航空自衛隊 那覇基地 美ら島エアフェスタ2016 (3) “美ら島エアフェスタ 1日目” 航空機のスポッティング ブルーインパルスの予行
“”航空自衛隊 那覇基地” 美ら島エアフェスタ2016” 1日目の日中は、自衛隊機による飛行展示はなし。え?航空祭なのに、飛行展示はないって有りなの?今回の美ら島エアフェスタが、どれだけエンターテインメントに徹していたか、という証のひとつが、飛行展示を最小限に押さえたということだと思います。
“那覇空港“は、民間航空機、航空自衛隊、海上自衛隊、陸上自衛隊、海上保安庁などが共用で利用している飛行場なので、他の航空祭で目にするような派手な飛行展示がそもそもできません。民間航空機各社は顧客サービスの一環で、厳格なフライトスケジュールで運行していますし、万が一、飛行展示の最中にトラブルが発生した際、地理的に代替空港の確保が難しい場所でもあるためです。加えて、嘉手納管制空域という特殊事情もあって、空港周辺では制限が多すぎるわけです。とは言え、控えめではありましたが、1日目の夕刻には。国内の航空祭初となる”F-15J“によるナイトフライト、2日目には、控えめではありましたが、基地所属機による通過飛行が行われました。
じゃあ、昼間は、どうしていたかと言うと、民間航空機のスポッティングと予測不能なホットスクランブルです。
当日撮影した写真は、”FlyTeamのチャッピー・シミズ マイページ”(チャッピー・シミズは、POOHのハンドルネームです)で公開していますので、興味がありましたら、そちらをご覧下さい。
まず、民間航空機のスポッティングですが、基地のエプロン地区で、目の前を行き来する民間航空機の離発着を、丸1日、楽しめるっていう機会って、そうそう多くないですよね。しかも、国際線も就航している空港なので、アジア圏のシップが殆どとは言え、ま、それなりのバリエーションも楽しめたりします。
続いて、自衛隊機によるホットスクランブル。今回は、前日の金曜日を含め、3日間を通じて、ホットスクランブルの回数が多かったです。報道によると、中国機による領空侵犯への対応だったようですね。
この日は、ゲートオープン直後から、かなりの頻度でホットスクランブルが行われ、自衛隊の有難さを改めて再認識した次第です。本当にご苦労様です。
まずは、地上展示の各機を撮影している間に飛び立った”F-15J“。この時は、標準レンズしか付けていなかったので、こんな感じ。見えます?
その後は、望遠レンズで撮影。同じエプロン地区では、大勢の中国人観光客が、ホットスクランブルの様子を楽しんでいました。一体、どういう国なんでしょうね?
“那覇基地” 警戒航空隊第603飛行隊の”E-2C“もホットスクランブル。
海上自衛隊の”P-3C“は、ルーティーンな哨戒任務。こちらもご苦労様です。
15:05からは、“ブルーインパルス”による予行。二日間に渡る航空祭でしたので、1日目が予行、2日目が本番という位置づけでした。
ブルーインパルスの予行になると、フロントラインはこんな感じに。
このTALKの冒頭で触れた通り、那覇空港は諸般の事情で、アクロバット飛行には不向きな飛行場なので、ブルーインパルスの飛行展示は、晴天でも、5区分と呼ばれるショートバージョンで、5番機、6番機によるソロの科目はなく、6機による編隊飛行が中心になります。
ここまでのTALKで言い忘れましたが、那覇空港の滑走路は、南北に向けて設置されているため、午後になると、RWY36 END、つまり瀬長島方面が逆光になります。ですので、瀬長島方向からの進入機は、こんな感じで撮影することになってしまいます。
POOHが作ったアプリ”ウインドソック WindSock”を現地で動作確認した際のサンプルです。ご参考までに 。
航空自衛隊ジャンパーブルーインパルスモデル(リバーシブル)05P08Feb15 |
ブルーインパルス50thアニバーサリーキャップ |
ヒューストンフライトジャケットCWU-45P+航空自衛隊ブルーインパルススコードロン(ブラック)05P08Feb15 |
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