で旋回してしまうので、写真的にはあまり綺麗なシーンが撮れません。
続いて、アメリカ海軍。
“C-130T“。
“E-2C” 第115艦載早期警戒飛行隊 Liberty Bells。こちらの機体は、近いうちに、E-2Dにアップグレードするんだそうです。んんん、時期的に、厚木では観れそうにないんですけどね。
“Grumman C-2 Greyhound” 第30艦隊兵站支援飛行隊第5分遣隊 Fleet Logistics Support Squadron 30 (VRC-30) Providers。
“F/A-18E/F“。
第102戦闘攻撃飛行隊 Strike Fighter Squadron 102 (VFA-102) Diamondbacks
第27戦闘攻撃飛行隊 Strike Fighter Squadron 27 (VFA-27) Royal Maces
第115戦闘攻撃飛行隊 Strike Fighter Squadron 115 (VFA-115) Eagles
第195戦闘攻撃飛行隊 Strike Fighter Squadron 195 (VFA-195) Dambusters Chippy Ho
“EA-18G“。
第141電子攻撃飛行隊 Electronic Attack Squadron 141 (VAQ-141) Shadowhawks Ready
これだけ多様性がある軍用機を、たった半日のスポッティングで観ることができる厚木飛行場は、やっぱり魅力満載ですよね。そう考えると、今年後半の移駐は、ちょっぴり残念。
それと、あまり口に出していうべきことではないですが、
確かに、周辺住民からすれば騒音問題は大きな問題だとは思いますが、アメリカ海軍が移駐してしまうと、それはそれで満額での補償の継続は難しいでしょうし、基地関係の仕事が減ることによる雇用問題や、街としても軍関係者がいなくなってしまうことによる経済損失なども生じると思いますので、ある意味、基地あっての綾瀬市としてのマイナス効果も心配なところかと思います。第三者が言うことではないと思いますが、ある程度の基地との共存は、現実に必要悪なのかもしれませんね。こうした問題は、何も、米軍基地だけに言えることではなく、自衛隊の基地に関しても、程度の差こそあれ、同じような状況ではないかと思います。
POOHが作ったアプリ”ウインドソック WindSock”を現地で動作確認した際のサンプルです。ご参考までに 。
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