三沢基地航空祭 2016 (4) “三沢基地” 航空機展示飛行 前半
“三沢基地”航空祭 2016の飛行展示を、まずは午前中の部を中心にご紹介していきます。午後の飛行展示は、明日のTALKで。
当日撮影した写真は、”FlyTeamのチャッピー・シミズ マイページ”(チャッピー・シミズは、POOHのハンドルネームです)で公開していますので、興味がありましたら、そちらをご覧下さい。
午前中の飛行展示は、合計 6種類。こちらの飛行場は民間航空機との共用空港になっていますが、そもそも民間航空機の離発着数が少ないこともあって、とってもテンポの良い運びでした。出しモノが多いということもありますが、飛行展示の間が妙に待たされる国内の航空祭とは、スムースな段取りのためか、とっても気持ち良く飛行展示を楽しむことができました。
ただ、1点だけ改善してほしいことがあります。それは、スピーカーの音です。今回の航空祭では、エアバンド受信機の持ち込みが禁止でしたので、飛行展示の際は、スピーカーから流れるMCの声だけが頼りだったのですが、肝心なスピーカーの音があまり良く聴き取れなく、写真撮影のタイミングを図るのに苦労しました。スピーカーの音に関しては、国内の航空祭全般に言えることなんですが、出来れば、海外の航空祭みたいに、エプロン地区の数カ所に外部スピーカーを設置してもらえると有り難いです。ご検討、よろしくお願いします。
・オープニングフライト Opening Flyby
オープニングフライトでは、三沢基地 航空自衛隊所属の”第3飛行隊“から”F-2“と”T-4“、同じく三沢基地所属の”飛行警戒監視隊”から”E-2C“、アメリカ空軍 “第35戦闘航空団 – 35th Fighter Wing“所属の”F-16C/D“、そして、”VP-5, NAS Jacksonville, Florida, CPRW-11“(アメリカ海軍)から日本にローテーション配備中の”Mad Foxes”の名称で知られる”P-8A“が参加。P-8Aは、”Mad Foxes”のテイルアート付きにして欲しかったなあ。
まずは離陸シーンから。
・空中消火活動展示 Aerial Fire Fighting Demo
三沢基地 三沢ヘリコプター空輸隊の”CH-47J” チヌーク。デモとしては、かなり地味めですが、こういった消火活動が活かされる場面もあり得るわけで、実際に目標に向けて大量の水を一気にかけるのって、とっても難しいんだと思います。
・捜索救難展示 Search & Rescue Demo
“秋田分屯基地” 秋田救難隊から参加した”U-125A“と”UH-60J“による航空祭定番のデモンストレーション。こちらのデモも戦闘機の飛行展示と比べると地味ですが、昨今の異常気象に伴う災害の現場では、こうしたミッションを実践することで人命救助しているんですよね。
・模擬空対地攻撃・空包射撃 Simulated Ground Strafing & Vulcan Air Defense System Simulated Firing
三沢基地所属のF-2 3機によるアタックを、地上に設置された三沢基地所属の”第6高射群“のバルカン砲で迎え撃つというシナリオ。現実には、こういった兵器を使用することのないよう祈るばかりです。
フォーメーション・テイクオフって、いつ見ても格好いいですよね。
・F-15機動飛行展示 F-15 Maneuver Demo
“千歳基地“所属の”第2航空団“から”F-15J“が華麗な機動飛行を披露。ちなみに、先日の千歳基地航空祭で行われた飛行展示よりも、今回の方が数段良かった感じ。今回は、テイルアートがヒグマの横顔なので、”第201飛行隊“が参加してくれました。
・F-2 航過飛行展示 F-2 Flyby
三沢基地 航空自衛隊所属の”第3飛行隊“から”F-2“によるフライバイ。フライバイとは言っても、3機による編隊飛行でしたので、それなりに見応えはありましたよ。
こちらは、POOHが作ったアプリ”空港ファン AirportFun”を現地で動作確認した際のサンプルです。ご参考までに。
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