2016年 岐阜基地 航空祭 (2) “岐阜基地航空祭” 入場〜会場の様子など
航空祭当日は、”ドーミーイン岐阜駅前“を朝5時前にチェックアウトして、
“名鉄 岐阜駅”で、各務原線の始発電車(急行でした。)に乗り、
“各務原市役所前駅“で下車しました。ちなみに、始発電車は満席でした。
詳しいことは後述しますが、“岐阜基地”の航空祭の会場は、ハンガーデッキやエプロン地区がある”北会場”と、RWY10 ENDに近い芝生エリアのある”南会場”に分かれています。今回、我が家は、”南会場”で航空祭を楽しむことにしていたので、基地の正門に近い”各務原市役所前駅“で下車したのですが、仮に”北会場”で楽しむ場合は”三柿野駅“で下車することになります。それぞれの駅ともに、概ね半々ぐらいの利用客だったように感じました。
各務原市役所前駅から基地正門までは、徒歩15分ぐらいっていうところかと思います。
我が家が、基地正門に到着したのは、5時55分でしたが、その時点で、およそ100mぐらいの列ができていました。
バイクや自電車を利用する人たちは、向かい側の陸上自衛隊の敷地横にある広場に駐車するため、早く来た人たちも正門に並ぶ列には入れず、駐車スペースのゲートが開くのを待つ必要があったみたいです。
臨時トイレは、基地正門脇に設置されていたので、ゲートオープンまでの間も安心。こういう配慮は有り難いですよね。
この日の天気は、文句なしの快晴。ゲートオープンまでの待ち時間はかなり寒かったですが、日中は陽の光が眩しく、とても快適なコンディションでした。
7時25分過ぎに、少しづつ列が動き出しました。
基地の正門を入ったすぐのところに設置された持ち物検査の手前まで列が進み、
7時45分に、持ち物検査がスタート。
一番左のレーンは、女性専用。こういう配慮がGOO!
こちらの基地では、事前に持ち込み禁止としていたモノは、持ち物検査で、しっかりNGになっていました。例えば、三脚とか、例のプラスチック製の椅子とかね。NGとなったモノは、持ち物検査の手前に設置している宅配受付けで、自宅に返送しないと、基地に入場できない段取りになっていました。他の航空祭でも、このように有言実行的な対応を、是非とって頂きたいと思います。そうでないと、「やっぱり、原則論的な注意書き」と、カメラおやじたち(兄さんたち)に舐められちゃいますよ。逆、カメラおやじ(兄さんたち)側に言いたいのは、これまでのように、航空祭は自分たちのモノ的な態度で、やりたい放題していたことが、やはり普通の人たちからダメ出しをくらったということですよね。日頃から、節度ある行動をとって、航空祭に来た人たちとフェアに楽しむ、ということが、航空ファンには求められているというわけです。今後、禁止事項が増えないよう、大人の対応を心掛けましょうね。
さて、まずは、航空祭会場のアウトラインからTALKを進めていきましょう。下の地図のように、会場が”北会場”と”南会場”に分かれています。
両会場間は、有料のシャトルバスが運行しています。片道3分ぐらいで、片道大人が200円でした。体力と脚力に自信がある人は、南北の会場を徒歩で移動することも可能だとは思いますが…
我が家が最初に行った”南会場”の特徴は、一日を通じて順光なので、写真撮影に適しているということと、滑走路に比較的近いということかと思います。
“南会場”は順光ということで、このように望遠レンズを付けたカメラで飛行展示を楽しむ人たちが多かったです。事前に他の人が書いたブログを読んでいたので、午前中は、”Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 7D Mark IIボディ EOS7DMK2” + “Canon 望遠ズームレンズ EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM フルサイズ対応 EF100-400LIS2” + “Canon エクステンダー EF1.4X III フルサイズ対応“という組み合わせで撮影していたのですが、レンズが長いと、左右(滑走路に平行して並んでいるので。)の人たちとの間合いが難しかったのと、エプロン地区で行われていた救難訓練のデモでさえ、あまり良く見えず、そのうえ、単焦点で被写体を狙いづらかったので、午後はエクステンダーを外して撮影しました。個人的な好みはあると思いますが、実際のところ、”APS-C“サイズの一眼レフカメラであれば、100-400mm程度の望遠レンズがあれば、飛行展示と着陸機の撮影には支障はないと思います。
ただ、1点残念だったのは、芝生エリアでは、スピーカーから流れるMCの声が、あまりに小さくて聴き取れなかったことです。エアバンドを聴いていても、飛行展示の内容までは分からないので、来年は、この点を改善してもらえると助かります。やはり、飛行展示の内容が分からないと、シャッターチャンスを捉えにくいですしね。
芝生エリアでピクニックシートを使える点も、晴れていれば、”南会場”のアドバンテージかもね。
一方、基地のエプロン地区からは遠いため、滑走路中央付近で行われる捜索救助のデモは肉眼では見えません。
とは言え、この日もRWY28の滑走路運用でしたので、着陸機はかなり近くでみることができます。離陸機の殆どは、管制塔付近で大きくブレークする機体が多かったので、どちらかと言えば、離陸後の飛行展示を楽しむっていう感じでした。
“南会場”の売店は、ファミリー向けの会場という位置づけということもあって、かなり充実していました。
敷地内のゴミ収集やトイレの対応も、しっかりしていました。
続いて、南北の会場を移動するシャトルバスの車窓から見た様子をご紹介します。こちらは、RWY10 END付近です。この場所は徒歩で行くしかないので、雑踏を避けて、ゆったりと航空祭を楽しめるエリアになっていました。
RWY10 ENDを北側に回り込む辺りから、このように逆光になってきました。POOHは実際には撮影していませんが、やはり”北会場”ですと、飛行展示を撮影するのは、それなりに厳しそうですね。
とは言え、北側の滑走路付近は、こんなに人が沢山。
“北会場”に到着しました。
“北会場”は、ご覧のように、ピクニックシートが禁止なので、規定内の低い椅子、あるいは地面に直接座ることになります。
それと、”北会場”のエプロン地区からですと、航空機は思った以上に小さくしか見えませんでした。
とは言え、”北会場”では、地上展示や、飛行展示を行う航空機のウォークダウンなどの様子を間近に観れるので、航空祭っぽさを味わうなら、こちらのエリアがオススメということになります。
今年の”北会場”での注目イベントは、やはり、”X-2“の地上展示です。
1列づつ、順番に最前列に進むスタイルでしたので、子供さんたちも、カメラおやじ(お兄ちゃんたち)に邪魔されることなく、ちゃんと見学することができていました。
当日撮影した写真は、”FlyTeamのチャッピー・シミズ マイページ”(チャッピー・シミズは、POOHのハンドルネームです)で公開していますので、興味がありましたら、そちらをご覧下さい。
今回は、”ブルーインパルス“が不参加でしたが、”三沢基地“所属の米空軍機”F-16“の飛行展示があったので、パイロットのサイン会が行われていましたよ。
POOHが作ったアプリ”ココをマーク (Locuse)”を現地で動作確認した際のサンプルです。ご参考までに 。
るるぶ岐阜(’17) |
岐阜 |
るるぶ飛騨高山(’16〜’17) |
ホームページ”THE POOH FILES”にも是非お立ち寄り下さい。