今年も、MCAS Miramar Air Show 2016に行ってきたぞ!! (7) “Hertz レンタカー” “サンディエゴ国際空港” 出発の大幅遅延と預け荷物未搭載
今回宿泊した“Holiday Inn San Diego Miramar – MCAS Area“を、10時頃にチェックアウト。
まずは、“Hertz”にレンタカーを返却します。ホテルから、”Rental Car Center“までは、順調にドライブできたので、所要時間は30分弱。ちなみに、こちらのセンターは、今年1月に完成したばかりですので、恐らくカーナビで目的地として設定できないかもしれません。そんな時は、すぐ近くにある”Port of San Diego“を目的地に設定すれば、センターは目の前ですので、迷うことはないと思います。
センターの敷地内に入ったら、”RETURNS”と書かれた標識に沿って移動すれば、返却エリアに迷わず向かうことができます。
今回は、”ハーツGoldプラス・リワーズ“で予約する際、満タン返ししなくても良いというオプションを選択したので、途中、ガソリンを給油することもなく、借りた時の状態のまま返却。返却時の手続きは殆どありませんでした。
行きの時と同様、専用バスで空港に向かいます。
“サンディエゴ国際空港“に到着。
出発まで、”Airspace Lounge“でしばし休憩。
こちらのラウンジからは、こんな風景を眺めることができます。
当日撮影した写真は、”FlyTeamのチャッピー・シミズ マイページ”(チャッピー・シミズは、POOHのハンドルネームです)で公開していますので、興味がありましたら、そちらをご覧下さい。
さて、いよいよ、日本に向けて出発です。
使用機材は、行きのフライトと同じ“B787”。
この日の天候はこんな感じ。現地スタッフの方の話では、3年に一度の暑さということでした。確かに、ニュース番組では、この日の暑さを危険、Red Flagと表現していたので、サンディエゴとしては異例の暑さだったんだと思います。
搭乗時の詳しいレビューは、”FlyTeamのチャッピー・シミズ マイページ”(チャッピー・シミズは、POOHのハンドルネームです)で公開していますので、興味がありましたら、そちらをご覧下さい。
この日の滑走路運用は、RWY09なのに、搭乗したJAL機はRWY27 ENDに向ってタキシング。
いくら待っても離陸することなく、END付近で待機。その後、2時間が経過した時点で、機長から、追い風が規定値を超えていたので、風向きが変わるのを待っていたが、その兆候がないので、一旦、スポットに戻ることにします、というアナウンスがありました。スポットに戻った時点で、出発時間を18時に決定したので、それまでラウンジなどで待っていて欲しいというアナウンス。(15ドルのミールクーポンを配布。)
18時15分、ほぼ予定通り、再度、スポットを離れ、当初の予定より5時間遅れで離陸しました。
いくら気候の影響で離陸が遅れたとは言え、5時間の遅れだと、成田空港に到着する時刻は22時になってしまいます。となると、成田から都心までの移動手段は極めて少なく、当初計画していた通りには行かなくなります。幸いJALが成田空港から臨時バスを運行したものの、この時間だと思うような乗り継ぎは期待できません。昼間でも不便な空港なのに、想定外に深夜到着となってしまうと、かなりの出費を覚悟しなくてはならないケースも。といった状況にも係わらず、JALサイドからは、なぜ、気候の影響で離陸を延期する必要があったのか、分かりやすい説明は一切なく、気候のせいなので、JALサイドもどうしようもないケース、と言わんばかり。こういう対応ですと、事実は気候が原因だとしても、乗客サイドは、着陸後の面倒を考えると、ろくな説明もないなかで、不満の持っていく場がない状況になってしまいます。ま、素人には理解できないテクニカルな話だとは思いますが、そういった乗りは、嘗ての医療現場と同様、患者は医者の言うことを聞いていればいいんだよ、っていうこと同じことになっちゃいますよね。はやり、何事も、トラブルが発生したら、速やかに事態に関する状況を開示するというスタンスが、いま風の常識だと思うんですが、如何でしょうか?JALさん?
しかし、この話には続きがあります。
後2時間ほどで成田に着陸するタイミングで、CAさんから、いきなり、スーツケース用の税関申告書をもう一通記入して下さい、というアナウンス。最初は何を言っているのか分からなかったのですが、ようやく、お客さん様のお荷物はサンディエゴに下ろしたので別送になります、という追加のアナウンス。エアラインサイドとしては、こういった際のプロトコルに沿って、ぎりぎりのタイミングでしから、こういったアナウンスはしないのかもしれませんが、いきなりの案内で、しかも、その理由も説明せずに、手続きの説明をいきなり始める段取りには、いくらなんでも疑問を感じます。
勿論、多くの乗客から、なぜ?という質問攻めが始まったので、仕方なく?機長から、離陸に必要な最大搭載量をオーバーしていたので、荷物を別送扱いにしました、という追加の説明がありました。つまり、サンディエゴの気候に大きな変化が期待できないことが早い段階で分かっていたので、乗客を一旦降ろした後、確実に離陸できるよう、預け荷物を全部降ろしたというわけです。
こちらが、成田空港に到着後、JALのグランドスタッフさんから渡されたペーパーです。以前、細かい状況は異なるものの、ANAさんも預け荷物を未搭載で出発したことを、着陸後にアナウンスしてゴタゴタした案件がありましたので、恐らく、こういった段取りは、エアライン業界の常識なのかもしれません。それに、もし、離陸前にアナウンスしてしまうと、逆に騒ぎになって終始を付けづらくなるので、着陸前後にアナウンスするのが常套手段なのかもしれませんね。
でも、仮に、サンディエゴ国際空港にいる時にアナウンスしてくれれば、空港あるいはラウンジにWiFiを利用して、日本あるいは最終寄港地にいる関係者に状況を伝えることで、次善の策を講じることができたビジネスマンもいたかもしれませんよね。やはり、顧客サイドに立っている企業なら、ゴタゴタは避けられないにせよ、乗客自身がトラブルに対処できる可能性を最大限に用意する、という考え方に立つべきだと思います。ま、今回の件、本質的にはJALさんのせいではないのは、重々承知しているのですが、それにしても、あまりに誠意のない顧客対応に、呆れてしまった次第です。
細かい経緯については、FlyTeamの搭乗レビューに掲載してありますので、興味のある方はご覧下さい。あくまでも、ユーザ視点のレビューではありますが、何せ、JALさんから詳しい説明がなかったので、一方向な内容のレビューになっていることをご了解下さい。それから、こういった顧客対応は、恐らく、JALさんだけのスタルではなく、エアライン業界全般のスタンスではないかと、個人的には思っています。普段、日本のエアラインを利用していると、あまり経験しないだけで、もしかすると、こういった案件は、海外のエアラインでは、ごく普通にあり得ることなのかもしれませんね。
また、今回の件を通じて、改めて、スーツケースには絶対に必要なアイテムを収納しない、ということを再認識しました。とりわけ、海外旅行や海外で仕事をする場合、スーツケースは自分と一緒に移動するとは限らないということを、エアラインサイドも、もっと積極的に事前アナウンスをすべきかと思います。やはり、何を言っても、機長(エアライン)にとっては、荷物よりも、乗客を目的地に運ぶことが最優先のミッションですからね。
POOHが作ったアプリ”ウインドソック WindSock”を現地で動作確認した際のサンプルです。ご参考までに 。
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