最近、”はじめる! 楽しい電子工作 カラー図解を見ながらつくれる! 電気のしくみもよくわかる! (サイエンス・アイ新書)”を読んでみました

最近、”はじめる! 楽しい電子工作 カラー図解を見ながらつくれる! 電気のしくみもよくわかる! (サイエンス・アイ新書)“を読んでみました。

本書は、”今更ながら一体型マックのRetina化にチャレンジしてみました (3) “パーツ実装と電子工作編“でTALKした通り、LEDを使った電子工作をしたくて、読んでみたのがきっかけです。というわけで、当初の目的だったLED周りの基礎については、本書を通じておおよその感じを掴めたので、読んで良かったと思っています。それと、これまで、言葉でしか知らなかったコンデンサ、リレー、トランジスタなどなどといった電子工作に不可欠な部品についても、回路のなかで、どのように働き、どのような効果をもたらしているのか、といった知識も、大まかに理解できた感じです。また、各部品や前章で解説した回路を、段階的に応用していくことで、いろいろなセンサーやゲーム等を作っていくといった流れも、理解を助けてくれる構成だと思います。とは言え、やはり専門的な領域ですので、ページが進むにつれ、難易度が高くなってきますし、聞きなれない技術的な用語も登場してくるので、いきなり電子工作の基礎を理解できた、っていうことにはなりません。POOHも、何となくと書いてあることが分かる気がする程度で、はやり実際に作例を作ってみたりして、経験値を積んでいかないと、正確な知識は身に付いていかないと思います。ま、そういう意味では、電子工作への第一歩を踏み出すキッカケにはなる一冊だと思います。プログラミングの解説本も同じですが、やっぱり自分でコードを書き始めないと、机上だけではピンと来ないですものね。

ホームページ”THE POOH FILES”にも是非お立ち寄り下さい。