最近、”スティーブ・ジョブズ 無謀な男が真のリーダーになるまで”を読んでみました
最近、”スティーブ・ジョブズ 無謀な男が真のリーダーになるまで (上)“と”スティーブ・ジョブズ 無謀な男が真のリーダーになるまで (下)“を読んでみました。
“スティーブ・ジョブズ氏”の死去から、ちょうど丸5年が過ぎたタイミングで、日本語版が発刊されたので、早速、読んでみました。ジョブズ氏の公式な評伝としては、ウォルター・アイザックソン氏による”スティーブ・ジョブズ 1“と”スティーブ・ジョブズ 2“が、あまりに有名なわけですが、今回、日本語版が発刊されたこちらの上下巻は、故人を長年に渡り取材してきたフォーチューン誌の二人の記者が、自身の取材記録や新たなインタビューなどに基づき、なぜ、世の中から変人扱いされ続けた男であり、嘗て2度も大きな挫折を経験した男が、どうして、いまやIT業界の頂点に君臨するアップル社を再建するまでの経営者になれたのか、というテーマで描いたビジネス書です。上巻は、ジョブズ氏がアップル社に復帰したあたりまで、そして下巻では、ジョブズ氏が死去した直後の葬儀までを、ジョブズ氏が次第に超一流のリーダーになる変化の過程を中心に描いています。上下巻ということもあって、本書はかなりの長編なのですが、上巻の後半あたりからは、内容的に面白さが増してくるので、その後は、下巻まで一気に読めてしまいました。POOHのような凡人には決して真似はできない人生なわけですが、少なくとも、本書を通じて、ジョブズ氏の偉大さを、改めて再認識できた一冊であることは間違いないと思います。自分自身も、立派な?経営者あるいは、クリエーターになりたいと思っている方は、是非、一読することをオススメしますし、出来れば、これからの人生を考えている大学生あたりの人にもオススメの一冊かと思います。ちなみに、下巻の最後の部分は、普通のビジネス書では、決して味わえない感動もあったりしますよ。
スティーブ・ジョブズ 無謀な男が真のリーダーになるまで(上) [ ブレント・シュレンダー ] |
スティーブ・ジョブズ 無謀な男が真のリーダーになるまで(下) [ ブレント・シュレンダー ] |
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